【白蝶貝ボタンとは?】
※ご自身でドレスアップしたい人向きです。
【注記※かならず、お読みください】
吹奏楽部や楽団でワイワイ、ガヤガヤと楽しく【オパール化】の美しさを勉強するのにも、たっぷりの10枚セット(トランペッター3人分)となっております。
サイズダウンの方法は、Instagramにも載せてあります。
数年前の投稿なので、根気のいる作業となります。
委託研磨は、可能ですが【無意味】だと思います。
それなら、ヤマハなどの代理店で購入された方がマシです。
あくまでも、自主制作の意思が【本番演奏】と同じ程度の
強いものでないと、仕上がることは不可能です。
私のドレスアップ作業時間は、お風呂に入ったりコーヒー飲んだりして半日掛かりました。
根気がない私でもInstagramの画像の様に
美しい【オパール化】に成功しております。
何週間も、レパートリーを練習する集中力があれば
私よりも必ず美しく【オパール化】に成功するはずです。
長くなりましたが、【不精なので】と下り文句からリペア道を覗き見するのは如何なものか?と思います。
【愛しい愛しい愛しい愛機と共に生きてきたから、直してあげたいんや。。。】と必死に共に生きてきた愛機を慈しんで頂きたいと心から思います。
長文ご容赦ください。
松隈清次より
白蝶貝ボタンは、真珠の母貝である白蝶貝を原料として作られた貝ボタンです。貝ボタンの中でも最高級品とされており、上品で繊細な印象を与えます。
白蝶貝ボタンの特徴は次のとおりです。
1・真珠のようなオーロラ的な光沢がある
2・雪のような真っ白な色をしている
3・角度を変えると、反射の光が様々な色に見える
4・厚みがあり、割れにも強い
白蝶貝は、熱帯西太平洋に分布するウグイスガイ科の二枚貝で、外側は黄褐色ですが、内側は白銀色をしています。真珠層の光沢が繊細で、パール調の輝きが美しいのが特徴です。
【当該アイテムのコンディション】※ 画像右端の小ボタンはトランペット用(比較)
近年、海の酸性化により稚貝が育たない環境となり
貝だけでなく、サンゴもウニも甲殻を持つ種が減ってきている。
白蝶貝も例外ではなく、次の仕入れはありません。
あっても高過ぎて購入出来ません。
なので、貝殻より打ち抜いたばかりの(外殻も映り込んだモノ)
17.5mm直径(プラスマイナス0.3)厚み1.9mmのボタン加工前の素材を
サックス用インレイとして転用しております。
もちろん、本物です。(大和国の貝ボタン工場主様より購入)
但し、【仕上げ磨き】はしてませんので
オパール化(オーロラの色)するまで磨いてくださいませ。
また、直径が合わないときは【リューター等で芯に先端を接着して回転を利用して研磨】研磨調整してください。
【研磨方法について】
高級磨き研磨とは、極小の粒子を使用した研磨材や研磨機材を用いて、対象物の表面を滑らかに磨き上げる加工です。貴金属や時計などの表面に深みのある鏡面光沢や、ゆがみのない平滑な面を施すことで、その美しさを引き立てます。
高級磨き研磨の例としては、次のようなものがあります。
ザラツ研磨:時計のケースを磨く技術で、平面が広くても歪みがなく反射する鏡面を仕上げます
ダイヤモンドの研磨:地上最高の硬度を持つダイヤモンドから強い輝きを引き出すために、ファセットを磨き込み、究極の表面研磨を実現します
貴金属の研磨:プラチナやゴールド、シルバーなどの貴金属に、研磨剤や研磨機材のバフを使用し、深みのある鏡面光沢を出します
研磨には、削り取る作用と表面に光沢やツヤを出していく作用があります。