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DVD
ムソルグスキー:
歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」
(1868/9年原典版)
ケント・ナガノ(指揮)
カリスト・ビエイト演出:
バイエルン国立歌劇場管弦楽団
ツィムバリュク、
コチェルガ
中村恵理、ほか
安倍元首相も登場、現代社会への痛烈な風刺に満ちた
カリスト・ビエイトの「ボリス・ゴドゥノフ」
ムソルグスキーの「ボリス・ゴドゥノフ」は17世紀初頭のロシアを舞台に、動乱時代の民衆の力と叫びを描いたプーシキン原作の作品。1868/9年の原典版はプリマ・ドンナの登場する場面がなく、陰惨で暗い内容ですが、これをスペインの「お騒がせ」演出家カリスト・ビエイトが舞台を現代に置き換え、今日の世界情勢を風刺する斬新なものとなっています。
ビエイトといえば「ヴォツェック」や「カルメン」でも注目されたエロとバイオレンスで知られますが、今回は裸もなく、唯一のヒロインの悪女マリーナさえも登場しない1868/9年版ゆえ、エロ要素はほとんどありませんが、暴力と破壊の過激な演出は健在。ボリスはネクタイにスーツ姿、皇子フョードル(ここでは女子の設定)は外国の女子高生の制服、民衆は現代の普段着とコスプレ的な衣装も斬新。
有名なクレムリンの場では民衆が安倍首相も含む各国首脳のポートレートをさかさまに掲げ、現代の世界情勢へのメーセージを強烈に発しています。ボリスが良き父としてホームドラマ風に描かれたり、刑事ドラマの尋問さながらの場も迫真に満ちています。
ボリス役のアレクサンドル・ツィムバリュクは1976年生まれ。男臭さと堂々たる体躯はボリスにぴったり。30代後半とは思えぬ貫録を示しています。また、その娘クセニヤ役に日本の中村恵理が出演しているのも注目。さらに特筆なのがケント・ナガノ指揮のバイエルン国立歌劇場管。斬新すぎる作曲技法とオーケストレーションの不備を指摘されることの多い原典版を用いながら、色彩的な響きとしなやかな音楽、劇的な盛り上がりの巧さで、この過激な演出を見事に支えています。
キングインターナショナル
ボリス・ゴドゥノフ: アレクサンドル・ツィムバリュク(Bs)
皇子フョードル: ユリヤ・ソコリク(Ms)
皇女クセニヤ: 中村恵理(Sop)
乳母: ヘイケ・グルツィンガー(A)
シュイスキー: ゲルハルト・シーゲル(Ten)
アンドレイ・シチェルカーロフ: マルクス・エイヘ(Br)
僧ピーメン: アナトーリ・コチェルガ(Bs)
グリゴーリ・オトレピエフ: セルゲイ・スコトホドフ(Ten)
浮浪者ヴァルラーム: ウラジーミル・マトリン(Bs)
ミサイール: ウルリヒ・レス(Ten)
居酒屋の女将: オッカ・フォン・デア・ダメラウ(Ms)
ニキーティチ: ゴラン・ユリチ(Bs) 他
バイエルン国立歌劇場合唱団
舞台美術: レベッカ・リングスト、エフゲニー・モナホフ
衣装: インゴ・クリュグラー、
演出: カリスト・ビエイト
ケント・ナガノ(指揮)
バイエルン国立歌劇場管弦楽団
制作総指揮: フランソワ・デュプラ
監督: アンディ・ソンマー
【録音】
2013年2月 バイエルン国立歌劇場
カラー 16:9/
PCM STEREO/
DTS Dolby Digital 5.1/
字幕:英仏独
NTSC
Region All
※国内の普通のプレーヤーで再生ご鑑賞いただけます。
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