■夜の王者■Nikon Noct-NIKKOR 58mm F1.2 Ai-S■9枚羽根■希少な過渡期モデル ■夜を支配する伝説のレンズ■
■ 熟練工による「再現できない職人技の結晶」
ニコンの歴史において、これほどまでに神格化されたレンズは他にありません。開放F1.2という驚異的な明るさを誇りながら、点光源の歪み「サジタルコマフレア」を徹底排除するために生まれた、究極の専用設計レンズです。採用された「手削り非球面レンズ」にあります。当時の技術では大口径非球面レンズの量産は不可能であり、熟練職人が一枚一枚、膨大な時間をかけて手作業で研磨し、極限の精度を追求しました。採算を度外視して作られた、まさに「ニコンの矜持」が宿る逸品です。
■ 希少な「18万番台」Ai-S 過渡期モデル
本個体はシリアル番号 186791、最小絞り値がオレンジ色の「16」となっている Ai-S仕様 です。一般的に19万番台からとされるAi-Sですが、本機は製造時期が切り替わる直前の、極めて珍しい「初期Ai-Sモデル」に該当します。
贅沢な造り込み: 後期ロットでは生産効率化により一部パーツが簡略化される傾向にありますが、この時期のモデルは鏡筒内部に至るまで肉厚な真鍮(ブラス)パーツが惜しみなく投入されています。手にした瞬間に伝わる「塊感」と重厚さは、もはや工芸品の領域です。
極上の操作感: 手作業の比重が極めて高かった時代の個体ゆえ、ヘリコイドのトルク感や絞り環のクリック感は非常に緻密。しっとりと指先に吸い付くような正確なフィーリングを堪能いただけます。
■ 9枚絞り羽根による究極のボケ味
本機は、夜景描写に定評のある 9枚絞り羽根 を搭載したAi-S版です。
総生産数はわずか数千本に留まります。
初期Ai版(7枚羽根)では絞り込むと光斑が多角形になりがちですが、本機は絞っても玉ボケが真円に近い形状を維持。背景のボケ味は極めて柔らかく滑らかで、夜景ポートレートにおいて圧倒的な描写力の差を見せつけます。
■ 光学性能と資産価値
サジタルコマフレアの追放: 周辺部の点光源の滲みを驚くほど抑制。「点」を「点」として写し出す、当時の設計者の執念が凝縮されています。
絶滅危惧種のコンディション: 発売から40年以上が経過し、良好な光学状態を保った個体は年々減少しています。
■ 歴史的工芸品としての総括 ■
現代のレンズでは決して再現できない職人技の結晶。希少な初期Ai-S仕様、かつグッドコンディションを維持した本個体は、世界中のコレクターが渇望する「至高の資産」と呼ぶに相応しい一品です。
■ コンディション:
ずっと防湿庫の中で保管しました。ボディの使用感は非常に少なく、摩耗しやすいマウント部も非常に綺麗な状態を維持しております。
自然混入の微細な塵がございます。光学系のキズ、カビ、クモリもなく、撮影に影響になるような要素はございません。
※注意事項※
※あくまで中古品です。神経質な方、クレーマー気質の方、新品同様の完璧な状態を求める方はご購入をご遠慮ください。
商品説明と掲載写真に相違がある場合は、写真を優先いたします。
付属品については、画像に写っているものが全てとなります。