
スーザン・バーレイ作、「わすれられないおくりもの(Badger's Parting Gifts)」です。小川仁央訳。評論社刊、「児童図書館・絵本の部屋」シリーズ。カバーなし。状態は、全般にかなり良好です。送料は、クリックポストで185円です。
★内容: 水彩とペンで描かれるイラストが暖かい、スーザン・バーレイのデビュー作。イギリスでは最もなじみの深い動物のひとつであるアナグマを主人公にした本書は、「身近な人を失った悲しみを、どう乗り越えていくのか」ということをテーマにした絵本。
賢くて、いつもみんなに頼りにされているアナグマだが、冬が来る前に「長いトンネルの むこうに行くよ さようなら アナグマより」という手紙を残して死んでしまった。悲しみにくれる森の動物たちは、それぞれがアナグマとの思い出を語り合ううちに、彼が宝物となるような知恵や工夫を残してくれたことに気付いていく。そして、春が来る頃には、アナグマのことは楽しい思い出へと変わっていった。
「死」を題材にした絵本はいろいろありますが、本作は、予期せぬ死によってとても身近な人を喪失したときに、最大の悲しみをどうすれば乗り越えていけるのか、また、乗り越える適切な方法があるとしても、それを幼い子供たちにどのようなストーリーや表現で伝えれば良いのかという課題にさらりと向き合い、本質的な解決策を示すことに成功しています。作者バーレイは、ベテランも尻込みする難しいテーマをわざわざ選択し、新人とは思えないような老練なアプローチと、クラシカルな作風とでそうした成功を引き寄せました。(Heartbeat氏; 書評サイト”just-read-it.book-lovers.net”より)
たかが子ども向けの絵本とあなどるなかれ。子どもたちに「死」について考えるチャンスを与え、すでに「死」を理解する大人にも静かで深い感動をもたらす。親しい人とのお別れを経験した方に、心を込めて贈りたくなる。(小山由絵)
★作者、スーザン・バーレイ(Susan Varley)は1961年、イギリス、ブラックプール生まれ。マンチェスター工科大学(Manchester Polytechnic)でグラフィックデザインとイラストレーションを学び、絵本作家を目指す。1984年に、卒業制作としてつくっていた「わすれられないおくりもの(Badger’s Parting Gifts)」でデビュー。同作はイギリスの絵本作家の登竜門であるマザーグース賞を受賞。その後もバーレイの描いた絵と他の作家による文章という共作のかたちで、多くの絵本を製作している。また、電力会社のTVコマーシャルでは長年にわたり「アナグマシリーズ」の絵を担当している。
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