Arturia MicroBruteのフェーダー、ノブをレストアした一品です。

当時のArturia製品のツマミやコントローラーパーツは経年劣化により

表面塗装が加水分解し、ほぼ例外なく、ベタつきや最悪パーツ自体がひび割れを起こすなど

決してクオリティーが高いものではありませんが、本機は全てのツマミを高品質なパーツに載せ替えてあります。

MicroBruteオリジナルのデザイン性を崩すことなく、ライトグレーのノブで纏め、アクセントとしてフィルターのカットオフのツマミのみ
一回り大きいホワイトのノブにしました。

エンベロープのフェーダーノブも、オリジナルパーツは加水分解を起こし、割れ、カケが発生してる個体が多くありますが、
本機はより大型のクオリティーの高いノブに交換してあります。

ピッチ、モジュレーションホイールはオリジナルのままですが、表面に塗装されていたラバーコーティングを剥がして
劣化防止を施してあります。

パッチケーブルは使い勝手とクオリティを重視し、コルグ製のものに交換。

ACアダプターもオリジナルは品質が良くなかったので、オリジナルと同規格、出力の日本エレクトリ製のものに交換してあります。

以上の変更により、オリジナルとは比較にならない程、今後も安定したコンディションで楽しめる一品です。

MicroBruteは大変コンパクトなモノシンセですが、アナログVCOによるコシのあるオシレーター、
Steiner-Parker フィルターとBrute Factorによる澄んだ音から、叫びのような強烈な音まで変幻自在かつ、
外部CV対応、パッチングもできますので、アイデア次第で様々なサウンドを楽しめます。

オシレーターもノコギリ波、三角波、パルス波などを自在にブレンドでき、各波形に対して専用のモジュレーションを装備。
サブオシレータもありますので、ベース等の太い音も得意です。
（個人的にはこいつのスッピンのノコギリ波がライブでもオケに埋もれず、とても抜けてくれるので、
一番好きですが）

ノイズが搭載されていないとよく言われますが、エクスターナルインプットに外部からノイズを突っ込めば、
他のシンセ同様にノイズを混ぜた音作りも問題なく可能です。

少ないながらも要所を押さえたパッチングも可能ですので、外部からCV信号取ってフィルターカットオフをトリガー
させる等、アイディア次第で様々な事が可能です。


商品内容は以下となります、
・MicroBrute本体
・コルグ製パッチケーブル（黄）2本
・エレクトリ製ACアダプター
・元箱

元箱に納め、上から多重にエアキャップ（プチプチ）にて厳重に梱包の上、
お届けします。