-- 【宮崎駿】スタジオジブリ・レイアウト展図録【イラスト集・画集】ナウシカ・ラピュタ・トトロ・魔女の宅急便・紅の豚・もののけ姫等々

2011年5月15日日本テレビ発行第9刷
　・スタジオジブリレイアウト展　図録
29.5センチx22.6センチサイズ・414ページ
※本の四角に浅い潰れ
※その他重大なダメージは認めませんが、素人検品前提に購入検討願います。

分厚さ、重さ、掲載作品数、収録場面数‥内容の充実っぷりに驚く一冊
掲載されているのは
①　風の谷のナウシカ
②　天空の城ラピュタ
③　火垂るの墓
④　となりのトトロ
⑤　魔女の宅急便
⑥　おもひでぽろぽろ
⑦　紅の豚
⑧　海がきこえる
⑨　平成狸合戦ぽんぽこ
⑩　耳をすませば
⑪　もののけ姫
⑫　ホーホケキョとなりの山田くん
⑬　千と千尋の神隠し
⑭　猫の恩返し
⑮　ギブリーズ
⑯　ハウルの動く城
⑰　ゲド戦記
⑱　アルプスの少女ハイジ
⑲　母をたずねて三千里
⑳　未来少年コナン
○　ルパン三世
○　じゃりン子チエ
○　名探偵ホームズ
○　崖の上のポニョ
○　借りぐらしのアリエッティ
○　赤毛のアン
という26作品
ジブリ以外の著名作品まで収録されているサービスっぷり

さて、”宮崎ヒロイン”魅力の秘密は、様々分析がありますが‥私は、氏が対談で述べたヒロイン論がその原点だと思ってます

氏は「長靴をはいた猫」（1969年）に参加しましたが、その姫をして
　・姿が美しく、身分が高いというだけで救われてしまう
　・物語の結末に主人公が獲得するトロフィーに過ぎない
と評しています

だから氏は、ヒロインが戦う物語を紡ぐのです
自らの運命に全力で立ち向かう姿、その生き方を演出するのです

例えば、
　・クラリスは、屋根から落ちるルパンを身体ごと引き留め、銃撃にさえ身をさらす
　・ラナは、力尽きて窒息するまで海に潜り、沈むコナンを助けようとする
などはその典型

塔の上のシータは、塔から飛んでフラップター逆さづりのパズーに身体ごと飛び込みますが、そこには
　・落下も厭わない覚悟と勇気、パズーへの信頼
という彼女の気性、生きる姿勢そのものが示されています

身分の高さではなく、心の崇高さ故に
姿の美しさではなく、魂の美しさ故に

私は個人的に、氏が「そこにヒロインがヒロインたりうるのだ」と叫ぶが如く訴えているよう感じています

出价者

信用

价格

时间