
こころの科学212号 2020年7月号●ひきこもりに現場で向き合う
出版社 : 日本評論社 (2020/6/17)
ムック26cm : 144ページ
ISBN-10 : 4535141126
ISBN-13 : 9784535141124
長期化・高年齢化するひきこもり問題にどう向き合うか。多様な現場の取り組みを伝え、ひきこもり支援とは何かを明らかにする。
●巻頭に
「コロナの時代」を生き延びる………青木省三
■ 二宮貴至=編
【特別企画】ひきこもりに現場で向き合う
▼今、ひきこもりをどう捉えればよいのか
「ひきこもり」という記号の限界………小野善郎
ひきこもりに対するこれまでの支援と今後の課題………近藤直司
ひきこもりに対する地域支援………辻本哲士
支援の枠組みに関するこの10年の変化………太田順一郎
地域精神保健の現場からみたひきこもりの現状と課題
ーー8050問題の本質を考える………原田 豊
不登校とひきこもり
ーー学校が子どもたちを傷つけていないか?………和久田学
不登校からひきこもりへの移行
ーーその要因となるもの………杉山登志郎
▼エッセイ
ゆきかきとこだまーー居場所に佇む………二宮貴至
▼「私」を見出し「明日」につなぐ現場の支援
地域における困難事例の対応
ーー家族支援から当事者に向き合う………波床将材
「地方」でのひきこもり支援
ーー当事者と地域の強みを活かす就労支援………山崎正雄・公文一也
8050事例を支援する………山下倫明
医療現場で出会うひきこもり………桑原 斉・池谷 和
ひきこもり本人と共に生きる家族からの相談………境 泉洋
生きづらさを抱える人たちへのソーシャルワーク
ーー精神保健福祉士(PSW)として「そこにある」ことに向き合う
………池田千穂
ひきこもり地域支援センターにおける当事者のピア活動
………金谷尚佳・井川大輔
■論説
ためこみ症治療における動機づけを高める工夫………五十嵐透子
■特別対談
トラウマと声・身体………斎藤 環・宮地尚子
■連載
精神分析と脳科学が出会ったら?(5)
「科学的心理学草稿」におけるこころの神経モデル………加藤隆弘
子どもから大人が生まれる時(3)
子どもは芸術家………森口佑介
そだちとそだての道しるべ(8)
非常事態の中で、子どもたちをいかに守るか………笠原麻里
メンタライゼーションとは何か(9)
新型コロナウイルス時代のメンタライゼーション………池田暁史
もう一度カウンセリング入門(4)
言葉の意味………国重浩一
■ほんとの対話
工藤晋平『支援のための臨床的アタッチメント論』………藤川洋子
渡邊拓也『ドラッグの誕生』………野口正行
福森 伸『ありのままがあるところ』………中島由宇
■こころの現場から
施設職員の専門性とは(児童養護施設)………楢原真也
「実はそれ、私が作ったんです」(精神科訪問診療)………青木 藍
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