図録・写真解説本 印籠と根付
昭和57年 発行
至文堂
監修 文化庁・東京国立博物館・京都国立博物館・奈良国立博物館
荒川浩和 編
98ページ
約22.5*18*0.7cm
カラー(口絵写真) 本文写真図版モノクロ
※絶版
小さな作品の中に江戸工芸美術の粋を集約した、印籠と根付にテーマを絞り、カラー口絵写真・モノクロ写真図版197点を収録した資料本。
印籠の形体、構造、制作材質、装飾技法、文様、発生とその展開および、根付の形体、材料と意匠の論考解説テキストに始まり、寸法、銘、技法、所蔵先ほか詳細情報と解説、論考、巻末には印籠師・根付師の銘の拡大写真を多数収載。
「郷コレクション」は、モノクロ写真図版48点、刊行物として本書で取り上げるまでは紹介されたことがなく、本書の図版やデータは大変貴重な資料。
小ぶり・モノクロ図版が中心でありながら、最高峰レベルの専門家による内容充実、
二段組テキストで情報満載の研究書となるもの。
印籠・根付・骨董品・漆芸・金工・金属工芸・日本の古美術愛好家必携の絶版図録解説本。
【目次】
カラー口絵写真 印籠・根付
印籠
はじめに
印籠 モノクロ写真図解解説
印籠の形体
印籠の構造
印籠の制作と材質
印籠の装飾技法
印籠の文様
印籠の発生と展開
根付 モノクロ写真図解解説
郷コレクション根付
根付の形体
根付の材料と意匠
図版目録 寸法、銘、作者名、所蔵先
印籠師 解説、在銘のものの落款銘写真、家系図(幸阿弥家系図 古満家系図 山本春正家系図)
根付師
『装劔奇賞』記載の根付師一覧 落款銘写真
【はじめに】より
印籠は小型の容器を四段・五段に重ね、両側の孔に紐を通し、紐の上端に根付をつけ、紐の中間に通した緒締で蓋や各段の開閉を調整し、紐を下方で飾結びにしたものである。印籠の形や構造には様々のものが見られるが、最も一般的なものは扁平な長方形で、元来は応急の薬を入れて、帯の間に通して腰に提げて携帯したものである。
印籠の発生時期がどこまで遡るか明らかではないが、遺例や風俗図で見る限りでは、遅くとも江戸初期には用いられていたことは明らかである。江戸中期の記録によると、印籠の形も多様化し、鞘形・懸子付・引出し付の他に器物などに象ったものも見られる。装飾にも蒔絵・螺鈿・金貝・金工等の工芸技術を用いているので、単なる実用的な薬入れとしてだけではなく、多分に装身具的な要素を帯びてきたことが推察される。一方、長門印籠と称されるものが、薬の持のよい牛皮を用い、黒か朱の一色塗という実用本位であったため、かえって珍重されているので、印籠本来の薬入れとしての用途も命脈を保っていたことが知られる。印籠の装飾を技法別にみると、漆工・木工・牙角工・金工・陶磁・七宝その他各種の工芸技術が用いられており、あたかも江戸工芸を集約したかの感がある。文様も植物・動物・虫・魚介・自然文・風俗・故事説話その他あらゆる分野に及び、江戸時代の広汎な趣向と、意匠構成に対する意欲が溢れている。中でも漆工芸による装飾が多く、各種蒔絵法をはじめ、螺鈿・彫漆・沈金・漆絵・密陀絵・彫木漆塗・堆錦等極めて多彩な技法が用いられ、精細な技巧を駆使したものも少なくない。印籠の装飾が江戸時代の漆工芸に果した役割は決して軽微なものではないが、従来漆工史はいうまでもなく、工芸史でこれを取上げている例は極めて稀である。その最大の原因は、江戸末期から明治にかけて大量に海外に流出し、印籠の纒ったコレクションといえば、国内よりは欧米にこれを求めねばならないからである。これまで直接調査した印籠は僅か700点ほどで、提供された資料などを加えても1000点余にしか過ぎないが、一通り印籠について纒めてみることにしたい。
根付に関しては更に極端であり、国内のコレクションは寥々たるもので、その数も海外の数百点或は1000点単位のコレクションとは較ぶべくもない。ここに紹介する「郷コレクション」は、刊行物として紹介されたことがなく、その点今回の図版やデータは向後の根付研究に些かなりとも役立つものと思われる。
郷コレクション根付
総点303点のうち、加納鉄哉伎楽面縮校が三一点で、根付272点は8個の提箪笥に納められている。提箪笥は険頓扉付で、中に各五段の潤塗箱があり、それぞれの根付の形に彫り込んだ布貼台に、一箱に数個ずつ系統的に整然と納められている。根付蒐集に対する見識、その保存、そして工芸研究の資となさんとした処置まで、すべて完璧といえるものであり、世界的コレクションといわれる所以である。このコレクションについては、これまで公刊された例が殆どないので、できるだけ多くの品目をあげ、図版や銘を紹介しておく。
【図版目録】より一部紹介
図版番号、太字は原色版写真番号、挿入の頁数、寸法記載
表紙 印籠 東京国立博物館
古墨形印籠 銘是真
蘆雁蒔絵印籠 銘栄川
花鳥只合蒔絵螺鈿印籠 銘梶川作
花鳥円文蒔絵螺鈿印籠 銘芝山作
獅子牡丹堆朱印籠 銘楊成造
畳紙蒔絵印籠 銘長谷川重美
表紙襲小文螺鈿印籠(部分)
東京国立博物館
印籠
グリーンフィールド・コレクション
菊唐草文誰袖蒔絵螺鈿印籠 銘梶川作
牡丹堆朱印籠
秋草色絵陶製印籠 銘乾山
掛軸鼠象限印籠 銘安親・東雨
狩猟螺鈿印籠
印籠
グリーンフィールド・コレクション
龍宮蒔絵印籠
龍蒔絵梵鐘形印籠
布袋蒔絵徳利形印籠
貝尽象嵌帆立貝形木彫印籠 銘乾世
印籠
グリーンフィールド・コレクション
鍔小道具蒔絵象嵌印籠 銘是真・安親
大黒杵蒔絵印籠 銘是真
稲米舟蒔絵印籠 銘地異
笙奏人物蒔絵印籠 銘泰真
印籠
獅子牡丹蝶蒔絵印籠 銘(天保四年)羊遊斎作之
松竹海鶴蒔絵印籠 銘常嘉斎
こぼれ菊落葉堆朱蒔絵印籠 銘楊成作
柳下水牛螺鈿印籠 銘杣田久光作
大磯原図色絵陶製印籠 銘乾也
印籠
ウンスンカルタ蒔絵印籠 銘稲川作
南蛮人洋犬蒔絵印籠 銘橘玉山
役軒絵餅花印籠 銘古満巨柳
美人蒔絵印籠 銘安明作之
印籠
柳燕蒔絵印籠 銘芝山・梶川作
松楓雉蒔絵印籠 銘長谷川重美
桃狼蒔絵印籠 銘田付降益作
山水屋舎螺鈿印籠
印籠
蓮蛙蒔絵螺鈿印籠
柳燕蒔絵印籠 銘古満巨柳作
牡丹鶏蒔絵印籠 銘羊遊斎
蘆蛍蒔絵印籠 銘池田泰真
印籠東京国立博物館
桃鳩蒔絵印籠 銘梶川作
鶏七宝印籠
松下人物唐子堆朱印籠
菊蝶嵌装象牙製印籠
鳳凰蟠龍螺鈿印籠
印籠 東京国立博物館
古銭蒔絵印籠 銘水谷作
幾何学文蒔絵印籠
糸巻蒔絵印籠 銘常嘉斎
縄暖簾箒蒔絵印籠
印籠
木目塗螺鈿鞘形印籠
雲龍文陶製印籠
桜鳥密陀絵印籠
花唐草堆黒印籠
印籠 東京国立博物館
牡丹蝶彫象牙製印籠 銘道笑斉
竹林七賢人彫鹿角製印籠
松雪色絵陶製印籠 銘乾也
生花軸象嵌印籠 銘安観
雲脆木彫印籠 銘小松光方
印籠 東京国立博物館
蝉蒔絵竹製靼形印籠 銘寛哉
猿時絵印籠 銘塩見政誠
桜紅葉蒔絵印籠 銘古満巨柳
仙人蒔絵印籠 銘笠翁
印籠 東京国立博物館
龍蒔絵宝珠形印籠
松鷹蒔絵印籠 銘梶川作
木魚形印籠
唐草象嵌印籠
亀蒔絵巾粁形印籠 銘士田宗悦
根付 東京国立博物館
按摩木彫根付 銘民谷
桃太郎牙彫根付 銘寿玉
鼠熊牙彫根付 銘懐王斎
達磨木彫根付 銘東谷
振々陶製根付 銘観
猿桃牙彫根付 銘懐玉
牛若弁慶牙彫根付 銘信定
鬼木彫牙彫根付 銘龍珪
白兎牙彫根付 銘蘭亭
河豚人物牙彫根付 銘蘭亭
根付 東京国立博物館
油坊主木彫根付 銘木山
手長人物木彫根付
常盤牙彫根付 銘光廣
角力木彫根付 銘寶山
馬上関羽木彫根付 周山
乞食木彫根付
十六羅漢牙彫根付 銘楽民
風俗図屏風 サントリー美術館
草花蒔絵印籠(小形印籠)
桃鳩蒔絵印籠と印籠の各部名称 銘梶川作 東京国立博物館
『萬金産業袋』(印籠十六種)
富士青海波青貝印籠 東京国立博物館
千鳥貝藻蒔絵印籠 銘幸阿弥長孝
甲盛りと面取り
印籠断面図
菊蜻蛉蒔絵印籠 銘稲川作
こぼれ菊落葉堆朱蒔絵印籠 銘楊成作
京大坂図蒔絵印籠 銘梶川作
世界地図蒔絵印籠
鞠子岡部色絵印籠 銘乾也 佐野美術館
南天小鳥蒔絵印籠 銘芝山・松花斎 佐野美術館
花文透皮製印籠
引出し附蝸牛月雁竹製印籠 銘松哉作
刻み形の印籠
象形印籠各秘
亀蒔絵印籠 銘士田宗悦
珠取龍蒔絵印籠
木魚形印籠
龍蒔絵印籠
組合せ形印籠 銘塩見政誠 メトロポリタン美術館
鉄砲文胴乱形印籠 銘文哉(印籠蓋造りの例)
松猪月樹蒔絵印籠 銘幸阿弥長孝(懸子附きの例)
各種小箱・引出し附の例
箱形引出附・仕切附小箱・内容小箱
皮製印籠
馬片切彫印籠 銘東雨
笙奏人物蒔絵印籠 銘泰真
桃鳩蒔絵印籠 銘茂永
岩菊蒔絵印籠
牡丹彫木印籠 銘伴邑
牡丹蝶彫印籠 銘道笑斎
竹林七賢人彫印籠
大森彦七鬼女彫印籠 銘宗珉
掛軸象嵌印籠 銘安親・嵌東雨
蒲原由井色絵印簡 銘乾也
大磯原色絵印籠 銘乾也
籘編鞘形印籠
蝉蒔絵印籠 銘寛政
菊蝶寿字螺鈿印籠 銘義明
菱金具敵印籠 銘乗意
布袋蒔絵徳利形印籠
稲東舟蒔絵印籠 銘是真
こぼれ松葉蒔絵印籠 銘守光作
猿蒔絵印籠 銘増見政誠
桜紅葉蒔絵印籠 銘古満巨柳
蘆鵞蒔絵印籠 銘塩見政誠
牡丹蒔絵印籠 銘稲川作
鷺蒔絵印籠 銘常嘉斎
牡丹鷄蒔絵印籠 銘羊遊斎
松竹梅鶴蒔絵印籠 銘常嘉斎
柳燕蒔絵印籠 銘古満巨柳作
花鳥貝合蒔絵螺鈿印籠 銘梶川作
糸巻蒔絵印籠 銘常嘉斎
蘆雁蒔絵印籠
蘆雁蒔絵印籠 銘栄川
鼠蒔絵印籠 銘塩見政誠
薄桐紋蒔絵印籠 銘原羊遊斎
桐鳳凰蒔絵印籠 銘羊遊斎
牡丹蝶蒔絵印籠 銘安親作古満休伯
鷹蒔絵印籠 銘梶川桃秀
群鶴蒔絵印籠
粟鶉蒔絵印籠 銘桃葉
竹蒔絵印籠 銘泉々胡民
暖簾鶏蒔絵印籠 銘土田宗悦行年八三才
松鶴螺鈿印籠 銘法橋光琳
秋草鹿蒔絵印籠 銘半山
蘆蛍蒔絵漆絵印籠(部分) 銘池田泰真
蓮蛙蒔絵螺鈿印籠
梅鶯蒔絵螺鈿印籠 銘水谷竹葉斎
山水屋舎螺鈿印籠
蜥蜴螺鈿酒入(部分) 銘半山
獅子牡丹堆朱印籠 銘揚成造
楼閣人物堆黒印籠
牡丹蝶百合蜻蛉堆朱印籠
屈輪印籠
獅子牡丹沈金印
花鳥密陀絵印籠
桜閣山水堆錦印籠
貝尽象嵌帆立貝形木彫印籠 銘乾也
菊蝶表装象牙製印籠
老木時鳥人物真鍮印籠
鳳凰文字赤絵印籠 出光美術館
鶏七宝印籠
象図印籠 銘破笠
鉄刀木紫陽花蒔絵印籠 銘芝山易政
岩菊蒔絵印籠
梔子蒔絵印籠 銘田付孝則描
若松蒔絵印籠 銘塩見政誠
沢瀉蒔絵印籠 銘是真
落葉蒔絵印籠 銘正義
松鷹蒔絵印籠 銘梶川作
鶴蒔絵印籠 銘胡民
花鳥蒔絵印籠
角蒔絵印籠 銘桃葉
榊馬蒔絵印籠 銘塩見政誠
鹿螺鈿蒔絵印籠 銘法橋光琳
月兎蒔絵印籠
鼠蒔絵印籠 銘塩見政誠
螢蒔絵印籠 銘塩見政誠
鯉蒔絵印籠 銘柳城臣・小林義珍
海老魚蒔絵印籠 銘樗平
蘆亀蒔絵印籠 銘古満直政
山水屋舎蒔絵印籠 銘塩見政誠
竹牡丹悦鳴子蒔絵印籠 銘文龍斎
猿廻蒔絵印籠 銘梶川
南蛮人蒔絵印籠
鍾馗高彫蒔絵印籠 銘幸阿弥長孝
張果老蒔絵印籠 銘永春作 長谷川重美
笙十二律堆朱印籠 銘堆朱楊成造
菊唐草文誰袖螺鈿蒔絵印籠 銘梶川作
古銭敵蒔絵印籠 銘田付孝則
ウンスンカルタ蒔絵印籠 銘寛哉
梅貝合蒔絵印籠 銘古満巨柳
網目花菱螺鈿印籠
桐紋蒔絵印籠
「室町殿行幸御餝記」徳川黎明会
「御飾書」東京芸術大学
楼閣人物螺鈿印箱大徳寺
菊蒔絵印籠(伊達政宗廟現存最古の印籠)
歌舞伎図巻 徳川黎明会
佩飾を帯びた西域人 ベルリン民族博物館
武田信玄像 長谷川信春筆
阿国歌舞伎図 出光焚術館
歌舞伎図巻(部分)徳川黎明会
風俗図 根津美術館
婦女遊楽図
調馬図屏風 醍醐寺
遊楽図屏風(相応寺屏風)徳川黎明会
本多平八郎姿屏風絵 徳川黎明会
誰袖屏風 根津焚術館
誰袖屏風 ギメ美術館
印籠師(「人倫訓蒙圖彙」)
根付
蝦蟇仙人木彫根付 銘周山
龍太破木彫根付 銘為隆
油坊主木彫根付 銘木山
麒麟木彫根付 銘雲樹洞
角力木彫根付 銘粟田口
太鼓仙人木彫根付 銘柳絮
猿廻木彫根付 銘根来宗休
褌結人物木彫根付 銘ふた葉
鬼木彫根付 銘頼武
化物木彫根付
貘象牙根付 銘淇水
馬人物木彫根付 銘嗽石
仙人木彫根付 銘月泉
山姥木彫根付 銘小笠原一斎
按摩木彫根付 銘惇徳岷江
子供面木彫根付 銘木啄堂黙矩
阿福木彫根付 銘杜園
羅生門木彫根付 銘慶亮
按摩木彫根付 銘丹李
蝦蟇仙人牙彫根付 銘懷玉斎正次
三番叟牙彫根付 銘明一斎
大原女牙彫根付 銘法眼蘭亭
角力牙彫根付 銘鴇楽民
軍配唐子牙彫根付 銘陵民
犬木彫根付 銘三輪
百鬼夜行木彫根付 銘寿玉
鬼木彫根付 銘龍珪
蛸壺牙彫根付 銘光廣
福禄寿彫金鏡蓋根付 銘乗意
猩々面彫金根付 銘葛龍軒政盧
木魚銅製根付 銘安親
象陶製根付 銘乾山
墨銀製根付 銘観
鍋被陶製根付 銘乾也
雛蒔絵根付 銘古満文哉
豆螺鈿根付 銘樗平
菊蒔絵箱形根付 銘是真
大仏殿柱木彫根付 銘貞二
般若面木彫根付 銘目出右満
獅子被木彫根付 銘舟月作
風神木彫根付 銘立川啄斎
磨木彫根付 銘民谷
蓬莱山牙彫根付 銘景利
狐牙彫根付 銘定次
磨二人物牙彫根付 銘友観
象牙彫根付 銘芝山作
髑髏牙彫根付 銘玉山
猿牙彫根付 銘光明
裏表紙大黒牙彫根付 銘東谷
●印籠師
印籠師を収録したものとしては、天明元年刊の「裝劒奇賞」が古く、37名を掲げている。近代の刊行図書も参照し、五十音順に配列し、調査対象とした印籠で在銘のものはこれを写真図版で掲載した。読み方は一応慣例に従ったが、厳密には明らかではない。「梶川」は原文通り引用したが、その他は略記したものもある。
『装劒奇賞』『蒔絵師傅塗師傅』(大正十四年)『近古藝苑叢談』(大正十五年)『工芸鏡』漆器工蒔絵工(昭和二年)
『東洋漆工史』附録漆工人名録(昭和七年)
飯塚桃葉
池田泰真
市兵衛
有得斎
円阿弥丹後
尾形光琳
小川破笠
奥村四郎兵衛
温故長寛
可交齋
梶川家
梶川久次郎
梶川松翠
梶川桃秀
梶川文龍齋
狩野十旭
加兵衛
観松齋
刑部太郎
清川守光
乾也
幸阿彌家
幸阿弥家系図
幸阿彌因幡
幸阿彌忠光
幸阿彌長孝
光令
小林義珍
巨満遠舟
古満家
古満寛哉
古満家系図
古満休伯
古満巨柳
古満直政
佐野長寛
杉源齋
椎原市太夫
檜原藤蔵
塩見政景
塩見政誠
柴田是真
清水源四郎
春照
庄兵衛
枩隣斎
白井松山
白山松哉
鈴木正義
巣野不幽
清兵衛
杣田
杣田久光
橘玉山
田付孝則
玉楮象谷
近直
土田宗悦
土田半六
道笑齋
桃葉・桃葉斎 飯塚桃葉
友忠
中山胡民
奈良八左衛門
野村九圭
長谷川重美
原羊遊齋
春政
政義
三浦乾也
水谷
水谷竹葉齋
茂榮
望月重蔵
望月半山
安明
安川
山本春正
山本春正家系図
山本光利
楊成
柳卜
ほか
根付師
江戸・明治時代の根付師の数は厖大で、その活躍時期等も明らかでないものが多い。「装劔奇賞」には「根附工」として四五名の名があげられており、その内訳は大坂一七、京九、紀州四、作州三、泉州二、伊勢『江戸六、不明三となっている。これは十八世紀後半の天明当時の根付師の分布を示すというより、この書が大坂で刊行された事情を考慮すべきかもしれない。左に根付師の記載分を引用しておく。なお、郷コレクション根付にある銘は五十音順に写真を配列しておいた。
粟田口
小野陵民
懐玉斎
乾山
月泉
出目是閑
道楽斎
楽民
友親
白雲斎
ほか
★状態★
昭和57年のとても古い本です。
外観は通常保管によるスレ・開きじわ、経年並ヤケしみなどがある程度、
天小口・本文余白部などに経年並ヤケしみありますが、
カラー口絵写真良好、目立った書込み・線引無し、
問題なくお読みいただけると思います。(見落としはご容赦ください)
<絶版・入手困難本>オークションにも滅多に出ない、貴重な一冊です。
古本・中古品にご理解のある方、この機会にぜひ宜しくお願いいたします。
★お取引について★
■商品が到着しましたら、必ず「受取連絡」のお手続きをお願い申し上げます。
■中古品です。それなりの使用感がございます。
モニタのバックライトの作用により、写真画像は実際よりきれいに見えがちです。
■絶版・廃盤、一般の書店で販売されない限定販売、
書店や出版社で在庫切れである、またはその他の理由により、
定価に関係なく相場に合わせて高額となる場合があります。
■「かんたん決済支払明細」の画面を保存・印刷することで領収書に代えさせて頂きます。
■PCよりの出品です。携帯フリマサイトのようにすぐにご返信はできかねます。
■かんたん決済支払期限が切れた場合、連絡が取れない場合、
落札者都合にてキャンセルいたします。
■土・日・祝日は、取引ナビでの応答・発送をお休みしております。
他に連絡・発送のできない日は自己紹介欄に記載しております。
■万一、商品やお取引に問題があった場合は、いきなり評価ではなく、
取引ナビにてご連絡ください。
誠実に対応いたしますので、ご安心いただけますと幸いです。
■上記の点をご了承頂ける方のみ、
ご入札くださいますようお願い申し上げます。
★商品の状態について★
Yahoo!オークションの定める基準をもとに、出品者の主観により判断しています。
以下は公式ページより選択の目安より転載します。
新品、未使用…未開封の新品、または購入から時間がたっていない一度も使用していない商品
未使用に近い…中古ではあるが数回しか使用しておらず、傷や汚れがない
目立った傷や汚れなし…中古品。よく見ないとわからないレベルの傷や汚れがある
やや傷や汚れあり…中古とわかるレベルの傷や汚れがある
傷や汚れあり…中古品。ひとめでわかるレベルの大きな傷や汚れがある
全体的に状態が悪い…中古品。大きな傷や汚れや、使用に支障が出るレベルで不具合がある。ジャンク品など。