
ご覧いただきありがとうございます。
レトロチョコレートのウェブサイト
『20年前のチョコレートのメニュー』の管理・運営をしています。ひろと申します。
終活の一環として、
長年収集してきたパッケージコレクション約5,000点を、
次世代のコレクターさまのお手元に届けるため、順次出品してまいります。
どうぞよろしくお願い致します。
【商品】
森永ミルクチョコレートの空き缶
チョコレートはありません
【流通年】
1930年代(昭和初期)
【サイズ】
約23㎝×22㎝×6㎝
【コンディション】
表面印刷 ボロボロです。
その他 サビサビです。
【説明など】
かつて日本が近代化の熱気に包まれていた昭和初期。
森永製菓は洋菓子の夢を胸に、国産ミルクチョコレートを世に送り出しました。
その時代に生まれたのが、この大容量60包入りのブリキ缶。
側面には右から左へ読む「トーレコヨチ ミルク(ミルクチョコレート)」の文字。
今日では失われた旧来の横書き法が、戦前の息づかいを今に伝えます。
天面の「MORINAGA’S」の所有格は、海外への憧れと輸出志向を象徴する戦前ならではの誇り高い書体です。
この缶が店頭に並んだ頃、日本はまだ平和を信じ、未来を夢見ていました。
その後、戦争と原料統制によって本格的チョコレートは姿を消し、このデザインも歴史の中へ。
90年近い歳月を経ても、重厚なブリキと深いブラウンの光沢は健在。
時代を超えて残ったこの一缶は、単なる容器ではなく、甘い記憶と希望を封じ込めた昭和洋菓子文化の証言者です。
コレクションや店舗ディスプレイ、インテリアのアクセントとして。
当時を生きた職人と子供たちの夢が詰まった、二度と作られない森永チョコレートの名品をぜひ手にしてください。
戦前の甘い夢を、そのままの姿で。
この一缶は、昭和という時代が残したかけがえのない物語です。
【送料】
出品者負担(落札者様に追加料金は発生しません)
補足:落札後に送料が予想以上にかかると感じられる方が多いようでしたので、送料はすべて出品者が負担いたします。安心してご入札ください。
【発送方法】
匿名配送(ゆうパック)
【梱包について】
水濡れ防止・折れ防止を徹底して梱包します。
【取引に関するお願い】
大切に保管して参りましたが、経年による劣化や折れ、擦れ、ムシレなどがあります。
ノークレームノーリターンをご了承の上で入札をお願い致します。
【出品にあたっての思い】
チョコレートパッケージを大切に保存していただける方にお譲りしたいと思います。
【価格設定】〝自分なら買う‘’というレベルで設定しています。
貴重な歴史的資料レベルのものは、転売などでの痛みを防ぐため、ちょびっと高く設定しています。
ご理解の程お願いいたします。
【宣伝】
コレクションの一部は、神戸のフェリシモチョコレートパッケージミュージアムに寄託保存しています。ここは数年前にできた博物館で、日本で唯一のチョコレートパッケージ専門の博物館です。こちらの方にお越しの際は、是非ともご来場いただきたくお願いいたします。