JEFF BECK - TOKYO 2015(プレス2CD)
Wardour-155
Live at Zepp Tokyo, Tokyo, Japan 25th September 2015 ULTIMATE SOUND(from Original Masters)
★超高音質です。
2015年ジェフ・ベックの“Live In Japan”が登場です。昨年の全国的なジャパンツアーも記憶に新しいところですが、今回は「Blue Note JAZZ FESTIVAL in JAPAN」出演のための来日で、東京・大阪のみクラブハウス規模のスペシャル・ギグが実現。本作は、全3回のうち初日の「2015年9月25日ZEPP TOKYO公演」を収めたオーディエンス・アルバムです。先日、ギフト・タイトルでも「ZEPP TOKYO 2015」がリリースされましたが、本作はそれより1歩遅れて届いた別録音。もちろん、録音者本人の提供によるオリジナルマスターをダイレクトに使用しました。
「ZEPP TOKYO 2015」も極端に素晴らしい録音でしたが、本作は輪をかけて凄まじいクリアサウンド。「ZEPP TOKYO 2015」は、ウルトラクリアな中にもビビリ寸前までの低音がド迫力でしたが、比較すると、こちらは均整の取れたバランスで中・高音がグッと前に出てきている。もちろん、低音が痩せているわけではなく、ベースにしても太く支えるより1音1音のピッキング・ニュアンスが鮮明なタイプなのです。このサウンドで活きるのが、本作の主役はジェフ・ベックその人。「ZEPP TOKYO 2015」では、ふくよかな低音の中から切り込んでくるイメージでしたが、こちらはギターが全楽器を従えるような明度。より細部までギターサウンドが際立ち、ヘッドフォンで聴いているとまるで耳元で弾いているような錯覚を覚える。現場の体験者は「ギターサウンドがとにかくデカいのに美しかった」と語っていましたが、まさにその言葉通りのサウンドが耳に流れ込んでくる、まさに永久保存のプレスCDに相応しい録音なのです。
そんな“ギター用録音”とも言えるサウンドで鳴るトーンは、まさに絶品。各楽器の混沌したサウンドの中から姿を表すオープニングの「Even Odds」からして、いきなりのキレッキレです。シンセサウンドが築く音世界の中で変幻自在なギターが舞い踊り、ベースとドラムがダンスのパートナーを務めるかのよう。ダンスのリードは常にギターが執っていきますが、それにただ付き従うだけではないベースの自在ぶりまでクッキリと聞こえる見事なサウンド……。本当に惚れ惚れする逸品です。
2014年の来日公演は、オフィシャル作品「LIVE IN TOKYO 2014」ともなっていますが、今回のツアーは同じバンドにヴォーカルのジミー・ホールを加えた形式。前回ツアーから引き継がれたインストが10曲、ヴォーカル曲が7曲、そこに先述の「Even Odds」「Lonnie On The Move」「Nadia」を加えたショウです。耳を惹くのはヴォーカル・ナンバーでしょうか。ジミー・ホールはロックの伝統に則った熱い歌いっぷりで、それが常にギターの可能性を更新していくジェフと絡むことで独特の世界観を醸している。ギフトの解説にも書きましたが、“感性で聴く”インストに対し、“感情で聴く”ようなコントラストが描かれ、ショウ全体に大きな起伏を生んでいるのです。
そして、やはりインスト群も聴きもの。昨年ツアーと同じ曲も多いため、あの記憶が鮮烈に蘇るわけですが、その印象が強烈だからこそ、どこか違う感覚にも襲われる。昨年のツアーはホールクラスでしたが、今回はクラブ規模のスペシャル・ギグ。その密着度・親密度がケタ外れなのです。アンプから出るヒスさえも響き渡るような静寂、その場でたゆたう空気の振動さえも伝わってくる生々しさ。凄まじい高音質ぶりも相まって、ジェフとスタジオに入って自分のためだけに弾いてくれるような密室感があるのです。
わずか3回だけとなった2015年のジェフ・ベック。“2014年の続き”でありながなら、またひと味もふた味も違うライヴアルバムです。昨年の逸品タイトル群の兄弟作として聴くも良し、最先端をジェフと共に歩むも良し。その最高の供となる1本です。い。
★オリジナル・リリースは2015年10月です。30セット限定の特別企画
★本タイトルのギフト・リリースは初です。最高音質盤
Disc 1 (57:35)
1. Intro 2. Even Odds 3. Hammerhead 4. You Know You Know 5. Stratus 6. Morning Dew
7. A Change Is Gonna Come 8. Yemin 9. Lonnie on the Move 10. Nine 11. Nadia
12. Little Wing
Disc 2 (47:02)
1. 'Cause We Ended as Lovers 2. Superstition 3. Big Block 4. A Day In The Life
5. Corpus Christi Carol 6. Rollin' and Tumblin' 7. Going Down 8. Danny Boy
9. The Thrill Is Gone
Jeff Beck - Guitar Nicolas Meier - Guitar Rhonda Smith - Bass Jonathan Joseph - Drums
Jimmy Hall - Vocals, Harmonica