9240円。2003年。速見融編
中古。表紙裏表紙に傷み汚れあり。他に書き込みや目立つ汚れなど無し(出品前に一通り確認していますが、見逃しがございましたらご容赦下さい)。
紹介文
歴史人口学と家族史の発展に多大に寄与しながら未邦訳の最重要文献を精選。歴史人口学成立期の模索とその革新性を伝えるローゼンタールの論文、ミクロ資料の活用から新境地を開いたアンリの重要論文、「前工業化期北西ヨーロッパ型世帯構造」を発見し、近代化・経済体制と家族構造の関連を示唆するヘイナルの諸論文を始め、この分野のエッセンスと学問としての先進性を初めて提示する必備書。
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梱包について
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もくじ
第一部 歴史人口学とは何か ―― 資料・目的・方法
第1章 人口史から歴史人口学へ ―― 1945-1958のフランス P-A・ローゼンタール （速水融訳）
第2章 歴史人口学の展開 斎藤修 （中里英樹訳）
第二部 プリンストン・プロジェクト ―― ヨーロッパにおける出生力低下の探究
第3章 18世紀以降の出生力低下 A・J・コール （小島宏訳）
第4章 出生制限グループの先駆 M・リヴィ＝バッチ （速水融訳）
第5章 人口転換と乳児死亡率 F・ヴァン・デ・ワラ （黒須里美訳）
第6章 人口転換期の都市・農村間の出生力の差異 A・シャリーン （高橋美由紀訳）
第三部 歴史人口学の成果 ―― 家族復元法とは何か
第7章 自然出生力とは何か L・アンリ （木下太志訳）
第8章 家族復元法によるイングランド人口史 E・A・リグリィ / R・S・スコフィールド （山本千映訳）
第9章 前工業化期イングランドの婚姻出生力 C・ウィルソン （友部謙一訳）
第四部 家族史 ―― 家族・結婚・奉公
第10章 世帯構造とは何か
E・A・ハメル / P・ラスレット （落合恵美子訳）
第11章 ヨーロッパ型結婚形態の起源 J・ヘイナル （木下太志訳）
第12章 前工業化期における二つの世帯形成システム J・ヘイナル （浜野潔訳）
解題
参考文献
図表一覧
事項索引
人名索引
執筆者紹介
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