「E.C.W」:European Company Watch 「 PANHARD F11 4051 ST 」 AC Blue
ヨーロピアン・カンパニー・ウォッチ パナール F11 ステンレススティール ブルーダイヤル
このモデルは PANHARD F11 4051 STは「E.C.W」のコレクションの中でも、最も特別な意味を持ったモデルです。
創設者のロベルト・カルロッティ氏がデザインし最初に世に送り出した「E.C.W」の源流とあるオリジナルの ”ファーストプロダクト”です。
ーEuropean Company Watch ヨーロピアン カンパニー ウォッチについてー
2000年に誕生した『ヨーロピアン・カンパニー・ウォッチ』 そのコンセプトは1930年代に世界に世界を席巻したアール・デコ様式のインダストリアルデザインをモチーフとし、21世紀的な視点の見立てから新たな時代のエレガンスを打ち出しました。そのデザインはサハラ砂漠や地中海に象徴されるロマンとエキゾティシズムに溢れています。古くから冒険心にとんだ多くの欧米の男達を魅了し続けた1930年代の北アフリカヘのオマージュを具現化しています。 この時計を仕掛けたのは、ヴェネチア生まれのイタリア人の時計商であった、「Roberto Carlotti」(ロベルト・カルロッティ)です。早くからクロノグラフやスポーティーな機械式時計を次世代のエレガンスと提唱し、髙く評価してきたイタリア人ならではの感度の高さと遊び心あるデザインセンス。「E.C.W」はそんな彼のキャリアと情熱の全てが注ぎ込まれています。
2002年より生産拠点をイタリアからスイスに移し「フランク ミュラー ウッチランド社とコラボレーションすることで、ムーブメントや製造面の体制を整え、数々のコレクションを世に送り出しました。
ーRoberto Carlotti ロベルト・カルロッティ についてー
ロベルト・カルロッティは、北イタリアにおいて長年時計業界に深く精通し、幾多のブランドのバイヤーという立場から、世界の流行の拠点でもあるミラノの時計市場のその大半を司ってきました。彼は生まれながらにして物の本質や、デザインの良さを見分ける力にたけ、またその優れた審美眼はスイス時計メーカーにも信頼が厚く、 これまで多くのメーカーにニューモデルのアイデアや商品コンセプトを提供しては、大ヒット商品を生み出す結果となり、ブランドビジネスの陰の立役者としても高名な人物です。かつて無名時代のフランク ミュラーのすぐれた才能を一早く見抜き、イタリア市場に最初に紹介したのもカルロッティ氏でした。またフランク ミュラー自身もカルロッティ氏を信頼を寄せており、FRANCK MULLERの代表作のひとつである「CASABLANCA」は、彼がフランク ミュラーにそのモデルコンセプトの提案して生まれた事でも知られています。
そして2004年 ロベルトカルロッティ氏は享年61歳にて突然この世を去りました。その悲報は各国の時計関係者を驚愕させ、そして多くの人に深い悲しみをもたらせました。
ーPANHARDについてー
「PANHARD」パナールはE.C.Wのコレクションの中でも最初にデザインされたモデルです。
第二次世界大戦時のヨーロッパとの中継拠点となったアフリカのサハラ砂漠を縦横無尽に走ることのできる装甲車(仏製Panhard)のフォルムからインスパイアされています。
最大の特徴と魅力のひとつとして、類稀な存在感を放つそのケースがあります。素材からモノブロックとして削りだされ、8方向からの直線とわずかな曲線とで構成されています。この複雑に異なった角度から構成されるケースを完成させる為には、大変多くの作業工程と時間を必要とします。又、多くの腕時計のケースはベゼルと本体と裏蓋の3層構造で構成されていますが、 「E.C.W」のケースはベゼルとケースのみの2層構造となっております。ケースの裏側から、貫通させたボルトがケースのペース部にしっかりと固定され、ケース全体を構成する2つの主要部分を強固に連結しています。このような連結システムは、当然ながら、高い防水性能も併せ持っています。又、ヘアライン仕上げされた裏側には、磨きあげられた二枚のプレートがはめ込まれ、それぞれにリファレンスとシリアルナンバーが刻まれる事で、その金属のコントラストの美しさが、工芸品の域に迄高められています。
ー当該品 「PANHARD F11 4051 ST」についてー
このモデルは、「E.C.W」が2002年にスイス FMW社に生産拠点を移すそれ以前に、極少数イタリア国内で販売されていた時期に作られた物で、生産もイタリア製となっています。FMW社での生産へ移行した後、ロベルト・カルロッティ氏の所蔵品を本人から直接譲り受ける形で正規代理店によって日本に輸入された製品です。
このモデルは、いわばロベルト・カルロッティ氏がデザインし最初に世に送り出した「E.C.W」の源流とあるオリジナルの ”ファーストプロダクト”となります。
FMW社による製品(同型の後継機はPF10)との外観の違いはツーカウンタークロノグラフでケースの厚みや構造が異なります。またケースの裏側では2枚のプレートはなく、ケースに直接リファレンスやシリアルが刻印され、ヘアラインではなく梨地仕上げとなっており、上部には”FATTO IN ITALIA”(イタリア製)の文字が刻まれています。
さらに、この個体のステンレスケースには特別な仕上げが施されています。通常の「E.C.W」のケースの仕上げはチタン製以外は殆どが全鏡面(ポリッシュ)仕上げとなりますが、本品はヘアラインとポリッシュのコンビネーションによって仕上げられています。この複雑な仕上げ作業には非常に手間と技術が必要とされ、スイスの時計メーカーなどが持つ特殊な専用の工作機が必要となります。
このヘアラインとポリッシュの優美なコントラストによってPANHARD のケースフォルムの美しさと魅力がより一層引き立っています。
メーカー:European Company Watch
型式:PANHARD F11 4051 ST
製造年:1999年ー2000年頃
材質:ステンレススティール
ケース径:幅40mm(竜頭を含まない)縦51mm(ラグを含む)厚み12.5mm(風防含む)
ムーヴメント:自動巻
機能:クロノグラフ
振動数:28,800
竜頭:ねじ込み式竜頭
防水性:日常生活防水
風防 : サファイアガラス
文字盤色:BLUE
付帯ベルト:未使用品 ECW純正 カーフ (ナチュラル)
付属品:ECW純正化粧箱
生産国:イタリア製
国内参考定価:¥740,000
ー当該品のコンディションについて=
全体的にとても綺麗な個体です。しかしながらあくまでも25年以上前に生産されたヴィンテージ品であり新品ではありません。
軽い擦り傷や当方の気付かない小さな傷があるかもしれません。ヴィンテージ品にご理解のある方におすすめいたします。
ー動作についてー
今回出品にあたりタイムグラファーを使って計測しましたが問題なく安定動作しています。(日産平均+ー10秒以内)現状、当面は日常使いとしても問題なくご使用いただけるかと思います。
また本品は正規輸入品です。輸入代理店である「ワールド通商」では本品のシリアルナンバーが登録されており、今後もメンテナンスを受けることが出来ますので安心です。
ご購入後は迅速で丁寧な対応を心がけ、安全を配慮した梱包にて発送致します。到着当初からの不動や輸送時の破損など以外はノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。ただし動作に関しましては、お使いになってみて「あまりに時間精度が悪い」(日差1分以上)や、「手でゼンマイを巻いてもすぐに止まってしまう」などは、取引が終了した後でも、3週間以内であれば「取引メッセージ」よりご連絡を頂ければ、初期不良として適宜修理の対応をさせていただきます。