1981年頃の結成とされる米国アヴァンギャルド系プログレッシブロックバンドで、音盤デビューは遅かったもののマフィンズ、カートーン、カーリュー、ラスカルリポーターズなんかと活動歴としてはほぼ同世代に位置するチアーアクシデントの88年発となる音盤デビュー作がこちら。正式には未だにCD化再発が実現していない86年制作のカセットテープでのアルバムがあるので、実質的には2作目としても位置ずけられるところ。オリジナルLP盤のリリースは米国はイリノイ州を拠点にする弱小インディーズで、ノイズ系のイリュージョンオブセイフティーからオーガナムなんかまでリリースしていたcomplacenoyレーベルから。で、こちらの再発CD盤はドイツのフリークショウレコーズから2007年のリリース。編成はメロトロン、ベース、ドラムス、ギター、ヴォーカル、フルート、ピアノ、サンプラー、磁気テープ、トランペット、パーカッションを操る3人編成。という事は各奏者が何でも演奏できるマルチな異才が3人集結していたという事で特にクレジットにもあるメロトロンは2人分のクレジットがあってこれじゃまるでダブルメロトン状態か?というわけで各トラックを慎重に聴いても特に二重奏になっているパートは無し。なんて変なところにポイントは置かずとも充分に面白い内容。総体的にかなり個性的で一概に似たグループはあまり思い浮かばないけれども、音楽的な各パーツとしては勃興期レコメン系の著名バンドの数々に触発されたであろうことは容易に想像できるほどに顕著で、さらに意外な事に70sキングクリムゾンからの影響も独自解釈してさらに変形させてもいるという、なるほどメロトロンはこういうインスピレーションからだったのかと妙に納得できる次第で、わりと作品の出来にバラツキがある中では最もアヴァンプログレッシブロック寄りの最高傑作として知られる1枚がこちら。CHEER ACCIDENT-sever roots tree dies(compilacenoy)
コンディション:★盤は中古盤として並品(軽いキズ、スレがあります。音トビ無し、再生に影響無し)、ジャケットは中古盤として並品(目だたない程度のスレ、キズ、経年のヨレがあります。端にツメの噛み跡あり)、プラケースは中古盤として並品(スレ、キズが散見されます、ヒビ割れがある場合もあります)★プラケースは経済的理由により新品に交換できません。予め消耗品としてお考えいただけますと幸いです★その他詳しいコンディションにつきましてはご入札前にご質問欄からお問合せください。あくまで中古盤という性質上、完璧なコンディションをお求めの場合はご入札をお控えくださいますよう、よろしくお願いいたします★
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