【 34年の時を刻む超・貴重ヴィンテージ 】
名門「パトリアッシュ」の古酒のなかでも、コンディションも抜群によい
優良古酒の出品です。
黄金の丘「コート・ドール」の34年熟成は、
ブルゴーニュの神髄とも言える、ストラクチャーとフィネスが存分にお楽しみ頂けます。
ブルゴーニュワインの中心地である「ボーヌ」は、
古代ローマのカエサル(紀元前100年-紀元前44年)が建設に着手した城塞都市。
現在も中世ヨーロッパの面影を色濃く残す、石畳の美しい街です。
城壁に囲まれたボーヌの旧市街は、半径わずか400メートル程度ですが、
街の南側にあるオテル・デューの幾何学模様の屋根は世界的に有名です。
ブルゴーニュを旅する方の多くが、
この景観に感動を憶えることでしょう。
「ボーヌ」とは、また
『ブルゴーニュワインの首都』。
レストランやホテルなどその全てが、ワインの為に存在する町。
聖地「コート・ドール」の中心に位置しており、全AOCの7割に相当する42もの1級畑を擁し、生産量が最も多いA.O.C。
穏やかなミクロクリマ(微気候)によって、芳醇な果実味と滑らかでまろやかなテクスチャーを特徴とする上質ワインが数多く生まれます。
「サヴィニー・レ・ボーヌ」とは、『ボーヌの傍ら』という意味を持ち、コード・ド・ボーヌ地区の北部に位置するエリア。
ワイン造りは10世紀頃から始まっていたと言われ、
中世にシトー派修道会が大規模に開拓したことで盛んとなりました。
全生産量の9割を赤ワインが占め、
繊細さと果実感の調和が取れた上品さが特徴のピノノワールが造られます。
1991年は、見落とされがちなヴィンテージですが
聖地「コート・ドール」では
素晴らしいピノノワールが実った
当たり年。
凝縮した旨味を伴う果実味
上質できめの細かいタンニン
酸の見事な調和が取れた
気品に満ちたブルゴーニュの
偉大なるヴィンテージです。
34年の時を刻み飲み頃。
じっくりと時間をかけて堪能したい貴重な古酒です。