
ご覧いただきありがとうございます。
レトロチョコレートのウェブサイト
『20年前のチョコレートのメニュー』の管理・運営をしています。ひろと申します。
終活の一環として、
長年収集してきたパッケージコレクション約5,000点を、
次世代のコレクターさまのお手元に届けるため、順次出品してまいります。
どうぞよろしくお願い致します。
【商品】
ネッスルマッキントッシュキットカットチョコレートの包み紙 1個
包み紙で巻いている中身はチョコレートではありません。パッケージを展示に使用する際に、チョコレートの形状に近づけた厚紙製のダミーです。この状態のままで発送致します。
【発売年】
不二家マッキントッシュ1973年
【現品販売年】
ネッスルマッキントッシュ1993年
【コンディション】
表面印刷は明瞭で良いと思います。
形状は発売当時のイメージに復元しています。
その他、形状に沿って折れ目が入っている部分がありますが、復元した際に丸みを維持するため裏面にセロテープを貼っています。
【説明など】
1973年に日本で初めて発売された《キットカット》は、
英国ロウントリーズ社のライセンスを受けて不二家が製造・販売したのが始まりでした。
1980年代半ば、まだ10代の宮沢りえさんが出演した《キットカット》のテレビCMは、
当時の日本の若者文化を象徴するような、清涼感と知的さを併せ持った映像でした。
制服姿のりえさんが軽やかにチョコを割り、「Have a break, have a Kit Kat.」とつぶやく。
その瞬間、英国の洒落た響きと、日本の少女の初々しさがひとつに溶け合い、
チョコレートを“おしゃれな小休止”として位置づける新しいイメージが広がっていきました。
当時はまだ販売元が不二家で、包み紙も厚手の赤い印刷紙に銀紙と白い薄紙を重ねた
どこか温もりのある三重構造。
りえさんの清楚な笑顔と、その包み紙の柔らかな質感は、
昭和から平成へ移り変わる日本の空気そのものを映していたといえるでしょう。
この時代のCMによって「キットカット=休憩の合言葉」という世界的キャンペーンが
日本にも深く定着していきます。
その後、1988年にスイスのネスレ社がロウントリーズを買収したことにより、
ブランド権がネスレに移り、日本でも販売体制が再編されます。
この品は、ネスレ移行後のネッスル・マッキントッシュ時代(1993〜94年頃)に対応するデザインをもとに再現した復元モデルで、
外装には当時の本物の包み紙を使用しています。
今回の復元では、不二家時代の雰囲気を再現するために、
銀紙と包み紙の間に薄い白い和紙風のソフトマイクロワイパーを一枚挟み込んでいます。
この白い中間紙は1970〜80年代、不二家時代のキットカットで実際に採用されていた構造で、
時代的にはやや早い仕様ながら、当時特有の温かみを再現するためにあえて加えたものです。
当時のパッケージを忠実に再現した形でお届けします。チョコレートの型に復元する事で、包み紙が本来持っている丸くてやさしいイメージになります。中身はチョコレートではなく、厚紙製のダミーを封入していますが、外装は当時お店に並んでいたそのままのような懐かしさを保っています。
ショップの片隅にアンティークなディスプレイとして活用するなど、そのまま展示することが出来ます。
【送料】
出品者負担(落札者様に追加料金は発生しません)
補足:落札後に送料が予想以上にかかると感じられる方が多いようでしたので、送料はすべて出品者が負担いたします。安心してご入札ください。
【発送方法】
匿名配送(ゆうパケット)
【梱包について】
水濡れ防止・折れ防止を徹底して梱包します。
【取引に関するお願い】
大切に保管して参りましたが、経年による劣化や折れ、擦れ、ムシレなどがあります。
ノークレームノーリターンをご了承の上で入札をお願い致します。
【出品にあたっての思い】
チョコレートパッケージを大切に保存していただける方にお譲りしたいと思います。
【宣伝】
コレクションの一部は、神戸のフェリシモチョコレートパッケージミュージアムに寄託保存しています。ここは数年前にできた博物館で、日本で唯一のチョコレートパッケージ専門の博物館です。こちらの方にお越しの際は、是非ともご来場いただきたくお願いいたします。