
自宅保管の品です。大変美品ですが、古いもので経年変化はございます。
ご理解頂ける方にご入札をお願い申し上げます。
臼井 宥文
ニュー・リッチの世界
毎日のように上場企業の社長と食事をする年収3億円の女性ファン
ドマネージャー。ストックオプションで突如、数億単位のおカネを手にした元・
契約社員女性。不況の最中にもかかわらずクルーザーとフェラーリを買うサラ
リーマン。節税対策に1機50億円のプライベートジェットを購入する起業家。暇
つぶしのためにアメリカのスーパーマーケットチェーンを買収した企業オー
ナー。国内には目もくれず、海外の名門校を目指すニューリッチの子どもたち。
いまの日本に誕生したニューリッチたちは、いったいなにを考え、どんなサー
ビスを求めているのか。「富裕層マーケット」という言葉をつくりだした著者
が、国内国外を問わず富裕層たちから見聞きした経験をもとに、彼らの意識に迫
る。
「本当に豊かな国」はニュー・リッチがつくる。毎日のように上場企業の社長と食事をする年収3億円の女性ファンドマネージャー。ストックオプションで突如、数億単位のおカネを手にした元・契約社員女性。不況の最中にもかかわらずクルーザーとフェラーリを買うサラリーマン。節税対策に1機50億円のプライベートジェットを購入する起業家。暇つぶしのためにアメリカのスーパーマーケットチェーンを買収した企業オーナー。国内には目もくれず、海外の名門校を目指すニュー・リッチの子どもたち。いまの日本に誕生したニュー・リッチたちは、いったいなにを考え、どんなサービスを求めているのか。「富裕層マーケット」という言葉をつくりだした著者が、国内国外を問わず富裕層たちwealthy classから見聞きした経験をもとに、彼らの意識に迫る。
第1章 富裕層をどう捉えるか?
第2章 ニュー・リッチの登場
第3章 ニュー・リッチの世界
第4章 ラグジュアリー消費
第5章 ニュー・リッチの教育事情
第6章 新・上流社会の暮らし方
第7章 本当に豊かな国へ
レビューより
超富裕層の生活、世界。
知りませんでした。知らないで、家庭や学校で教えられたような経済法則や生活倫理を信じて生きているのが幸福なのか。はたまた、そういう刷り込みとは別の世界、生き方、交流があることに気がつき、それを手に入れて生きるのが幸福なのか。本書は、平均的な庶民に、世界レベルでの格差、搾取、また教育による格差を、これでもか、というほど具体的に描いていて、目からうろこが落ちる思いです。庶民はやはり小金持ちとか、プチ富豪レベルの価値観、生活が身の丈にあっているような気もする一方、超リッチな世界で
生きていくのも、たぶん、それなりの気苦労があるのかもしれませんね。
本書は、そういった超リッチ階層の心の世界を垣間見ることはしていませんで、生活、趣味、価値観、経済法則からの自由などどっちかというと物理的な面を詳しく描き出しています。中盤に懇切丁寧に解説している富豪子息教育のすごさ、と富裕層マーケティングは読んでいてとっても面白いです。
自らが超リッチになれなくても、富裕層向け事業を仕掛けるということは庶民にも可能なのでしょうか。でも、リッチな視点をもっていないと、なかなか満足させられないかもしれませんね。