拍卖号:1189982203
开始时间:06/24/2025 10:36:26
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商品説明 | ・品名: 古上野焼茶碗 ・寸法: 口径:約13.7cm / 高さ:約8cm前後 ・状態: 完好 ・時代 : 寛永(1624)~万治(1661) ・付属 : 仕覆 桐箱 ・商品説明 上野焼は、細川忠興(三斎)が朝鮮人、金尊楷に名を上野喜蔵高国と改めさせて、 田川郡上野村で朝鮮の製陶法によって陶器を焼かせたのが上野焼の始まりです。 この碗は、上がりも釉の発色も良く、釉はガラス質を含み美しく艶も上々です。 碗の外側の白い藁灰の美しさと高台付近の釉溜まり、そして見込みの景色の 素晴らしさは特筆ものです。 時代は、小堀遠州の指導を受けた寛永年間(1624)~万治(1661)年の作品と 見ています。 その根拠は、遠州の指導を受けた寛永年間以降の作品は、焼成温度が高く 器体がよく焼き締まり美陶です。(この碗を見て頂ければ分かります) それと、万治迄としたのは、上野焼の後を継いだ寛文時代の二男と四男の 作品は、それぞれ高台内が左巴に「甫」の捺印と右巴に「高」の捺印が あります。そして、ごく古い碗には窯印がありません。 以上の観点からこの碗の時代考証をいたしました。 作者については、初代喜蔵(きぞう)の作品か弟子(70人)の作品かの判断は 難しいのですが、初代喜蔵の作品は、素朴な作柄と高台が大きいので、 恐らく弟子の作品と思います。 また、この碗は、美陶であり高台が高く撥形であり器体がよく焼き締まって いる上野焼の特徴を良く表しています。 このお品は、旧家の蔵から裸で見つかりましたので合わせの箱に入れました。 皆様どうぞよろしくお願いいたします。 |
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