【品名】:テ・キン(テ・チン)
【容量】:1000ml
【度数】:18%
【製造】:ランディ・フレール
【生産国】:イタリア
【流通年代】:1949年~1959年流通
【商品説明】:1868年にフランス人の兄弟であるアンディ・ランディとジョセフ・ランディによってボローニャに設立。当時、イタリアでは高品質な中国茶がブームとなっており、カフェや薬局でも「中国茶=万能薬」という触れ込みでイメージが形成されていました。そこにランディ兄弟が注目し、すでにマラリアの治療薬として用いられてたキナ樹皮をアルコールに漬けてキニーネを抽出し、そこに高級な中国茶葉を浸漬してカフェインを抽出。それらの技術と製法を融合して作られたリキュールが今回の出品ボトルである「テ・キン」です。表のラべルには長文でこのリキュールの説明が書かれており、前半部分では中国茶と他の副材料のハーブ、後半はキナ樹皮(キニーネ)の説明が書かれています。マラリアは元より肺炎や寄生虫性結核、インフルエンザ、神経痛、風邪、回復期に大きな効果を発揮します(シンコナ研究所、アムステルダム)と、はっきりと薬効を謳っています。中国茶からのカフェインで覚醒作用や疲労回復、キニーネはマラリア予防や解熱や強壮と、様々な薬効を謳い文句にしている薬草・香草系リキュールの中でもなかなかのインパクトです。ですが、そんな素晴らしいリキュールを造っていたランディ・フレールにも衰退と終焉が訪れます。まず1970年に薬事法の改正に加え、若者の嗜好の変化でテ・キンは大打撃を受けます。主力商品が次々と生産中止となり、1980年代後半には経営難で主要生産ラインが完全停止。1994年には工場閉鎖となり会社は無くなりました。別会社に売却した商標の一部は残りましたが、テ・キンを始め、ほとんどのレシピは完全に失われました。今回の出品ボトルのテ・下記の注意事項にも記してありますが、古いお酒は種類やアルコール度数に関わらず、ボトルの外観・中身共に、経年による様々なリスクがあります。その点を踏まえた上で、あくまでボトルコレクションとしてご理解ご了承いただける方のみ入札をお願いいたします。
★上限として即決価格設定をしている場合がありますが、たとえそれ以下の価格で落札となった場合でもお譲りします。こちら都合での入札の削除や、オークション取り消し等はいたしません。
【以下の注意事項は必ずお読みください】
◆品物は全て未開栓となります。
◆個人使用、個人保管のコレクションからの出品となります。
◆古いボトルですので、ボトルの外観、中身の状態に神経質な方は入札をお控えください。
◆古いボトルは、コルク栓やスクリューキャップ共に、キャップ部分の材質が著しく劣化している可能性があります。
◆古酒の特性により、風味をはじめ、液面の低下、澱などの沈殿物、内容成分の分離等、中身の品質の保証は一切出来かねます。
◆上記の理由により、あくまでボトルコレクションとしてお求めください。
◆液面確認などの要望があった場合、一部分だけ埃掃いをすることがありますが、基本的にボトル掃除、埃掃い等は致しません。
◆ボトルの形状や重量を鑑みて、出来る限り厳重に梱包出来ることを念頭に置きますので、ボックスサイズはこちらで決定させてください。
◆配送中の破損・紛失に関しましては、こちらでは一切責任を負いかねますので御了承ください。
◆悪い評価が多い方、一度も落札履歴が無い方、以前に連絡が著しく遅かった方は、出品者の判断で入札を取り消すことがあります。
◆古いボトルの特性を御理解いただき、ノークレーム・ノーリターンであることを御了承いただいたうえで入札をお願いします。
◆未成年者への酒類の販売は法律で禁止されておりますので、20歳未満の方への酒類の販売はいたしません。
※落札後、ご連絡を頂けなかったり、途中から音信不通になってお手続きをしていただけなかったりということが度々あります。くれぐれもご連絡・お手続き等、出来る限り迅速なお取引に御協力くださいますようお願い致します。
※商品到着後は「受け取り連絡」を必ずしていただきますようお願い致します。受け取り連絡をしていただけないと、出品者への入金が大幅に遅くなりますので御協力ください。
※評価に関しては必要のない方もいらっしゃるので、こちらから評価を付けることはしておりませんが、落札者様に評価をいただいたときは、こちらもお返しいたします。
★領収証について★
領収証については以下の方法で税務署に経費として認められていますので、ご参考になればと思います。
『インターネットバンキング・ネットバンク』
・振込み後のページをプリントアウトして領収書としてご利用頂けます。
『銀行振込み・郵便振替』
・各銀行や郵便局からお受け取りのお振込み控え(振込み証明書)が領収書としてお使い頂けます。
『ヤフーかんたん決済』
・!かんたん決済等の電子決済の場合は、落札者様のお支払先はクレジット各社となるため、クレジットカードの利用明細や手続き完了時の確認画面をプリントアウトして領収書としてご利用頂けます。