生地商さんが保管していたデッドストック／ヴィンテージの生地で、生産年、素材など詳細は不明ですが、名門織物商社ホーランド＆シェリー傘下のスコットランドの卸商（マーチャント）、INNES CHAMBERS　イネスチェンバースのネイビー無地。

イネスチェンバースは「多様な混紡素材に注力し英国製ながら、軽くやわらかな生地の供給を得意とする」と紹介されていますが、こちらの生地もまさにそんな雰囲気で、非常に軽やかな春夏生地で、かつ、まるでイタリア産生地のような発色と光沢を持っています。

ミミには「MADE IN ENGLAND FINEST LUXURY FEATHERWEIGHT」と記されています。

160cm × 300cm、虫食いなどは見当たりませんでした。

さらさらとしていて（とはいえ脂が抜けた生地ではないのでぱさついてはおらずもっちり感もあります）、モヘア混かシルク混であるかのような感触、光沢を持っています。

FEATHERWEIGHTと記されている通り、非常に軽量な生地で3mの用尺ながら、家庭内体重計で計った限りでは約500gでした。暑い日本の夏でも心地よく着れそうな生地です。

しかし、一般的なサマーウールの生地のようにスケスケの生地ではなく、比較的目は詰まっています。薄いけれど丈夫そうで、手で触ってもすぐにしわが回復する感触です。

それでいて、モヘアかシルクが入っていると思えるほどの滑らかな肌触りを持っています。詳細は不明ですが、FINEST LUXURYと記されているので、同社が扱う記事の中でも最高クラスのラグジュアリー生地であることは間違いないと思います。

ちなみにFEATHERWEIGHTの表示のある生地は、親会社ホーランド＆シェリーにもありますが、両社とも、ウールを主体に、モヘアまたはリネンまたはカシミヤを混紡するケースが多くみられています。

色は明るめの、どちらかというとほんのり赤みがある方向に寄ったネイビーですが、光沢のある生地なのと、濃淡が異なる糸で織られているため、光の当たり具合や揺れ具合で見え方の濃淡が異なるのも綺麗です。手で持ってみただけでも、ブルー～ネイビーの濃淡の変化が如実にわかるので、実際に仕立てた際にはドレープで見え方が非常に美しい一着になると思われます。

※専門家ではないため詳細はわかりかねます。詳細は写真にてご確認し、ご判断ください。
※生地サイズは素人採寸ですので誤差があるかもしれません。
※虫食いなど目視での確認事項は上記に記しておりますが、素人確認なので、気づかないキズがあった場合、ご容赦ください。
※なるべく実物に近い状態で撮影して いますが、撮影時の光の加減やPC・スマホ設定により、色合いが若干異なる場合がございます。
※ご質問などございましたら入札前にお願いいたします。
※お取引は、yahooかんたん決済のみとさせていただきます。上記期限内にお支払いがなかった場合は、落札者様都合により出品を取り着させていただきます。ご理解の上でご入札いただけますようお願い申し上げます。
※未使用品ですが個人保有のものであること、デッドストック、ビンテージの生地であることをご理解の上、ご入札をご検討くださいますようお願い申し上げます。神経質な方のご入札はご遠慮ください。
※ノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。