1983年『 ワイルド・シングス・ラン・ファースト 』リリースに伴うワールド・ツアーに向けて、同年2月20日ロサンゼルスのA&Mスタジオで行われたドレス・リハーサルの模様をお聴き頂けるアイテム。何といってもこの直後に全7回のジャパン・ツアーが行われており、序盤”Free Man In Paris”からのおおまかな流れはまさにあの感動の来日公演を思い起こすもの。そしてメンバーももちろん来日時と同じで、当時ジョニの夫だったベーシストのラリー・クライン、キーボードはイエロー・ジャケッツのラッセル・フェランテ、そしてギターにマイク・ランドゥー、さらにドラムがヴィニー・カリウタと、彼女の長いキャリアの中でも最もタイトでロック色の強い演奏を披露。特に前任のパット・メセニーに比べ、ランドゥーのギター・サウンドがロック・フレイバーに満ちており、過去の作品をかなりハードな印象に。また『 ワイルド・シングス・ラン・ファースト 』のナンバーはもちろん、マーヴィン・ゲイの「悲しいうわさ」などのカバー・アレンジも素晴らしく、このあたりでもランドゥーとヴィニー・カリウタは相変わらずタイトなロック・サウンドでバックを引き立てている中で、要所ではジャズ・エッセンスもちりばめたジャッジーなプレイを披露。ジョニのキャリアの中でもロック・ファンにとっては最も聞き応えのある時期だけに必聴。

・Tracklist

[Dress Rehearsal at A & M Studios, Los Angeles, CA February 20th 1983]

DISC ONE：01. Cotton Avenue/02. Coyote/03. Free Man In Paris/04. Edith And The Kingpin/05. I Heard It Through The Grapevine/06. Precious Love/07. Shine Your Light On Me Miss Liberty/08. God Must Be A Boogie Man/09. For Free/10. Big Yellow Taxi

DISC TWO：01. A Case Of You/02. Amelia/03. Raised On Robbery/04. Help Me I'm Falling/05. Ladies' Man/06. Anima/07. Refuge Of The Roads/08. (You're So Square) I Don't Care/09. Solid Love/10. Down At The Chinese Cafe

・Type：Soundboard

海外コレクターズ新品です。画像等よくご確認頂き、ご理解のうえでお願い致します。