★葉加瀬太郎 /Etupirka~Best Acoustic~アコースティクサウンドの魅力をどこまでも追及した全曲新録音の必聴盤!色褪せない音楽がここに!
(内容)
キーワードは「原点回帰」。
徹底的にこだわった、アコースティックの持っている滾るような力強さと、隠された狂気。感性が紡ぎ出す名曲の数々。
ベスト アコースティック! ! 葉加瀬太郎のソロとしての活動を決定づけた代表曲の一つ「エトピリカ」。
誰しもが一度は耳にした事があろうこの曲。
実は世に発表されて16年経つが、一度もアルバム等に冠された事が無く、今回、初心にかえるという意味を込めたタイトルとなっている。
今作は、エレクトリックを一切使わない、アコースティックな楽器編成。
ストリングスの大きな編成で、暖かく包み込むような曲。
小さい編成でより強くソリッドのきいた曲等、実にバラエティに富んだ内容となっている。
耳を澄まして“音"を聴く。
~ 一つ一つの音の息づかいを感じる醍醐味を味わって欲しい。~
(本人よりメッセージ)
2007年に英国に居を移した頃からロンドンのスローンスクエア、カドガンホールでアコースティックコンサートを定期的に行うようになりました。
そしてそれが2011年から三年間続いたクラシックシアターという全国ツアーに発展していきました。このアルバムはそのコンサートの中で生まれた楽曲たちを中心に弦楽五重奏にピアノというアンサンブルを核にした完全なるアコースティックサウンドにこだわって制作しました。
それぞれの曲は様々な編成によって演奏されていますがここに収められた音楽はすべて室内楽と言えます。
僕はこの室内楽という言葉の持つパーソナルな響きが大好きです。
繊細で暖かく力強い生楽器の息吹が元々バンドスタイルで書かれた僕のオリジナルナンバーからまた違った魅力を活き活きと引き出してくれました。
また僕の敬愛するブラームス、サラサーテ、ピアソラなど先人達のマスターピース達にもこれまでにない新しい音楽の楽しみを見い出せたと確信しています。
常に僕の意図を100%以上理解して完璧なスコアを書いてくれた啼鵬氏、そして完璧なスキルとミュージシャンシップでそのスコアからまるで手品のように限りない夢と物語を紡ぎ出してくれた愛するメンバー達、またゲスト参加という形で溜め息の出るような素敵な彩りを添えてくれた沖仁、西村由紀江両氏にも心から敬意と感謝を。
そして長きに渡り揺るぎない信念と友情でいつも僕の音楽を理解してくれる朋友、柏木広樹氏にも改めて感謝の意をここに記します。
2014年6月2日 東京 南青山にて 葉加瀬太郎
(収録曲)
1. エトピリカ
2. シシリアンセレナーデ
3. 情熱大陸
4. ハンガリー舞曲 第5番
5. 長崎夜曲
6. Asian Roses
7. ツィゴイネルワイゼン Op.20
8. HANA 組曲「NIPPON」より
9. History of the future
10. ZERO HOUR
11. 冷静と情熱のあいだ
12. リベルタンゴ
13. WITH ONE WISH
14. ひまわり