Avid Mojo DXです。
編集室をバラした際に不用になった機材と聞いています。通電確認のみの現状渡しとなります。

以下はAIによる商品説明になります。
参考までにどうぞ。

概要・目的・位置づけ
Avid Mojo DX は、Avid のノンリニア編集ソフト（主に Media Composer / Symphony / NewsCutter 等）と連携して映像・音声の入出力（I/O）およびモニタリングを担うハードウェア（ブレークアウト I/O）ユニットです。
映像編集ワークフローにおいて、編集用 PC／ワークステーションとカメラ・デッキ・モニタ等の外部機材とのインタフェースを提供する役割を持ちます。
もともと SD（標準画質）用 I/O 製品としての “Mojo” シリーズを拡張し、HD（ハイビジョン）対応を加えたモデルのひとつがこの Mojo DX です。
編集ソフト内部のリアルタイム処理（エフェクト処理、合成等）を補助したり、映像フォーマット変換やモニタリングに専用ハードウェアとして機能します。


主な仕様・入出力インタフェース

以下は Avid のマニュアル等から整理した主な仕様・入出力構成です。

分野詳細
映像入出力- SDI/HD-SDI 入力／出力（1 系統） - HDMI 出力（モニタ用途） - 入力・出力の SD／HD 規格切替が可能。
音声入出力- SDI 埋め込みオーディオ（映像と共にデジタル音声を埋め込む） - ADAT（光）入出力（8ch） - S/PDIF（光デジタル）入出力（2ch） - アナログ音声入出力（1/4″ TRS ステレオ）（2ch入出力） - ヘッドホン出力（ステレオ）（3.5 mm TRS）
同期 / リファレンス- リファレンス同期入力（REF）：Blackburst または Tri-level Sync 入力用 BNC 端子 - ワードクロック出力（または S/PDIF 出力との兼用可能）
ホスト接続- PCI Express（PCIe）接続：PC／ワークステーション側に PCIe ホストインタフェースボード（Host Interface Board, HIB）を設置し、本体とケーブルで接続 - ノート PC 等で利用したい場合は、PCIe → ExpressCard（1 Lane）変換アダプタを使う構成も可能（ただし制限あり）
物理スペック / 消費電力- デスクトップ／ラックマウント設計：ラックマウント時は 2U（標準的なラック幅 19 インチ）サイズで設置可能 - 寸法（デスクトップ構成時）：幅約 14.6″ × 奥行き約 10.6″ × 高さ約 2.26″（脚部含む） - ラックマウント構成時の寸法：幅 19″、高さ 1.7″（ 2U 換算） × 奥行き約 10.3″ - 重量：約 6 ポンド 15 オンス（約 3.15 kg） - 入力電源：AC 100240 V、50/60 Hz（自動レンジ対応） - 通常動作時消費電力：約 30 W、最大荷重時（重負荷時）は最大約 45 W 程度

また、Avid のナレッジベースによれば、Mojo DX／Nitris DX の入出力対応能力などの比較表も提供されています。



主な特徴・機能・強み
高性能 I/O & モニタリング統合
　Mojo DX は SD／HD 映像入出力、アナログ／デジタル音声入出力、同期信号対応を一台で持ち、モニタリング用 HDMI 出力まで備えている点が強みです。
薄ラスタ（Thin Raster）対応
　Mojo DX は薄ラスタ機能を持っており、たとえばアナモルフィック素材（たとえば 1440×1080 など）をリアルタイムで横方向に引き伸ばして表示する処理をハードウェアで肩代わりでき、ホスト PC のリソースを節約できる設計がなされています。
Avid ソフトウェアとの密結合
　Media Composer / Symphony / NewsCutter といった Avid ソリューションとの統合を前提に設計されており、コーデック変換、リアルタイム効果処理、メディア入出力制御など動作が最適化されています。
ワークフロー柔軟性
　テープベースの入出力（SDI や RS-422 機器制御）だけでなく、ファイルベースのワークフローや HDMI モニタリング、アナログ音声入出力など、多様な入出力形式に対応できる点が現場で重宝されます。



制約・弱点・注意点

実際に使われたユーザーの声や技術的制限から見られる注意点も挙げておきます：
HD 入出力は 1 系統のみ
　Mojo DX は SDI/HD-SDI の入出力を各 1 系統しか持たないため、複数系統（たとえば複数カメラ、モニタへの同時出力など）には拡張性が制限されることがあります。
テープ出力（Laydown）制限
　特定のテープフォーマット（たとえば HDCAM 等）への出力ができない、または別途機器を必要とするという指摘があります。あるユーザーは「Mojo DX を使うが、HDCAM へのテープ出力を行うときだけ他機器が必要」と述べています。
システム適合性・互換性チェックの必要性
　使用する PC や編集ソフトのバージョン、PCIe スロット数、性能、対応 OS、Avid ソフトウェアのバージョンなどが適合していないと正しく動作しない／制限される場合があります。特にノート PC 接続時には PCIe → ExpressCard 変換等が必要で、性能制限も出やすいため注意が必要です。



実用導入例・ユーザー評価
一部ユーザーは、Mojo DX を日常的に使っており、旧機構（Adrenaline 等）よりも扱いやすいという意見を表明しています。ただし HDMI モニタリングの画質や拡張性の細かい点では不満を持つ声もあります。
あるユーザーからは「Mojo DX は自分の用途には十分。だが HDCAM へのアウトプット時だけ他機材を使う」というコメントもあります。
B&H の製品紹介では、「Mojo DX の導入により CPU/GPU の性能最適化と高帯域幅の効果処理エンジンを実現する」との記述があり、映像・エフェクト処理性能の補助役割を担うことがアピールされています。