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御存知!名手Michael Landau/故Carlos Vega等結成 Blues/Rock系バンド”Burning Water” 最終作4th「Abbandonato」国内盤中古でございます。
盤共に非常に状態の良い中古でございますが、帯に傷みがございます。
内容は言わずもがな。
ラインナップは名手揃い。
Michael Landau(G&Vo、現Michael Landau Trio、James Taylor/Steve Perry/John Wettonセッション他)、David Frazee(Vo)、故Carlos Vega(Ds、ex-Los Lobotomys、Jomes Taylorセッション他)、
Ted Landau(B)となります。
一曲のみ、Teddy Andreas(Key)参加となります。
プロデュースはMichael Landauとバンド自身。
エンジニアはGreg Edward/Michael Landau、ミキシングはAlan Hirshberg/Michael Landauとなります。
制作は米国カリフォルニア州”Roodis Tones””Rumbo Recorders””Fox Force Five Recorders”となります。
そもそも名手Michael Landauがセッション系名手を誘い結成となったのが、この”Burning Water”。
Blues/Rock的な音楽性を指向するも巧みな演奏・アンサンブルとセッション界隈で培った独特の音楽性が加わったもので、通受けファン中心に注目を浴びつつ作品を制作。
非常に高い評価を受けるものの、本国米国では通受け評価に留まる事に。
2nd制作中にヴォーカリスト離脱から始まり、バンドは崩壊。完成には漕ぎ着けリリースするものの、既にMichael Landauは音楽性を継承した別バンドを結成し新作を制作。
その後日本での好評さから日本単独契約レコード会社が新作制作を要請。残された録音からライヴ盤を含め他二作を制作............という経緯がございます。
さて今作。
そもそも日本単独契約で本国米国での契約が得られない事で活動展開に限界が生じ、解散を余儀なくされた感がございます。
名盤「Burning Water」「Mood Elevator」二作のアウトテイク集というものでございますが、非常に質の高いもので作品としての一貫性が感じられるのがミソ。
既にミキシングを行い完成させてあったものや残るは音響調整のみの音源をMichael Landau自身で完成させ、統一感を持たせたという良心的なもので、
締めとなる作品としての完成度を伴うものとなっております。
但し、2nd制作中にバンド崩壊したものの、音楽性の今後を見据えていた感が感じられる楽曲が窺えるもの。
有る筈であった次作用に発展させる為の録音の感が有り、非常に興味深いものでございます。
されど、専属ヴォーカリスト入りの編成やバンド・フォーマットという音楽的制限にMichael Landauが窮屈さを感じていた感が窺えるもの。
ヴォーカルを兼任する事でインスト面での音楽性発展を重視出来るトリオ編成をMichael Landauが2nd制作中から指向した事が音楽面での”Burning Water”崩壊の一因の感がございます。
また”Burning Water”解散後結成の”The Raging Honkies”、そして現行の”The Michael Landau Trio”へと繋がる”Missing Link”的な作品の感がございます。
今作タイトルが既に崩壊したバンドという状況を象徴するものでございます........................................
現在では入手が困難。この機会に是非。
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