プリスティンとしては2011年にファースト・アルバム「DETOXING」を『Blues News Records』よりリリース。ジャニス・ジョプリンやアレサ・フランクリンを彷彿とさせる、力強くも妖艶なヴォーカルを中心に据えた本格派のブルーズ・ハード・ロックを聴かせるこのアルバムは、この手の音楽を好むマニア層の間で話題を呼んだ。2013年には彼ら自身のレーベル『Pristine Music Production』よりセカンド・アルバム「NO REGRET」を、2016年には同じく『Pristine Music Production』よりサード・アルバム「REBOOT」をリリースしている。「REBOOT」を発表した頃には、彼らの名前は北欧やヨーロッパ大陸はもとより、海を隔てたアメリカの熱心な音楽ファンの間にも浸透していた。その「REBOOT」発表に伴い、彼らはスウェーデン/アメリカ/フランスの多国籍バンドであり、音楽面でも共通点の多いBLUES PILLSのサポート・アクトとしてのツアーに出発、ヨーロッパ大陸を巡演した。その機会をきっかけとして、彼らは世界最大のヘヴィ・メタル・レーベルの1つである『Nuclear Blast』と契約を結び、通算4枚目のアルバム制作に取り掛かった。