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■■『茶道誌』・・・■■ ●●『なごみ』・・・●● **”（２０１０年２月・通巻３６２号）”** ―”特集”― ●●『焼締陶の雄・「備前焼の魅力」』・・・●● **”（約・３９頁） ”** **”グラビア頁構成・文―黒田草臣”** **”撮影―与古田松市”** ★土と炎の融合によによって生まれ・約一千年にわたり 愛されてきた備前焼。 千差万別の表情を持つ焼き締の魅力を探る。 ◆直線波状文壺。 ・南北朝時代。 ・岡山県立博物館。 ―”小特集”― ●●『色調表現の粋・用と美の組紐』・・・●● **”（１０頁） ”** **”協力―龍工房”** **”撮影―大屋孝雄”** **”取材・文―編集部”** ★いま・日常の中で・私たちの目にもっとも目にふれや すい組紐は帯締めであろう。 染めあげた糸を相互に斜めに交差させて組み上げた紐 ・組紐。 一本の帯締めを通して組紐の歴史をほもとくと・正倉 院宝物が伝える経帙の緒や・厳島神社に残る平家納経 の紐・鎌倉時代の鎧や太刀の装飾ひもなど・日本の工 芸美の入り口にまで遡ることができる。 組紐は帯締めとして・その技術が現在に伝承されてい る。 ■発行日＝平成２２年２月１日。 ■発行所＝株式会社・淡交社。 ■サイズ＝１８×２５．５ｃｍ。 ■定価＝８００円＋税。 ■状態＝美品。 ●表紙に、多少のキズ・ヤケが有ります。 ●本誌内に、多少のヤケが見えますが ●大きなダメージは無く ●年代的には良い状態に思います。 ◆◆注意・・・◆◆ ★発行日より・経年を経て下ります。 コンディションに係らず・古書で有る事を 充分に御理解の上御入札下さい。 ★神経質な方は入札をご辞退下さい・・！！ ●全・１２８頁・・・！！ ●特集の・・・！！ ◆「備前焼の魅力」・は・約３９頁。 ●蒐集・資料などの参考に・・・！！ ●探されていた方は・この機会に・・・！！ ●以下・詳細をご覧ください・・・！！ ◆掲載案内は・抜粋し掲載して下ります。 ◆掲載内容は・Ｑ＆Ａより・問い合わせ下さい。 ◆数字記載は目視です・間違いは御容赦下さい。 ●掲載を抜粋紹介し・「タイトル」・と致します。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ■■『特集』・・・■■ ―”焼締陶の雄”― ●●「備前焼の魅力」・・・●● **”（約・３９頁） ”** **”グラビア頁構成・文―黒田草臣”** **”撮影―与古田松市”** ★土と炎の融合によによって生まれ・約一千年にわたり 愛されてきた備前焼。 千差万別の表情を持つ焼き締の魅力を探る。 ●備前焼のルーツは須恵器にあり。 ◆直線波状文壺。 ・南北朝時代。 ・岡山県立博物館。 ●備前は雑器にはじまった。 甕・擂鉢・壺 実用本位の三種の神姫器。 **”（名称／寸法／制作年代／所蔵／解説）”** ●「甕」・・・● ◆甕。 ★甕は室町末期頃から大型のものが作られるよ うになり・高さ１メートル・重さ１００キロ を超えるものもある。 ●「擂鉢」・・・● ◆備前擂鉢。 ・桃山時代。 ・岡山県立博物館。 ★香川県直島沖の海底から引き揚げられた古備 前の中では・擂鉢が最も多く出土している。 ●「壺」・・・● ◆備前波状文壺 ・室町時代。 ・岡山県立博物館。 ★器胎に施された共同窯の窯印・（７頁に）。 ★波状の文様は時代が下がるにつれ・華やかさ を増していった。 器胎に刻まれた窯印については・７頁を参照。 ●流れるような曲線美・豪快な土肌・これぞ備前徳利の 最高傑作。 ●「共同窯の誕生と窯印」・・・● ★窯印は・備前焼が確立した鎌倉時代にはあまり見られ なかったが・窯の経営が個人から共同で行われるよう になってにわかに増えた。 大窯では・土や燃料となる薪の手配・制作・窯詰め・ 窯出し・販売など・ある程度の分業制で量産すること が可能になった。 大人数で作った大量の製品を窯詰めしてから窯出しす るまで２．３ヶ月かかるため・陶工たちは自作の証と してそれぞれにサイン・（窯印）・を入れ・窯出しの 時のトラブルを防いだ。 木村・森・頓宮・（とんのみや）・寺見・大饗・（お おわい）・金重の窯元六姓の親方と弟子・本家と分家 など・一定の法則で入れられた窯印は・桃山時代だけ でも百数十種以上が確認されている。 ●轆轤挽きがもたらした備前革命。 ●備前開眼・唐物に倣う。 ◆備前広口花瓶。 ・岡山県指定重要文化財。 ・同・彫銘拡大。 ・室町時代。 ・静円寺。 ★大らかな立ち上がりが物語る唐物青磁の影響。 永正９年は１５１２年。 ラッパ状の広口部分を特徴とする形は・中国 明時代の青磁花瓶にみられる。 ●茶陶に見立てられた生活雑器。 ◆備前櫛目文壺型水指・（種壺）。 ・室町時代。 ・岡山県立博物館。 ●桃山茶陶に見る時代の到来・水指と花入の強さ。 ●「水指」・・・● ◆古備前矢筈口水指。 ・桃山時代。 ・五島美術館。 ★侘茶がはじまると・それまでの均整美よりも ・渋い含みある美しさが尊ばれた。 備前焼は茶人にもっとも好まれた。 ●「徳利」・・・● ◆備前緋襷鶴首徳利。 ・桃山時代。 ・根津美術館。 ★下蕪・（しもかぶら）・形と呼ばれる大徳利 だが・他に類を見ない大作。 平らな底に・「九」・の窯印が彫られている。 ●「花入」・・・● ◆備前耳付花入・銘・「太郎庵」。 ・桃山時代。 ★太郎庵とは・表千家覚々斎原叟門下の茶人。 太郎庵良斎が所持したことにちなむ。 ●引き締まった肌に降る胡麻・そして牡丹餅。 景色の妙が茶陶に活きる。 ◆備前半月形手鉢。 ・桃山時代。 ・岡山県立博物館。 ★牡丹餅・（ぼたんもち）・という備前独自の 装飾的要素と・洒落な姿が懐石具として好ま れた。 ●試みられた茶碗という創作。 掌中の快さに・茶陶としての神髄を想う。 ◆備前沓茶碗・銘・「只今」。 ・桃山時代。 ・岡山後楽園。 ★見込の深さの土肌の変化をみる。 外側に黄色の胡麻釉。 内側には灰色と赤みの窯変。 とかく堅くなりがちの備前の土味に温かみを もたらした作行き。 ★高台は畳付の部分が広く・がっしりと付けら れている。 美濃の織部形の茶碗と共通した作行き。 ●京焼に刺激された閑谷焼。 ◆閑谷焼伏せ獅子香炉。 ・江戸中期。 ・岡山県立博物館。 ●「綺麗寂」・の影響。 ◆備前焼献上徳利。 ・江戸中期。 ・岡山県立博物館。 ●「綺麗寂」・にうつりゆく江戸時代の備前・・・● ●巨大窯の縮小化・その名は・「融通窯」。 ◆その姿を今に残す天保窯跡。 それまでの大窯とはちがって・必要な時に焼ける ・便利な窯だったため・「融通窯」・と呼ばれた。 ●「備前中興の祖・金重陶陽の偉大なる足跡」・・・● ★桃山備前の土味のよさと窯変の妙に備前の本源を見出 し・古備前の復活と・備前焼を新たな表現の深化へと 導いた金重陶陽・（１８９７～１９６７）。 陶工として・作家として・備前の再興をもたらしたそ の足跡をたどる。 ◆在りし日の陶陽。 ◆陶陽の使っていた工房。 ●細工師からの出発。 ◆備前緋襷諫鼓鳥香炉。 ・岡山県備前陶芸美術館。 ●古備前を礎に・気品ある茶陶を創造。 ◆備前蓋置・銘・「和敬清寂」。 ・岡山県備前陶芸美術館。 ●備前焼の花入の美は・花に花を持たせて・自分は黙々 として縁の下に甘んじているところにあるのかもしれ ない――金重陶陽。 ◆金重陶陽作・備前窯変肩衝花入・銘・「夕焼」。 ◆北大路魯山人筆・「画禅」。 ●魯山人の影響。 ◆北大路魯山人作・備前銀彩四方鉢。 ◆北大路魯山人作・備前牡丹餅俎（まないた）皿。 ●「何よりも土味」・の器作り。 ◆金重陶陽作・備前窯変八角鉢。 ◆金重陶陽作・備前小皿。 ●創作の伴侶・金重素山。 ◆金重素山作・伊部緋襷茶碗。 ◆陶陽とともに歩んだ実弟・金重素山。 ●●「陶陽に連なる備前の名匠たち」・・・●● ★現代備前の隆盛を築いたのは陶陽だっけではない。 古きに学び・独創力をもっとぇ・現代備前の礎を築い た陶工たちを紹介する。 ―”父譲りの型に現代の粋吹きを込めた作陶”― ●「金重道明」・・・● ◆金重道明作・矢筈口水指。 ―”素朴かつおおらか・豪放な作風”― ●「藤原啓」・・・● ◆藤原啓作・備前手桶。 ◆藤原啓作・備前亀の香合。 ―”父啓に継ぐ・親子二代の人間国宝”― ●「藤原雄」・・・● ◆藤原雄作・備前擂座大壺。 ―”茶入に集約される・繊細な轆轤技”― ●「山本陶秀」・・・● ◆山本陶秀作・備前茶入。 ―”親しみやすい酒器を作った・通称・「六さん」”― ●「中村六郎」・・・● ◆中村六郎作・備前抱瓶。 ◆中村六郎作・備前湯冷まし。 ―”作家を知る・作品を知る”― ●●「現代備前事情」・・・●● ★「備前焼の伝統が最もすなおなかたちで・”新しいも の”・になってゆくのを待っている」・と備前中興の 祖金重陶陽は将来の備前焼を語った。 二十一世紀を迎えた現在・その言葉を体現すべく・さ まざまな現代作家が土味を本源として新しい備前を作 り出している。 ―”穏やかな魅力と気品を醸し出す”― ●「金重有邦」・・・● ◆金重有邦作・伊部花入。 ―”古備前再現を追求した大窯焼成”― ●「森陶岳」・・・● ◆森陶岳作・備前芋徳利。 ―”秀でた焼成・優れた造形力”― ●「金重まこと」・・・● ◆金重まこと作・備前肩衝徳利。 ―”用の美を意識した創作備前”― ●「隠崎隆一」・・・● ◆隠崎隆一作・備前三脚花入。 ―”遊び心に富む現代の細工物師”― ●「島村光」・・・● ◆島村光作・塩備前登窯香炉。 ―”備前の正道・土と炎に忠実な作品”― ●「金重巌」・・・● ◆金重巌作・伊部長方四方皿陶板。 ―”うるおいある土味を表現”― ●「高力芳照」・・・● ◆高力芳照作・備前緋襷茶碗。 **”（以下・白黒）”** ●●「備前焼の名陶を観る」・・・●● ―”美術館・博物館”― **”住所／／開館時間／休館日／入場料／アクセス”** ●岡山県立博物館。 ●岡山県美術陶芸美術館。 ●藤原啓記念館。 ●岡山・吉兆庵美術館。 ●●「日本人の心性に支えられた備前焼」・・・●● **”文・矢部良明・（人間国宝館館長）”** ●備前ほど不思議な焼物はない。 ●東へ西へ・需要広がる初期備前。 ●備前焼に見出した超克の美学―珠光に始まる冷凍寂 枯。 ●創作備前の茶陶デビュー―利休の目論み。 ●うつりゆく美意識と作風―織部から遠州へ。 ●備前焼に通じる・日本人の・「心」・とは。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ■入力のミスはご容赦下さい。 ■他の出品も・是非御覧下さい。 ■商品詳細文の転用は堅くお断り致します。 ■■入札案内・・・■■ ●状態はすべて点検済ですが、 ●見落し等が無いとは言えません。 ●見解の相違も御座います。 ●御了承・御理解の上・入札下さい。 |
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