モデル名は間違っているかもしれません。 フェンダー・ヘッド期のバッカス、ジャコ・モデルといった面持ちのフレットレスベースになります。 90年代、そのヘッドに記された「BEGINNING OF THE NEW TRADITION」のスペルが間違ったいた事が有名なのですが、本機のそれは改まっているので 00年代の製造なのかもしれません。フェンダーヘッド期の後期、という事で間違いないとは思います。いずれにせよ「新たな伝統の始まり」…って分かった様なそうでない様な、って感じですが、日本のメーカーって何故か一言つけちゃいがちですよねw。 糸巻きに逆巻きのGB9が搭載されているあたり、ラインナップの中でも上位モデルだったのかもしれません。 楽器は使用感少なめの美品で20年ほどの経過は感じられません。作りはとても丁寧で、木材の質と共に申し分なく、この辺りのディバイザーの楽器のコスパの良さは当時から一貫しています。ネックコンディション等も良好です。 それに加えて本機は電装系が大幅にアップグレードされていて、フェンダー・カスタムショップ製のピックアップ、US製のポット類、オイルコン的なキャパシターがついています。正直これ以上手を加えるところはなさそうです。 フレットレスなので指板に弦の跡あります。 YouTubeでの参考動画です。 https://youtu.be/qv0pXZ-Fu2A?si=gfsJZZat9HQWlgZh