
PEARL パール 製
ヴィンテージ シングルヘッドタム
それぞれ直径約30cm
2個セット
を出品します。
1970年代中盤〜後半に日本国内で製造された
非常に希少なジャパン・ヴィンテージ期を象徴するコンサートタムです。
◯状態について
古いものの割にはオレンジの色味が強く残っており、
片方の一部に剥がれはありますが、
2つ並べて叩いてみた所、音には影響ありませんでした。
◯発送について
本体が傷つかないように梱包して発送させていただきます。
以下商品の特徴について調べました
◯特徴
1. シェルの素材と構造:オールウッドモデル
内面の写真から、この個体はファイバーグラスを併用していない「オールウッド(木胴)」であることが確認できます。
素材: 当時のPearlのミドルクラス〜スタンダードモデルに採用されていた、ラワン(Lauan)材の多層プライ(おそらく9プライ前後)です。
内面仕上げ: 1970年代のPearlは、上位機種には木目の美しさを出す塗装やファイバー貼りを行いましたが、こちらは木材の質感がそのまま見えるナチュラルな仕上げになっています。
サウンド特性: 木材らしい温かみと、シングルヘッド特有の短い減衰が合わさり、非常にファットで「トーン」という太い響きが得られる仕様です。
2. タムホルダーブラケット(70年代の象徴)
2枚目の写真に見える、四角い形状に2本のボルトで固定されたブラケットは、通称「747タイプ」と呼ばれる当時の標準的なパーツです。
このブラケットは、現在の円柱状のロッドではなく、六角形のタムアーム(70年代のPearlの特徴)を差し込んで固定するためのものです。
この形状から、1970年代中盤の「クリスタルビート」や「ウッド・ファイバーグラス」と並んでラインナップされていた「デラックス・ウッド(Deluxe Wood)」シリーズ、あるいはその流れを汲むコンサートタムセットである可能性が非常に高いです。
3. コンディションの注目点
ヘッド: パールロゴ入りのコーテッドヘッドが装着されていますが、これも当時の純正に近いルックスを維持しています。
エッジ: シェルの切り口(ボトム側)を見ると、当時の荒削りながらもタフな造りが見て取れます。
希少性: 1970年代の「メロディック・タム(コンサートタム)」は、多くがハードな使用でシェルが歪んだり、カバリングが完全に剥がれたりしていますが、これほど色が鮮やかに残っているのは珍しいです。
結論:このドラムの価値
このタムは「1970年代中盤〜後半の、ジャパン・ヴィンテージ期を象徴するコンサートタム」です。
現在のドラムセットに組み込むと、最新のドラムでは絶対に出せない「70年代特有のデッドで温かいサウンド」を付加できます。特にレコーディングなどで、パーカッシブなアクセントとして使うと非常に面白い効果を発揮するはずです。