絶版希少図録本 展覧会図録本 興福寺国宝展 南円堂平成大修理落慶記念 作品集 写真集 解説 仏像 仏画 仏教美術 奈良仏教
仏頭 八部衆立像 板彫十二神将像 四天王立像 十大弟子立像 十二神将立像 春日社寺曼荼羅図 法相六柤坐像 金剛力士立像 他
ANCIENT BUDDHIST TREASURES OF KOFUKUJI TEMPLE
In Commeoration of the completion of the Heisei-era Grand Repairs of Nan'endo Hall
長野県信濃美術館・岡山県立美術館・福岡市博物館・名古屋市博物館 巡回
1997年1月14日 発行
29.5x21x1.8cm
227ページ
作品写真図版フルカラー
解説図版モノクロ
ソフトカバー
巻末英文表記
※絶版
フランス・パリにて成功を収めた興福寺展の帰国展図録。
本展は、興福寺展としては最大規模の展覧会で、
国宝28点と重要文化財21点をふくむ全54点を紹介したもの。
作品リスト以外にも、参考図版多数掲載。
奈良時代、平安時代、白鳳~鎌倉時代、江戸時代の神仏習合垂迹美術、春日信仰などを網羅し、
興福寺仏頭、菩薩像、阿修羅像で有名な十二神将立像、仏画、春日社寺曼荼羅、
国宝や重要文化財など、彫刻、古写経、工芸、絵画、書跡、古美術、歴史資料をまとめたもの。
作品写真図版はフルカラーで、とじこみ写真、
目録掲載以外にも、参考作品も多数掲載されており見どころ満載。
モノクロ図版を付した詳細な解説、論考テキストも内容充実の、仏教美術、愛好家必携・大変貴重な資料本。
【序文より】
本展は、前後五年余の歳月を要して平成八年三月に完了した南円堂平成大修理を記念して開かれるものである。
南円堂は、藤原氏の諸家をおさえて頭角をあらわした北家の冬嗣が弘仁四年に創建した八角円堂で、和銅年中(七〇八~七一五)以来行われてきた興福寺伽藍の創建造営は、これをもって完成したといわれる。
そうした造営完了のモニュメントとしての意味はともかく、その後、檀越の藤原氏が、北家を中心に摂関政治体制を不動のものにして全盛を誇ったこと、また、神仏習合・本地垂迹という時代思潮の中で、本尊の不空羂索観音菩薩が春日社第一殿の本地仏とも説かれたことなどにより、南円堂は、藤原氏の人々にいわば聖地と見なされるようになり、また、その出自の多い興福寺学侶衆の篤信を集めた。そしてさらに、近世になると、西国三十三所観音霊場の第九番札所として一般民衆の篤い観音信仰を集めるなど、南円堂は、興福寺一山の中でもきわめて特異な立場を占め、そのそれぞれの重要な意味を担ってきた。
興福寺では、こうした南円堂の平成大修理完成を奉告する落慶法要を本年四月五日から三日間厳修したが、その前後、創建以来護持してきた寺宝尊像の数々を、東京国立博物館を始めとして長野県信濃美術館、岡山県立美術館、福岡市博物館、名古屋市博物館において展観に供することができ、感謝に堪えない。平成八年九月から十二月にかけて、フランス国パリ市のグランパレ美術館において「日本仏教美術の宝庫-奈良・興福寺展」が開催され、国宝十三件・重要文化財二十一件を含む四十八件百二十二点の名宝を出陳して好評を博した。
本展は、それらの多くを帰国後初めて巡回公開するものであり、おのずから帰国記念展の意味合いをも有するが、いずれにせよ、この南円堂平成大修理落慶記念展は、興福寺展としてはきわめて重厚な内容と自負するものである。これを機に、大方の闊達な参観を得、仏教や仏教美術史、あるいは広く日本文化史における興福寺の位置といったものを改めて確認していただければ幸いである。
平成九年四月興福寺貫首 多川俊映
【目次より】
「興福寺国宝展」に寄せて
凡例
総説
興福寺の歴史
興福寺の仏像と仏師
図版
作品解説
興福寺年表
参考文献
出品目録
英文出品目録
英文序
ごあいさつ
目次
【作品リストより】一部紹介
仏頭
仏手
八部衆立像 迦楼羅
八部衆立像 沙羯羅
十大弟子立像 富楼那
十大弟子立像 目連
四天王立像 広目天
四天王立像 多聞天
薬師如来坐像および像内納入品
板彫十二神将像 迷企羅大将
板彫十二神将像 安底羅大将
板彫十二神将像 波夷羅大将
板彫十二神将像 因達羅大将
板彫十二神将像 珊底羅大将
板彫十二神将像 伐折羅大将
広目天立像
多聞天立像
法相六柤坐像 伝常騰 康慶作
法相六祖坐像 伝行賀 康慶作
法相六柤坐像 伝神叡 康慶作
法相六柤坐像 伝善珠 康慶作
十二神将立像 波夷羅大将
十二神将立像 毘羯羅大将
十二神将立像 因達羅大将
十二神将立像 伐折羅大将
無著菩薩立像 運慶作
世親菩薩立像 運慶作
金剛力士立像 阿形
梵天立像
帝釈天立像
千手観音菩薩立像像内納入品
地蔵菩薩立像
天燈鬼立像
龍燈鬼立像
大黒天立像
金剛力士像頭部
金堂鎮壇具
軒瓦
鬼瓦
燈籠火袋羽目
黒漆舎利厨子
黒漆舎利厨子
慈恩大師像(大乗院本)
慈恩大師像(一乗院本)
三天王像 持国天
春日社寺曼荼羅図
春日社寺曼荼羅図
春日鹿曼荼羅図
法相曼荼羅図
大織冠像
絵馬
細字法華経
成唯識論巻第十
大慈恩寺三蔵法師伝
造興福寺記
平清盛書状
成唯識論
僧綱補任
宋版一切経
金剛般若波羅蜜経 二条良基筆
興福寺伽藍春日社境内絵図
興福寺伽藍春日社境内絵図
春日版板木
★状態★
1997年のとても古い本です。
巻末に、花押のような記名あり。
外観は上端・上角部にしわあり、背に縦じわ、通常保管によるスレ、天小口に経年並ヤケしみがある程度、
本文も周縁部を中心に経年並ヤケありますが、カラー写真図版良好(数ページにスレあり)、
目立った書込み・線引無し、問題なくお読みいただけると思います。
(見落としはご容赦ください)
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