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■■『茶道誌』・・・■■ ●●『なごみ』・・・●● **”（２０１０年１１月・通巻第３７１号）”** ■■『特集』・・・■■ ー”炉開きによせて知る”ー ●●「茶壷入門」・・・●● **”（約・３９頁）”** ★茶の湯における新たなる美意識・「粗相」・は、茶壷 から始まった。 勘合貿易によって将来され、時代の趨勢を茶入にとっ てかわられるまで、熱烈に賞玩され彼の国のやきもの への憧憬を抱かせた茶壷。 茶人正月の口切り茶事、壺飾り点前などに、いまもそ の威厳を残す茶壷の名器は、いつ、どこからやってき て、日本の文化・美術に何を投じたのだろうか。 大名物・松花をはじめとする徳川美術館の名宝、その 他、歴史的証左となる茶壷を一堂に会し、侘茶、書院 、大名とのつながりを探るーー茶壷入門ーー。 ◆唐物茶壷・銘・「大般若」。 ・南宋～元時代。 ・徳川美術館。 ★黒飴釉の釉肌に細かな貫入と気泡が混じる。 それまで見たことの無い表情豊かな壺が日本 に渡ってきた。 ■発行日＝平成２２年１１月１日。 ■発行所＝株式会社・淡交社。 ■サイズ＝１８×２５．５ｃｍ。 ■定価＝８４０円。 ■状態＝美品。 ●表紙に・多少の・キズ・ヤケが有ります。 ●本誌内に・多少の・ヤケが見えますが ●大きなダメージは・無く ●年代的には・良い状態に思います。 ◆◆注意・・・◆◆ ★発行日より・経年を経て下ります。 コンディションに係らず・古書で有る事を 充分に御理解の上・御入札下さい。 ★神経質な方は入札をご辞退下さい・・！！ ●全・１２８頁・・・！！ ●特集の・「茶壷入門」・は・約３９頁！！ ●蒐集・資料などの・参考に・・・！！ ●探されていた方は・この機会に・・・！！ ●以下・詳細をご覧ください・・・！！ ◆掲載案内は・抜粋し掲載して下ります。 ◆掲載内容は・Ｑ＆Ａより・問い合わせ下さい。 ◆数字記載は目視です・間違いは御容赦下さい。 ◆掲載を抜粋紹介し・「タイトル」・と致します。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ ■■『特集』・・・■■ ー”炉開きによせて知る”ー ■■「茶壷入門」・・・■■ **”（約・３９頁）”** ★茶の湯における新たなる美意識・「粗相」・は、茶壷 から始まった。 勘合貿易によって将来され、時代の趨勢を茶入にとっ てかわられるまで、熱烈に賞玩され彼の国のやきもの への憧憬を抱かせた茶壷。 茶人正月の口切り茶事、壺飾り点前などに、いまもそ の威厳を残す茶壷の名器は、いつ、どこからやってき て、日本の文化・美術に何を投じたのだろうか。 大名物・松花をはじめとする徳川美術館の名宝、その 他、歴史的証左となる茶壷を一堂に会し、侘茶、書院 、大名とのつながりを探るーー茶壷入門ーー。 ◆唐物茶壷・銘・「大般若」。 ・南宋～元時代。 ・徳川美術館。 ★黒飴釉の釉肌に細かな貫入と気泡が混じる。 それまで見たことの無い表情豊かな壺が日本 に渡ってきた。 ●●「茶壷はどこから来たか」・・・●● ★唐物である茶壷は。勘合貿易によって渡来した。 そのなかの超一級品が足利義政の東山御物となる。 遺された古渡唐物茶壷の中から、当時の人々の眼を奪 った名品を前に、茶壷入門へとふみだそう。 **”構成・文・佐藤豊三・（徳川美術館専門参与）”** ●彼の国から将来し、驚異の色として迎えられた緑がか りの釉色。 ◆大名物・唐物茶壷・銘・「松花」。 ・南宋～元時代。 ・徳川美術館。 ★黒飴釉の釉肌に細かな貫入と気泡が混じる。 それまで見たことの無い表情豊かな壺が日本 に渡ってきた。子どもが健やかに育つように 、七夕さまに着物をお貸せします。 ●「新たなる美意識の創造」・・・● ー”粗相の美”ー ●信長をも呻らせた、唐物茶壷の最高峰、金花。 ◆大名物・唐物茶壷・銘・「金花」。 ・南宋～元時代。 ・徳川美術館。 ●「金の花」・のごとく輝く釉色は、唐物茶壷の中でも 珍品中の珍品として周りを圧倒した。 ◆唐物茶壷・銘・「金花」・の内箱・外箱・紫網袋 ・口覆。 ・徳川美術館。 ◆大名物・唐物茶壷・銘・「金花」。 ・南宋～元時代。 ・徳川美術館。 ★金花は織田信長が所持した。 金花と松花・（４～５頁）・は唐物茶壷中の二 大茶壷である。 ●「大名と茶の湯者を席巻した真壺ブーム」・・・● ◆大名物・唐物茶壷・銘・「玉蟲」。 ・長府毛利家蔵。 ・長府博物館管理。 ●「新しい唐物茶壷の大量輸入」・・・● ー”今渡り真壺・「呂宋壺」”ー ●熱狂の真壺ブームを経て、今渡り真壺・「呂宋壺」・ が登場。 ◆唐物・暗緑釉・四耳壺・無銘。 ・永青文庫。 ★肥後熊本、細川家伝来で、１６世紀以降のもの と推測される。 ●「和製茶壷の出現・古窯による唐物模倣」・・・● ー”瀬戸、そして丹波、信楽”ー ー”瀬戸”ー ★瀬戸茶壺中、最古の壺にみる和製茶壷の出現。 藤四郎の茶壷は、唐物茶壷に並ぶ正統的価値を与えら れた。 ◆藤四郎・茶壺。 ・同・底銘。 ・秋月郷土館。 ★秋月藩黒田家伝来の・「慶永七年 辰 十月十 一日入 花押」・の紀銘。 （慶永七年＝１４００年）。 ー”瀬戸”ー ★瀬戸は、和製茶壷誕生させたが、唐物茶壷の器胎の軽 さにはとうてい及ばなかった。 ◆薄屋・（すすきや）・茶壷。 ・彦根城博物館。 ー”丹波”ー ◆丹波・透明釉壷。 ・毛利博物館。 ★長州防府毛利家伝来。 ー”信楽”ー ◆信楽茶壺・銘・「頼政」。 ・永青文庫。 ★肥後熊本細川家伝来。 ●「時代の趨勢は茶壷から茶入へ」・・・● ー”茶壺の人気著しき衰退。 大名の公式贈答品となった茶壷”ー ◆大名物・唐物肩衝茶入・銘・「遅桜」。 ・南宋時代。 ・三井記念美術館。 ◆唐物茶壷・銘・「大般若」。 ・同・箱。 ・南宋～元時代。 ・徳川美術館。 ★徳川家康が所持し、子の頼宣に遺品として贈ら れた。 写真後方にみえる箱に記された文字は１７世紀 半ば過ぎのものと思われるがこれも立派な筆跡 である。 『家康自筆 茶壷覚書（一）』・「玩貨名物記 』・『古今名物類聚』・などの文献に登場する。 ●「近世茶壷への源流」・・・● ー”「粗相」・とは異なる、純粋観賞用の茶壷登場”ー ★茶壷が大名道具として定着した後は、変わった意匠や 装飾注文品の茶壷も登場。 ◆三彩宝相華文五耳壺。 ・中国浙江省産？ ・彦根城博物館。 ◆瀬戸貼花文茶壷・銘・「初花」。 ・越葵文庫。 ★徳川家康から越前松平家に下賜された。 ●●「大名家と宇治茶師、上林家にみる茶壷資料」・●● ◆上林家に伝わる唐物茶壷。 ・明時代。 ・宇治・上林家記念館。 ★唐物茶壷に捺された・「南陽郡記」・印。 ◆和紙に認められた入日日記・ ★茶壷を収める箱蓋裏に貼り付けられた。 ●秀吉をはじめ織田有楽、浅野長政ら諸大名に珍重され た茶壷の数々には、どんな茶が詰められたのだろう。 ◆豊臣秀吉が上林家初代久重とその長男久茂に宛て た消息。 ・軸装。 ◆御用茶壷として使用された信楽焼茶壷。 ◆『御茶引附帳』。 ・文化二年。 ●●「口切りの茶にみる壺の表情」・・・●● **”茶席構成・神谷宗○・（茶道家）”** ★名古屋市にある神谷柏露軒は、裏千家十一代玄々斎と ゆかりの深い茶家。 神谷家の茶室・孤は玄々斎が尾張徳川家の御同朋・ 日比野林阿弥邸に、十二代藩主斉荘来喫のために作っ たと伝える。 また離れの茶室・猿庵は、もとは裏千家十三代圓能斎 命名の茶室で、平成七年に神谷家に移築された。 現在は鵬雲斎玄室大匠命名の扁額が掛かる。 晩秋のひと日、猿庵で行われた口切の茶事の席で、神 谷家の名壺、唐物茶壷がみせた表情を紹介する。 ●「待合」・（母屋四畳半茶室・容膝）・・● ◆「熟柿着色絵」・久隅守景筆。 ◆松行李蓋莨盆。 ◆鮟鱇形火入・天下一与九朗造。 ◆瓢莨壺・明日庵玄中書付・「汝為茶友」。 ◆又玄斎好・渦張煙管・中川浄益造。 ●「茶室」・・・● ◆呂宋茶壷・銘・「柏樹子」。 ◆口覆・大倉綿。 ◆古芦屋馬地文釜。 ◆春日大社・熱田神宮古材炉縁。 ◆南蛮芋頭水指・金森宗和箱。 ◆織部茶入・山科宗甫書付・銘・「寿老人」。 ◆宗旦茶杓・銘・「朝比奈」。 ◆紅葉呉器。 ー”ここより白黒”ー ●●「唐物茶壷と茶の湯」・・・●● **”構成・文・佐藤豊三・（徳川美術館専門参与）”** ●唐物茶壷とは。 ●茶の湯と・「粗相の美」・との出会い。 ●銘が付けられるようになる名物茶壷。 ●草庵の茶室に飾られた茶壷。 ●茶室から書院へ、御殿に飾られた茶壷。 ●格式の残映、贈答品となった茶壷。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● ■入力のミスは・ご容赦下さい。 ■他の出品も・是非御覧下さい。 ■商品詳細文の転用は堅くお断り致します。 ■入札案内・・・■ ●状態はすべて点検済ですが ●見落し等が無いとは言えません。 ●見解の相違も御座います。 ●御了承・御理解の上・入札下さい。 |
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