アフリカとフランス出身のミュージシャンで結成されたアフロパーカッション楽団、ザカパーカッションの80年発の2作目から84年発の4作目までのアルバムの中から選曲されたコンピレーション作。ジャケットは82年の3作目のデザインをそのまんま流用したもので、ジャケットの絵柄としては全作品中でも飛びぬけて印象的なもの。リリースはアメリカのスミソニアンフォークウェイズみたいな立ち位置の世界音楽アーカイヴス、フランスの Le Chant Du Monde から。編成は3人のアフロパーカッション奏者を中心に3作目の方にはなんと、80sマグマとPaga Groupに在籍したフランソワライゾウ(ドラムス)、フレンチジャズロック系のSixunとザヴィヌルシンジケートに在籍したパコセリー(ドラムス)、Weiddorjeにも在籍したジャンフィリップグード(シンセサイザー)、アーバンサックスの4作目のコーラス隊で歌っているというヴェロニクコーネ(ヴォーカル)、フランソワジャノー率いるパンデモニウムに在籍したキャロルロウリー(ヴォーカル)、こんなところにも居たのか!って少々ビックリなマグマのステラヴァンデ(ヴォーカル)といった後のフレンチプログレ人脈をも巻き込んだ布陣。4作目の方にはセルジュブリンゴルフのストラーブやNADAVATIにも参加していたアランレコアン(ベース)なんて驚きの名前まで発見できるスゴイ人脈。で、内容の方はといえばそんな参加ミュージシャンはあくまお仕事で参加したという事で、特にフレンチジャズロックなわけはなく、ここにあるのはアフロキューバン、アフロアフリカンからアフロブラジリアンまでをも包括する打楽器アンサンブルのみの演奏に楽曲によってはラテンフュージョンライクな要素も加わるといったような音楽性。とはいえこの筋としては抜群に出来は良くて特に神業級のパーカッションテクニックを駆使したリズムの波動に着目すれば音楽性は違っていても意外や意外、日本のポストロック系の空間現代やGOAT、クラウトロックのEMBRYOやCANのグルーヴ感ともどこか遠くで共振しているような感覚が見えてきたりする面白さは格別。因みに上記ミュージシャンの主軸級はそのまんま再編マグマのメルシーにも参加していて、あれのアフロラテン音楽色はもしかしたら本作から持ち込まれたセンスだったのか?なんて勘繰りたくもなる面白さは充分。ZAKA PERCUSSION-same(Le Chant Du Monde)
コンディション:★盤は中古盤として並品(軽いキズ、スレがあります。音トビ無し、再生に影響無し)、ジャケットは中古盤として並品(目だたない程度のスレ、キズ、経年のヨレがあります。端にツメの噛み跡あり)、プラケースは中古盤として並品(スレ、キズが散見されます、ヒビ割れがある場合もあります)★プラケースは経済的理由により新品に交換できません。予め消耗品としてお考えいただけますと幸いです★その他詳しいコンディションにつきましてはご入札前にご質問欄からお問合せください。あくまで中古盤という性質上、完璧なコンディションをお求めの場合はご入札をお控えくださいますよう、よろしくお願いいたします★
★送料(ユウメール):CD1枚¥180、CD2枚¥215、CD3枚~4枚¥300★郵便料金改定に伴いまして(CD5枚以上は枚数制限無し)及び(LP盤1枚~2枚)は定形外郵便(規格外)での扱いとなります。送料は¥500★対応銀行:郵貯銀行、東京三菱UFJ銀行★