商品は、2011年にF-TOYS(エフトイズ コンフェクト)から発売された『1/144 WORK SHOP Vol.21 Maritime Patrol Aircraft Collection(哨戒機コレクション)』から『01.E-2Cホークアイ』の
シークレットの『s.航空自衛隊 10万時間無事故飛行記念塗装』になります。
外箱開封済み、ブリスター未開封の新品になります。ノーマルとシークレットの両方のリーフレットもあります。
平成21年7月30日に青森県三沢基地のE-2C『455』号機が、飛行10万時間無事故を達成したので、その記念塗装が施された機体です(写真2枚目に写した特別なデカールが付属します)。機体のグレー・ホワイトは通常状態と同じなのですが、記念塗装機なので垂直尾翼が青く塗装されてます。
◆趣味のE-2C
ホークアイ(Hawk Eye)とは鷹の目の事で、鷹は遥か上空から獲物を探してます。
この名を持つグラマンE-2Cホークアイは、背中に背負った円盤(ロート・ドーム)が特徴です。
これ、中にレーダーが入ってて、1分間に6回、ゆっくりと回転し、3万フィート(9150m)の高空から半径560kmの空域・海域を監視しており、搭載した高度なコンピューターでレーダー圏内の2000以上の目標を同時に追尾、40機の要撃機に指示を出すことが可能です。
レーダーというのは、電波で敵を探す機械で、電波は真っすぐ飛びます。で、地球は丸いので、海上からだと遠くまで見えません。だからレーダーのアンテナは艦で一番高い所に設置されるのですが、飛行機にレーダーを積んで飛ばしたら、もっと遠くまで見えるじゃん。というコンセプトで開発されたのがE-2になります。
と、いうのが第2次世界大戦末期、我が国が爆弾を搭載した飛行機で空母に突っ込むという神風戦法を採った為、何が何でも空母に向かって来る全ての特攻機をできるだけ早く見つけだして全部撃墜する必要があったからなのです。
なので第2次世界大戦当時は、空母を中心に輪陣形を敷き、ピケット艦と呼ばれる大型レーダーを搭載した駆逐艦を空母機動艦隊の外周に配置していち早く特攻隊を見つけて、空母の艦載機部隊が迎撃に向かうとゆー。
駆逐艦がたくさん必要なので、大変です。そこでレーダーを背負った航空機が開発されました(※同時にイージス艦も開発された)。
まず最初に開発されたのがC-1トレーダー輸送機の背中にレドームを乗っけたE-1トレーサー。E-1が開発されたのは1950年代ですが、元が小型のS-2トラッカー対潜哨戒機の輸送機型に無理やりレーダーを背負わせた急造機だったので、1960年代に入ると、すぐさま専用のE-2ホークアイが開発されます。
上空にレーダー基地として浮かんでるのが任務なので、速く飛ぶ必要は無く(近づいて来る敵機やミサイルは味方の戦闘機がやっつけてくれるから)、出来るだけ長時間艦隊の上で見張りをする為、ターボプロップエンジンの双発プロペラ機で、無給油で4時間(最大飛行時間は6時間)ほど艦隊の上空で警戒任務に就いてます。
最初に開発されたE-2Aはコンピューターがアナログ(真空管)でした。ベトナム戦争で実戦投入されたものの、故障が多すぎて使い物にならなかった為、すぐさまコンピューターをデジタル(トランジスタ)にしたE-2Bが開発されます。
1970年になると、エンジンが強化され、レーダーも最新鋭のAPS-120に換装されたE-2Cが開発され、実戦配備されます。
E-2Cは次々とレーダーとコンピューターを載せ換え、1990年代にはプロペラが8枚になったE-2Cホークアイ2000に進化(現在の米軍機は全部コレ)。
そして2007年には、中身を全部入れ替えたE-2Dが完成。外見はこれまでのE-2Cと同じ(E-2Cよりも重いので機首に△が描いてある)ですが、レーダーとコンピューターが最新なので、ステルス機が見えるのだそうな。更に巡航ミサイルの迎撃誘導も可能な高性能機。
アメリカは空軍と海軍の仲が悪いので、空軍がステルス機を開発すれば、それに対抗する兵器を海軍が開発するとゆー。米海軍でもこの新型機の実戦配備は始まったばかりで、米海軍は75機のE-2Dを購入予定。
自衛隊のE-2Cも老朽化して来たので、Eー2Cと同じ13機のE-2Dを調達予定で、2019年から順次、配備されてます(1年に1機ずつ増えてます)。
でE-2Dの購入に当たり、これまでのE-2Cは沖縄に移動するのだそうな。老朽化して、代替の新型機を購入しても使い続ける航空自衛隊。物持ちが良いなあ・・・。
E-2Dは一説によるとステルス戦闘機のF-35が見えるそうなので、少なくとも中国のポンコツステルス機は見えると思われます。日本と韓国がE-2Dを導入する事を決定した所、盛んにE-2Dをバッシングしております(困った国、中国)。
航空自衛隊には全部で13機のE-2Cが居り、全機、航空総隊直轄部隊警戒航空隊飛行警戒監視隊に所属しており、青森県の三沢基地に展開してます(3機がE-2Dと交代した)。
1/144で、全長が約13cm。大きいので名機の翼コレクションと同じ大きさの箱です。
組立は、主翼・尾翼の差し込み、エンジン、プロペラの組立、レーダードームの取付、タイヤの組立です。
タイヤは、部品の差し替えで、飛行状態と着陸状態のどちらかが選べます。
付属のデカールは、455号機の10万時間無事故飛行記念塗装のデカールになってます。
機体の上面はグレー、機体の下面は白で塗装されてます。記念塗装機なので、垂直尾翼は青く塗装されてます(地味な記念塗装機である)。
台座付き。
写真の1枚目は、ブリスターの上から&箱&リーフレット(2種)。
写真の2枚目は、組立見本。
写真の3枚目は、デカール。
写真の4枚目は、シークレットリーフレット。
◆発送に関して。
定形外郵便
290円で発送予定です(+210円でネットで荷物追跡可能な特定記録を付けることができます)。
定形外郵便は補償がつかないので、ゆうパックでも発送可能です(高くなるが・・・)
プチプチで包んで、封筒で発送予定。
●ゆうパック(60サイズ)
[長崎県] 820円(長崎県内)
[北海道] 1740円 (北海道)
[ 東北 ] 1740円 (青森、岩手、秋田、山形、宮城、福島)
[ 関東 ] 1410円 (茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨)
[ 信越 ] 1410円 (新潟、長野)
[ 北陸 ] 1150円 (富山、石川、福井)
[ 東海 ] 1150円 (静岡、愛知、岐阜、三重)
[ 近畿 ] 990円 (滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山)
[ 中国 ] 880円 (鳥取、岡山、島根、広島、山口)
[ 四国 ] 990円 (香川、徳島、愛媛、高知)
[ 九州 ] 880円 (福岡、佐賀、大分、熊本、宮崎、鹿児島)
[ 沖縄 ] 1100円 (沖縄)
・ゆうパックは補償が付きます。
・時間帯指定出来ます。
・荷物追跡可能です。
■の仕様変更で取引ナビに電話番号が表示されなくなったので、ゆうパックをご希望の際はメッセージ欄に電話番号を書き込んでください。
ノークレーム・ノーリターン・ノーキャンセルなのはオークションのお約束~♪
他にも色々出品してますので、同梱するとバラバラに送るよりも送料がお得になります(私も発送作業が楽だし! 取り置きも可)
↓
https://auctions.yahoo.co.jp/seller/waka214b
航空自衛隊機は木曜日の夜9時頃に固まってます。または私の商品一覧で『JASDF』で検索。
落札代理業者様&個人の代理落札は、トラブルになった時に物凄~く面倒な事になるので、取引をお断りしております。落札代理業者様が落札されても『落札者都合による削除』します。なので、入札しないで下さい。
また日本語が使えない外国人の方も取引にならないので、お取引をお断りします。
あと終了直前入札は避けていただけると、出品者としてありがたいです(特に複数落札の場合)。