
★amzon登録なし、オークションで全く見かけない、極めて貴重な参考書です。
ぜひこの機会にご落札ください
・商品の状態
見る限り書き込みはありません。タバコ臭ありません。
・1996年7月25日 初版発行
●はしがき より抜粋
本書は、「日本史B・必出史料問題講義」というタイトルで私が予備校で行った特別講義をまとめたものです。
最近の入試問題で史料問題の占めるウェイトは大きくなる一方で、4題に1題は出るというところまできています。
これほど重要な分野であるのに、「史料の文章は難しい、見るのもいや」と、尻込みをする受験生が実に多いのに驚きます。
しかし、こういう諸君は史料問題というのが実は非常に学習効率のよい、点を確実に上げられるウマミのある分野であるということを忘れています。
■菅野 祐孝(かんの ゆうこう)
先生について
両国予備校、早稲田ゼミナール、武蔵高等予備校、S.P.S(スーパー・プレップ・スクール)、代々木ゼミナール等 多数の予備校で講師としての教壇活動と10年に及ぶ大学受験ラジオ講座講師(旺文社)などを経て、現在 代々木ゼミナール個別指導スクール講師。
『立体パネル』と呼ばれる板書を用いた授業で知られ、特に1980年代~1990年代の大学受験界に多大な影響を及ぼした。
-350人は入れる大教室は, 立錐の余地なく生徒で埋め尽くされる。チョーク1本と創造力を武器に教壇に立つ菅野先生のロからは, 軽快かつスピーディに歴史用語がポンポンと飛び出てくる。ある生徒は, このテンポがたまらないのだと語ってくれた。 普通の参考書では頭に入らない知識が,先生の講義を聞くことでしっかり頭に入るのだという。 「講義の本質は,生徒にいかに勉強のキッカケを 与えてあげられるかなんです」。そして,講義には誠意が何物にも勝ると語ってくれた。生徒の人気を一極集中する菅野日本史の魅力の源泉を探り当てた思いがした。
他校の予備校生も混じっての超党派的教室に, 鮮やかに歴史を再構成していく講師の軽快 な声が響く。爆笑が句読を打つ。
「受験生の一途な姿を見ていると, なんとしてでも彼らを大学に合格させてやらねばという思いに駆られますね。悩みはつきません」と語る講師 の言葉に,
受験界で伝説的になっている“菅野流立体パネル(板書)”誕生の秘話を聞く思いがする。
『実況中継』シリーズ プロフィール欄より
著書に『菅野日本史B講義の実況中継』,『菅野の日本史B講義録』,『菅野の日本史〈B〉立体パネルForever』,『菅野祐孝の日本一おもしろい日本史』,『完全MASTERセンター試験日本史B』,『大学受験 ココが出る!! 日本史Bノート』,『センター日本史 (文化史)』,『日本史10分ドリル』,『日本史オール・イン・ワン』ほか多数。
早わかり日本史B (中継新書) 菅野祐孝/著