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mail to inquiry about the whetstones・サイズ 21.6 x 6.8 x 5.9cm
・重量 1,960g
現在の福井県で産出された砥石で、幻の砥石と呼ばれるに相応しい砥石です。
江戸時代の中期から昭和中期まで露天掘りによって採掘されていた鉱山で、超硬の砥石から
激軟質の砥石まで非常にバラエティに富んだ砥石が産出されていました。用途は主に刀剣用の
改正砥石として使用されていました。改正砥石いう呼び名は中荒砥石や中砥石で付いた傷を改正
するという意図で使用されている名称で、特に産地を表す意味ではありません。他には山形県の
風間砥石も改正砥石と呼ばれます。何故か、新潟県と山形県の県境で採掘される砥石だけは
改正砥石という名称で通っています。この砥石は正に改正用の砥石で、刀剣研磨には欠かせない
砥石でした。昭和30年代の後半にこの砥石が採れなくなるという話が広まった時に、知り合いの
砥石店ではそれまで年に2,3丁だった注文が一気に増え、一か月程で30丁あった在庫が
売り切れになってしまったとの事でした。現在は埋め戻されていますが、坑道での採掘で、寺中砥石
として販売されていた方がいらっしゃったようです。しかし、それも最近では耳に入って来ませんので
恐らくは採掘を止めたのではないかと考えています。包丁でも、鉋、鑿でも他の中砥石で代用
出来ますので、この砥石はコレクター向けの砥石と言って良いと思います。
【乾いた状態】
【濡らした状態】
【乾いた状態】
【濡らした状態】
他にも多数ございます。お店は
こちら【天然砥石の使い方】もご一読ください。
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