“ドメーヌ・ミュジカル” 1956-1967
アニヴァーサリー・ボックス!
4CD
シュトックハウゼン:
ベリオ:
ブーレーズ:
メシアン:
ドビュッシー:
ヴァレーズ:
ノーノ:
ヘンツェ:、ほか
BONUS CD
ブーレーズ独占インタヴュー
『主のない槌』ファースト・レコーディング
(Vega,1956)
ドメーヌ・ミュジカル
指揮:ピエール・ブーレーズ
1944年にメシアンのクラスをプルミエ・プリで卒業し、オネゲル夫人に対位法を学び、レイボヴィッツに12音技法を学んだピエール・ブーレーズのプロとしての最初の本格的な仕事は、1946年からのジャン・ルイ・バロー&マドレーヌ・ルノー劇団の音楽監督というものでした。 要は舞台演劇に音楽を付けるという仕事で、ブーレーズ自身、オンド・マルトノ演奏をおこなったり、ギリシャ悲劇『オレステイア』のための音楽を作曲・演奏するなどして、この地位に1956年までの10年間に渡って留まります。 この頃のブーレーズは過激な言動でも知られていた時期で、「オペラ座を爆破せよ」「シェーンベルクは死んだ」「ジョリヴェは蕪」「ベリオはチェルニー」といった数々の暴言が、現在のブーレーズからは信じられない刺激的なイメージを伝えてくれます。 そして1954年10月、過激な時期のブーレーズによって創設されたのが、室内アンサンブル“ドメーヌ・ミュジカル”なのです。この団体は、当時のブーレーズが音楽監督を務めていた劇団の舞台でもあるパリのマリニー劇場を本拠とし、くだんのジャン=ルイ・バローとその夫人のマドレーヌ・ルノーがパトロンになって発足したもので、創立者にはブーレーズとこの両名が名を連ねています。 もっとも、彼らは最初から現代音楽に特化したアンサンブルだったわけではなく、1954年のシーズンには、マショーやデュファイ、バッハといった古楽プログラム、ドビュッシー、シェーンベルク、ベルク、ヴェーベルン、ストラヴィンスキー、バルトーク、ヴァレーズといった近代プログラム、シュトックハウゼン、ノーノ、マデルナなどの現代プログラムが3つの柱として存在しており、年を経るにしたがって現代の占有率が高くなっていきました。さらに、この団体の活動は演奏会の開催だけにとどまらず、機関紙や研究書の発行にまで至り、ヨーロッパのみならず世界の現代音楽シーンに多大な影響を与えていったのです。 しかし、1967年にブーレーズは、フランス政府の音楽政策に抗議してフランス国内での演奏活動の中止を宣言、“ドメーヌ・ミュジカル”をジルベール・アミに託し(1973年に解散)、自らはBBC交響楽団やニューヨーク・フィル、クリーヴランド管弦楽団を指揮して国際的に活動するようになります。 ちなみに“ドメーヌ・ミュジカル”ブーレーズ時代13年間の公演数は約80、登場する作曲家は約50名、作品数は約150曲といいますから、当時からブーレーズのレパートリーの広さにはかなりのものがあったことが窺われます。 ということで、今回の“ドメーヌ・ミュジカル”ボックスは、最初にレコーディングのおこなわれた1956年から、ブーレーズがフランスを離れる1967年までの音源を収めたものとなっており、体裁としては“ドメーヌ・ミュジカル”初録音50周年記念といったような感じです。
4CD+BONUS CD Le Domaine Musical (1956…1967) Vol.1 CD1 10周年記念コンサート (66'54) シュトックハウゼン:コントラ-プンクテ 作品1 ベリオ:セレナータ Ⅰ ブーレーズ:主のない槌 ル・マルトー・サン・メートル メシアン:異国の鳥たち CD2 フランス関連 (62'32) ドビュッシー:パンの笛 ヴァレーズ:比重 21.5、ハイパープリズム、オクタンドル、アンテグラル(積分) メシアン:カンテヨジョーヤー、7つの俳諧 CD3 作曲家ブーレーズ (59'46) ストラクテュール 第1集 フルートとピアノのためのソナティナ ピアノ・ソナタ 第2番 CD4 同行する旅人たち (73'15) カーゲル:弦楽六重奏曲 ノーノ:インコントリ ヘンツェ:イル・マリニーのための協奏曲 プスール:マドリガル Ⅲ、2台のピアノのためのモビール シュトックハウゼン:ツァイトマーセ 作品5、ピアノ曲 第4 BONUS CD 友情の物語(期間限定!) ブーレーズ独占インタヴュー 『主のない槌』ファースト・レコーディング (Vega,1956) ドメーヌ・ミュジカル 指揮:ピエール・ブーレーズ 録音:1956-67年、パリ 一部モノラル(CD3&4)
コンディション良好。 ※背部分に若干の退色が見られます。
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