果てしなきスカーレットのムビチケカードです。
入場特典目当てに4枚購入し
ネットでこき下ろされたためか大爆死で
初週で上映回数減りまくり4枚をいかに使い切ろうかと3枚使い切ったところで
入場特典が決定し、4枚目を使って一番好きな時かけの色紙目当てで行ったら夏戦争先輩でしたアアア。
オクで落とそうかと思ったら時かけ高えよやっぱ。
悪評にも関わらず観に行って気に入った人いかがっすか?
悪評吹きまくった人にも言いたいことがあるけど
ハムレットエアプが多すぎじゃろ。
事前情報で細田守監督は復讐劇を謳い文句にして
ハムレット引用があるのはパンフでの解説からわかるようになってるけど
自称ハムレット通がユーチューブで大量発生して
ハムレットと果てスカとの違いが解説されてるされてる有り様だけど
普通に色んな作品からインスパイアがあるのが見て取れたのに
自称ハム通はハムレットしか知らんのかよと。
冒頭の朽ちた鎧とスカーレットの対話は
荘子の髑髏問答や復活の日の髑髏問答だし
ダンテの新曲地獄門の引用、盗賊が盗賊に合う下りなぞは羅生門を思わせるし
ストーリーはもののけ姫とヴィンランド・サガにハムレットの登場人物を割り当てた感がある。
聖はアシタカ、スカーレットはサンとトルフィン、クローディアスはスヴェン王とアシェラッドの混合
王の肖像画の前で絵を破り捨てられる下りや王が挟み撃ちにされたりするカットは
舞台演劇の演出を取り入れセリフも舞台風で
現代の作品はテンポ重視で相手の話に割り込むことが多々あるけど
舞台演劇は遠くからでは表情の変化がわかりにくいから
説明的な口上を述べてるわけでそれをアニメに取り入れたら棒読み扱いとか
シェイクスピアって舞台演劇作家であって小説家ではないのに
設定の違いだけで批判するってハムレット通とやらは
舞台演劇は見てなくて本でしか読んでないのかと。
仇が常世で死者を率いるとこはマッドマックス4のイモータン・ジョー、
ハゲのおっさんはジークンドー的な渋い技使ってたし
古今東西の鎧や兵器出てるし
ある程度作品を見てる人なら引用ネタで裏設定は説明不要なのに
否定的な人は設定が薄っぺらいとかアクション、戦闘シーンが貧弱と言われよう。
天罰ではなく仇討ちなされた方が良かったなあという不満はあるけど
最後の別れのシーンは時かけのセルフオマージュだったから嫌いにはなれなかったよ。
ネタバレ?
前売り券買わずに映画見て気に入った人しか使用済みチケットには興味持たないでしょ。