■ Intel社製 NAS SS4000-E
Intel Entry Storage System SS4000-E
RAID5対応 SATA HDD 4本 500GBx4構成 +スペア用にもう1本付属(合計5本)
LANは1GbE x2
Windows11で動作・セットアップ確認済
本体・電源ケーブル、納品時の業者が作成したマニュアルとメーカーCDのみ
マニュアル(英語PDF)とストレージマネージャユーティリティを収めたUSBメモリ添付します。
写真7は
、色々なHDDを認識させたときのものです。ファームウェアの更新履歴にあるように、このように2TBまでのDiskしか正常に扱えないようです。
古いNASですので、セキュリティ対策などでの変化から取り残されていますが
セットアックさえしてしまえば、個人で使う分には普通に利用できます。
ただし遅いので、Full HDレベルの動画ファイルは、ネットワーク越しの再生ではコマ落ちします。
★利用上のご注意です。
(1)WebインタフェースはTLS1.2ではアクセスできない
LS1.0 等を有効にして、EdgeでIEモードで接続することで
Widnows11 環境でも利用できます。
参考
https://beyondjapan.com/blog/2023/05/support-protocol/
(2)SMBのバージョンが古い
Windowsの機能の「SMB 1.0/CIFS ファイル共有のサポート」の
「SMB 1.0/CIFS クライアント」にチェックを入れることで
ネットワークプレイスなどでマウントできます。
RAID5でセットアップ済でお送りします。
HDDを変えたり再セットアックする場合は、ストレージマネージャをインストールして行います。
Windows11でもインストールできました。
初期の場合は、192.160.0.101 がデフォルトです。
Webブラウザでアクセス(上記のIEモードのEdgeで)して利用します。
色々な容量のHDDをどう認識できるか確認した際のストレージマネージャの
画像もアップしたので、ご確認ください。
FWの更新履歴にある通り、最大HDDは2TBです。
■補足
CPU: Intel XScale 80219 @400MHz (main board)
Intel 80219はPCI-Xインターフェイスなどを有するXScaleベースのI/Oプロセッサで、
IntelのI/Oプロセッサラインナップでは廉価版チップの位置づけになる製品でした。
参考
https://techinfodepot.shoutwiki.com/wiki/Intel_Entry_Storage_System_SS4000-E
https://ja.wikipedia.org/wiki/XScale
こんな物でも、使ってみようという方がいらっしゃったら、是非!!
よろしくお願いいたします。