室生犀星
(1889~1962)本名・照道、金沢市生れの詩人、小説家。加賀藩、足軽頭の私生児と生れ、真言宗の住職の内縁の妻に
引き取られ、後、住職の養子となる。この複雑な生れが翳となり、息吹となって作品を彩る。
裁判所の給仕、新聞社を辞め、京都に上田敏を、上京して北原白秋、児玉花外を、佐藤春夫、山村暮鳥を。
1913年、萩原朔太郎から手紙を受け取り、終生の親交を。1917年、朔太郎が『月に吠える』を発行。
翌1918年、『愛の詩集』『抒情小曲集』を。この後、大手拓次を含め、「白秋旗下の三羽烏」と呼ばれる。
1919年、『幼年時代』『性に眼覺める頃』を執筆、小説の扉を開く。長い沈黙の後1934年『あにいもうと』。
戦後も沈黙の後、1956年『杏つ子』を発表。1962年、肺癌のため死去、72歳。葬儀委員長は中野重治。
書名:室生犀星全集(昭和39年:新潮社版):全12巻別巻2の内、12巻欠本:
著者:室生犀星
編纂:三好達治/中野重治/窪川鶴次郎/伊藤信吉/福永武彦/奥野健男/
題字:西川 寧
発行所:新潮社
発行日:【1】昭和39年3月25日 発行 他
定価:1,500 円 × 13 = 19,500 円
所収:【1】 詩 ; 抒情小曲集 / 抒情小曲集・補遺 / 青き魚を釣る人 / 鳥雀集 / 十九春詩集 /
小説 ; 幼年時代 / 性に眼覺める頃 / 或る少女の死まで / 一冊のバイブル / 海の僧院 / 美しき氷河 / 冬 他 /
隨筆・評論 ; 小さきものの霊魂に /『赤光』を讀む 他 / 〇 後記(中野重治、三好達治、伊藤信吉)/
【2】 詩 ; 愛の詩集 / 第二愛の詩集 / 寂しき都會 / 星より來れる者 / 田舎の花 他 /
小説 ; 魚と公園 / 愛猫抄 / 香爐を盗む / 蒼白き巣窟 / 幻影の都市 / 藍いろの女 / 白い鴨 / 走馬燈 他 /
隨筆・評論 ; 嵐冠十郎 / 寒亭學人 / 詩について感想 他 / 〇 後記(中野重治、伊藤信吉、結城信一)/
【3】 詩 ; 忘春詩集 / 高麗の花 / 故郷圖繪集 /
小説・戲曲 ; 九谷庄三 / 芋掘藤五郎 / 人形師辨吉 / 龍宮 / 塔を建てる話 / 寂しき魚 / 大槻傳藏 他 /
隨筆・評論 ; 魚眠洞隨筆 / 庭をつくる人 / 芭蕉襍記 / 〇 後記(中野重治、伊藤信吉)/
【4】 詩 ; 鶴 / 鐵集 /
小説 ; 弄獅子 / 涅槃會 / 植物物語 / ヒツポドロム / 緑色の朝 / 川鰕 / 山河老ゆる / イワンの聖人 他 /
隨筆・評論 ; 天馬の脚 / 犀星隨筆 / 〇 後記(中野重治、伊藤信吉)/
【5】 小説 ; 女の圖 / 復讐 / 哀猿記 / 洞庭記 / 醫王山 / あにいもうと / 神かをんなか / チンドン世界 他 /
隨筆・評論 ; 茱萸の酒 / 文藝林泉 / 大學と藥鑵 他 / 〇 後記(中野重治、伊藤信吉、結城信一)/
【6】 小説 ; 戦へる女 / 龍宮の掏兒 / 惡い魂 / 獵人 / 會社の圖 / 蛭圖 / 熊 / 足 /
隨筆・評論 ; 慈眼山隨筆 / 文學 / 薔薇の羹 / 印刷庭園 / 〇 後記(中野重治、伊藤信吉)/
【7】 詩 ; 哈爾濱詩集 /
小説 ; 聖處女 / 大陸の琴 / 近江子 / 波折 / 死のいざなひ / つくしこひしの歌 / 蝶 / 故山 /
隨筆・評論 ; 駱駝行 / あやめ文章 / 此君 / 花霙 / 〇 後記(中野重治、伊藤信吉、結城信一)/
【8】 詩・和歌・俳句 ; 美以久佐(抄)/ いにしへ(抄)/ 日本美論(抄)/ 漁民洞發句集 / 犀星發句集 他 /
小説 ; 泥雀の歌 / 木洩日 / 竈馬寺前 / 廢家 / 蟲寺抄 / 山彦 / 壕の中 / 遠つ江 / えにしあらば / 山吹 他 /
隨筆・評論 ; 筑紫日記より / 残雪より / 神國より / 信濃の歌より / 〇 後記(中野重治、伊藤信吉)/
【9】 小説 ; 三人の女 / 汽車で逢った女 / 黄と灰色の問答 / 少女の野面 / 詩人・堀辰雄 / 詩人・萩原朔太郎 他 /
隨筆・評論 ; 泥孔雀 / 隨筆 女ひと / 隨筆 續女ひと / 〇 後記(中野重治、伊藤信吉)/
【10】 小説 ; 杏つ子 / めたん子傳 / 横着の苦痛 / 舌を噛み切つた女 / 藝術家の生涯 / 陶古の女人 / 鴉 他 /
評論 ; 我が愛する詩人の傳記 / 〇 後記(中野重治、伊藤信吉)/
【11】 小説 ; かげろふの日記遺文 / 蜜のあはれ / 少女榮え / 衢のながれ / なやめる森 / 朝顔 / 火の魚 他 /
隨筆・評論;誰が屋根の下/李朝夫人/刈藻/硝子の女/〇後記(中野重治、伊藤信吉、結城信一)/
欠 【12】
【別1】 日記 ◇ 大正十三年 ~ 昭和二十七年(欠年あり)/ 〇 後記(中野重治、伊藤信吉)/
【別2】 日記 ◇ 昭和二十七年 ~ 昭和三十一年 他 /
書簡 / 補遺 / 〇 後記(中野重治、伊藤信吉) / 附録(年譜、書誌)/
参考:帯なし。箱割れ。小口・天・地、本文等に相当のスレ・汚れ・ヤケ・シミ等あり。A5判。計約12.7kg。 ≪古本購入≫
ゆうパック(追跡・補償あり)サイズ100。取置(1週間)・ゆうパック等で同梱可。
★終活のため処分しております。