ACE FREHLEY - PASADENA 2019(2CDR)
The Rose at the Canyon, Pasadena, CA, USA 24th November 2019 ULTIMATE SOUND
★奇跡的レベルの超高音質録音
生前最後の日本公演も思い出深い『SPACEMAN』時代のエース・フレーリー。帰国後のフルショウを体験できる新名盤が登場です。
そんな本作に吹き込まれているのは「2019年11月24日パサデナ公演」。その超極上オーディエンス録音です。当店ではエースの全キャリアを扱っておりますが、2019年の記録は本作が初。まずは当時の活動概要を俯瞰し、本作のポジションを探っていきましょう。
●2018年
・2月1日~3日:米国#1(3公演)
・5月4日~26日:米国#2(4公演)
・7月11日~8月18日:米国#3(8公演)
・8月28日~9月1日:豪州(4公演)
・9月3日~6日:日本(8公演)←※JAPAN TOUR 2018他
《10月19日『SPACEMAN』発売》
・10月31日~11月11日/12月9日:米国#4(8公演)
●2019年
・1月23日~26日:米国#5(4公演)
・5月2日~26日:米国#6(5公演)
・6月28日~8月16日:米国#7(15公演)
・9月25日~29日:米国#8(4公演)
・10月26日~11月24日:米国#9(11公演)←★ココ★
・12月12日~14日:米国#10(3公演)
《新型コロナ禍により活動休止》
【丸っきりサウンドボードなド密着感の極太録音】
これが2018年/2019年のエース・フレーリー。晩年のエースは税金の滞納問題でビザが下りず、出国ができなかった。2018年の来日こそがエース生前最後の海外公演で、その後はすべてアメリカ国内の活動に終始しました。本作のパサデナ公演は、そんな日本公演の約1年2ヶ月後。「米国#9」の最終日にあたるコンサートでした。
そんなショウを真空パックした本作は、「超」付きの極上サウンド。話題の名手「ijwthstd」氏が手掛けた最新作なのですが、いわゆる「完全サウンドボード級」の業物。曲間になれば生々しい喝采も沸き立つものの、肝心要の演奏音やヴォーカルは猛烈にオンで距離感ゼロ。輪郭の切り立ち方、見事なセパレート感、細やかなディテール……何もかもがサウンドボードっぽい。
すべての楽器が超絶なのですが、特にスゴいのはギター。ギャリギャリと鋭いエッジには微塵の曇りも濁りもなく、脳内で弦が振動しているようなシンクロ感に襲われる。普通、どれだけライン的な録音でもタムの鳴り等どこかに大気感が宿るものですが、本作はヘッドフォンで耳を澄ませても空間録音の証拠が見つからない。録音した当人が機材まで明かしているのでオーディエンスで間違いないのでしょうが、流れ出る音が「サウンドボードみたいだろ?」とドヤッてくるかのようです。
【日本公演以上にクラシックス重視なフルセット】
そんな超極太サウンドで描かれるのは、日本公演とも似て非なるフルショウ。当店では日本公演の名作『JAPAN TOUR 2018(Shades 960)』『TOKYO 2018 3RD NIGHT: UNRELEASED MASTER(Shades 2482)』も定番となっておりますので、比較しながら整理してみましょう。
●ソロ(4曲)
・1978年アルバム:Snow Blind(★)/Rip It Out/New York Groove
・フレーリーズ・コメット:Rock Soldiers
●KISS(9曲)
・地獄からの使者:Cold Gin/Deuce (Black Diamond)
・地獄のさけび:Parasite/Watchin' You(★)/Strange Ways
・ラヴ・ガン:Love Gun/Shock Me
・その他:Rocket Ride/Hard Times/She(★)/Detroit Rock City
※注:「★」印は日本公演の名作『JAPAN TOUR 2018』で聴けなかった曲。
……と、このようになっています。日本公演は『SPACEMAN』の発売前だったから新曲がないと思っていたのですが、実はリリース後の本作でもそれは同じ。むしろ、FREHLEY'S COMETやカバーを削ってKISSナンバーを増やしており、80年代の「Rock Soldiers」以外はすべて70年代レパートリーという徹底ぶりです。
とにかく強烈な高音質にド肝を抜かれる。サウンドボード……それもミックス卓直結系のような超絶なダイレクト感で70年代の名曲群を脳みそにねじ込んでくるライヴアルバムです。今後の「ijwthstd」氏コレクションにも目が離せなくなる新名盤。どうぞ、存分にぶちのめされてください。
★「2019年11月24日パサデナ公演」の超絶級オーディエンス録音。いわゆる「完全サウンドボード級」の業物で、曲間になれば生々しい喝采も沸き立つものの、肝心要の演奏音やヴォーカルは猛烈にオンで距離感ゼロ。輪郭の切り立ち方、見事なセパレート感、細やかなディテール……何もかもがサウンドボードっぽい。「Snow Blind」「Watchin' You」「She」など、日本公演では聴けなかった70年代レパートリーも美味しいフルショウを超極上体験できる新名盤の誕生です。
Disc:1 (58:27)
1. Intro.
2. Rocket Ride
3. Parasite
4. Hard Times
5. Watchin' You
6. Snowblind
7. Rip It Out
8. She
9. Strange Ways
10. Love Gun
11. Rock Soldiers
12. New York Groove
Disc:2 (39:14)
1. MC
2. Shock Me
3. Ace guitar solo
4. Cold Gin
5. MC
6. Detroit Rock City
7. Deuce
8. Black Diamond (outro)
9. Band Introductions
Ace Frehley - Guitar, Vocals
Ryan Cook - Guitar
Jeremy Asbrock - Guitar
Philip Shouse - Bass
Matt Starr - Drums
Shades 2580