『GUILD OF CRAFTS ギルド オブ クラフツ』
1998年に創立した日本のシューズブランド。
創立者は山口千尋。
山口千尋は1960年、大阪府に生まれる。1987年、渡英。コードウェイナーズカレッジで靴のデザインや製靴法を学ぶ。1990年、日本人で初めて「ギルド・オブ・マスター・クラフツマン(Guild of master craftsmen)」の称号を獲得。トリッカーズ(Tricker’s)の工房でハンドソーンのトレーニングにも取り組む。
1998年、ビスポークブランドである「Guild of Crafts」をスタート。ハンドソーン・ウェルテッド製法によるフルハンドメイドの丁寧且つ美しいシルエットのビスポークシューズを中心に展開。王道的なシューズのみならず、デザイン性の高いシューズも展開するのが特徴。同年、手製靴作りの専門学校である「ギルド・ウェルテッド・フットウェア・カレッジ(Guild Welted Footwear College)」を開校。関連ページ「Guild of Crafts~靴作り~」(「peaceful child」より)。
2000年、イギリス大使館主催の英国靴メーカー展に特別参加。
2001年、セミオーダーブランドである「ホール&マークス(Hall&Marks)」をスタート。ビスポークにも劣らない、ハンドソーン・ウェルテッド製法による9分仕立て(吊り込みやすくい縫いはハンド、出し縫いはマシン)を中心とした丁寧な作業のシューズを展開。
2002年、東京・浅草にギルド浅草店をオープン。
2004年、GUILD EXHIBITIONを開催。
2006年、東京・銀座にギルド銀座店をオープン。同年、ギルドの靴修理部門である「Guild Arms」を創立。
2007年、ギルド・ウェルテッド・フットウェア・カレッジを「サルワカ・フットウェア・カレッジ(Saruwaka Footwear College)」に校名変更。校名の由来は、サルワカ・フットウェア・カレッジが江戸時代に芝居の中心地として栄えた猿若町にあることから。
2010年、フランス・パリで展示会を発表。
「HALL&MARKS ホール&マークス」
2001年、ビスポーク専門のシューズメーカー ギルド・オブ・クラフツが立ち上げたセミオーダー・既成靴ライン。
同ブランドの製品は、主にハンドソーンウェルテッド製法(九分仕立て)で作成をされています。
ホール&マークスのラインは既に終了していますので、同ブランド名での注文は出来なくなってしまいましたが、現在、同ラインはギルド・オブ・クラフツ/M.T.O.ラインに引き継がれており、同系の製品が12~18万円(+Tax)で注文可能です。
モデル:Toffee
カラー:ブラウン系
サイズ表記:8 1/2
アウトソール全長:約30cm、最大幅:約10cm
アッパーにスレやシワ・ライニングに薄くSマーク(オーダー用のデザインサンプルとして制作をされた製品ではありますが、製法や使用レザーは通常オーダー時と同一の品質で作られています。)などありますが、深刻なダメージはなくまだまだお使いいただけるコンディションになります。
トゥは、ラバーにてリペアしてあります。
純正シューツリーもお付け致します。
現在では、幻となった「HALL&MARKS ホール&マークス」の希少なシューズを是非。
ジャパン・メイドになります。