以前こちらで入手したDD51用マスコン MC38Aです。入手時にマスコンが自立するようアルミのステーについていました。ノッチ操作を楽しんでいると家族からうるさいとクレームが上がるので泣く泣く手放します。。。(いい音、感触なのに)
オリジナルの天板、ダイヤルノッチの銘板はそれなりの使用感があるものです。これに対してこちらで厚さ2mmのアルミ板に取り替え、銘板の取り付けネジなどをステンレスの化粧ネジに交換しています。アルミ板は軽くクリアを吹いてあります。また足部分は大きめのゴム足に付け替えていますので机の上などでも割と安定しています。ノッチ銘板のアルミ天板の方についているものは入手時に出品者の方が作成されたリプロ品です。
※当方、喫煙者ペットともおりません。
◆出品構成
・DD51用マスコン MC38A(アルミ天板状態でお渡しします)昭和43年2月製
・オリジナル天板+ノッチ銘板(こちらは特に加工などしていません)
・各ノッチとツナギ図(参考用)
◆商品の状態
マスコン本体はある程度清掃し注油していますのでスムーズに動きます。現在は接点を取り付けてありますが、接点グリスを入れないとノッチを動かした際にキーという音がしますのでこの点はご了承ください。ノッチの操作感を楽しむのでしたら接点の乗っている端子台を上下2本の大きめのプラスネジを緩めて外した状態にすれば快適に操作できます。BVEなどでお使いの場合は接点グリスをご用意いただき、適宜塗布することでキーキーいう音はしなくなると思います。(私は端子台を取り外していました)
ノッチ自体は切から最大の14ノッチまで快適に動きます。ノッチの途中で止まったりなどもありません。節度感もしっかりあります。
またこのマスコンはハンドルのメッキ部分にサビやメッキの剥がれがほぼない比較的状態の良いものです。ハンドル握り部分も割れ、ヒビなどもなく綺麗です。握り部分はスムーズに回転します。
オリジナル天板への交換はハンドル中央のテーパーピンを当て木などをして叩き出せば抜き取れます。天板を入れ替えてテーパーピンを打ち込めば交換終わりです。
※ノッチ銘板の取り付けネジは樹脂を直接締め付ける構造のため、ごく軽く締めるようにしてください。強く締めると樹脂が割れてしまいます。
DD51のどの車番に取り付けられていたのかは定かではありません。年代からするとDD51-593以降の重連対応のグループと思われます。
(2025年 6月 30日 13時 24分 追加)ノッチの手応え、節度感の良さはさすが本物です。
テーブルに置いても使えますが、市販のクランプなどでスタンドを固定するとより操作楽しめると思います。
(2025年 7月 4日 14時 53分 追加)サイズはハンドル部を除いて幅約30cm、奥行約20cm、高さ約14cmです。
重さは今のアルミ板状態で約7kgです。
ノッチ操作時のアルミ板のビビり防止でマスコン本体とアルミ板の裏の隙間に防振用のゴムを挟んであります。
3枚目写真で写っている白っぽい物がそうです。
4枚目の銘板はマスコン本体をスタンドから外さないと見えません。