正体
過去にジェロニモを人間から超人に昇格させたスーパーマンロードの神その人であったことが判明。
(対戦したジェロニモも、彼の発言の数々や目元などを見て、その正体に気が付いた)
調和の神率いる超神一派に属しているが、彼自身は超人殲滅に同意した訳ではなく、何らかの思惑を持って下天を決めたことを明かしている
(超神の地上侵攻に関しては、超人に対する「脅し」ではなく、本気の「最後の審判」を下すためと語っている)。
ジェロニモ戦
中国の秦始皇帝陵に降下し、駆け付けたキン肉マンビッグボディと遭遇。彼を守るべく現れた強力チームとランペイジマンの戦闘を傍観していた。
そこへ乱入してきたスーパーフェニックスの提案により、フェニックスの開いた大穴を通っていずれかの場所に移動し、カピラリアの欠片を賭けての戦いを見届ける。
マイティハーキュリーズの敗北後、調和の神の指示によってバベルの塔で超人達を迎え撃つ展開となり、その場から撤収した。
バベルの塔では、一階にて「リアル・ディールズ(真の男たち)」を待ち構えており、バベルの塔における第一の関門として立ち塞がる。
リアル・ディールズにバベルの塔での戦いに関するルールを説明すると、一番手としてリングに上がってきたジェロニモと対峙。
ジェロニモがリング入りした際、彼にマントを剥ぎ取られる形でその姿を表し、巨体による圧倒的な威圧感を見せつける。
試合が開始すると、ジェロニモのチョップやカンガルーキックなどの連続攻撃を食らうが、その体格差故に全くダメージを受けておらず、
ショルダースルーやジャンピングニーアタックによる返し技で対処しつつ、「ドリル・ア ホール・スコップ」でジェロニモの胸を切り裂く。
ジェロニモの実力に対し「この程度なら甚だしい」「私にとっては赤ん坊ほどの力」と煽った上、ジェロニモの顔に唾を吐きかけ侮辱するが、
彼の怒りを買いバックドロップで投げられ反撃を受ける。
カピラリアの欠片で力を増したジェロニモの「トマホークチョップ」「トマホークボンバー」を長け続けに受けたことで片膝を付くまでに怯み、
フライングボディアタックを繰り出したジェロニモを「エクスキューショナーソード」で真っ二つにしようとするも、直前に出した
肉のカーテンによるガードで防がれる。
そして、ジェロニモはトドメとばかりに「アパッチのおたけび」の体勢に入るが、ジェロニモの喉はエクスキューショナーソードから放たれた
真空波の刃によって本人も気付かぬ内に切り裂かれており、「アパッチのおたけび」の威力が弱まるどころか喉の傷口が開き重症を負う
(この際に「お前のことはなんでも知っている」と発言しており、「アパッチのおたけび」の弱点を既に理解していた模様)。
「アパッチのおたけび」を封じられたジェロニモに対し、「ドリル・ア・ホール・スコップラリアット」による追い打ちを食らわせる。
対するジェロニモはカピラリアの力を纏ったチョップの猛攻を仕掛け、エクスキューショナーはこれをオーラの膜によってガード。
だが僅かに膜が脆くなった胴体に激しい出血を伴った「アパッチのおたけび」を浴びて大穴が空き、そのまま穴に飛び込んですり抜けた
ジェロニモにバックを取られ、両腕を制した「双手蹂躪スープレックス」を叩き込まれる。
この技により一時的にダウンするが、ジェロニモの足を捕らえつつ起き上がり高々とジャンプ。「エクスキューショナーシックルバスター」を繰り出し
致命的な裂傷を与え、更にジェロニモをぶん回しながら天井に叩き付けた。
ジェロニモをダウンしたかに見えたが、キン肉マンの激励でジェロニモは立ち上がり、バベルの塔に来られなかったテリーマンを思わせる激しい技の応酬を繰り広げる。
倒れず自身に向かってくるジェロニモとの戦いに愉しみを覚えるエクスキューショナーだったが、彼も負けじと巨体を活かした
ジャイアントバックブリーカーで反撃、ジェロニモをリングの柱に吹き飛ばして危機に陥れる。
しかし、ジェロニモは切り裂かれた自身の喉を手で強引に閉じ、仲間達の応援も合わさった渾身の「アパッチのおたけび」をエクスキューショナーに浴びせると、
エクスキューショナーの肉体はボロボロに崩壊していき、左腕も崩れ落ちる。それでも残った右腕でジェロニモの顔面を捕らえ、
「アパッチのおたけび」を封じ込める。
だが、ジェロニモの狙いは超神の身体を保護するオーラの膜を破ることにあり、肉体が崩壊する程までに「アパッチのおたけび」を受け続けた
エクスキューショナーには最早オーラの膜を纏う余裕はなく、カピラリアの力を得たジェロニモのチョップによる連続攻撃で遂にダメージを受け始める。
ここまで自身を追い詰めたジェロニモに対し、「超人としての機転と勇気」「自らの喉を潰してまでも仲間のため勝利をもぎ取らんとする捨て身の犠牲心」を褒め称え、
彼に「最後の試練」と称し「エクスキューショナーシックルバスター」を再度繰り出そうとするが、ジェロニモはエクスキューショナーソードの真上で
ブリッジすることでこれを回避。逃れたジェロニモによってテリーマンの「テキサス・クローバーホールド」の体勢で捉えられると、
彼の新必殺技「ニュー・マシンガンズ カウベルスタンピード」を叩き込まれ敗北を喫した。
敗北後、リアル・ディールズに「自身を含んだ12名の超神は、全員が超人殲滅に同意した訳ではなく、それぞれ様々な思惑を持って下天した混成集団」
であり、神々が超人を創造したのは「天界に存在する神の座る108の席を全て埋める為、新たな神を創らんと欲したのが始まり」
という事実を語り始める。
語り終えた後、勝者であるジェロニモを塔の最上階へと送るが、自身も何処かへと姿を消す。