PRINCE GRAPHITE 110は、それまでよりもフェイス面積が大きい「デカラケブーム」を起こした今となっては伝説的な
ラケットです。
当時大活躍していた世界トッププロ選手がジュニア時代に使っていたことで有名で、アンドレアガシ、ガブリエラサバティーニ、
マイケルチャン、そして日本の杉山愛選手が使用して実績を上げて、アガシとサバティーニは他のラケットメーカーと高額な
契約を交わして変更していった事で有名でした。
日本ではいまだに「GRAPHITE」信仰があるようで、「GRAPHITE」の系譜のラケットの名前には皆「GRAPHITE」の名前が
付きますが、海外ではもう名前には付かないみたいです。たしかに商品名が素材名である「GRAPHITE」だと変ですよね。
こちらのラケットは海外限定展開で日本国内未発売のラケットで、発売時期等から日本国内で発売された
「PHANTOM GRAPHITE 100」と同種のラケットですが、微妙にスペックが違いますので以下差分について記載します。
■PHANTOM GRAPHITE 100のスペック
・フレーム厚:21.5 - 20 - 17.5mm
・スウィングウエイト:285
・パワーレベル:790
■PHANTOM 100Gのスペック
・フレーム厚:20.5 - 18.5 - 16.5mm
・スウィングウエイト:290
・パワーレベル:800
とちらとも、フェイス100、バランスポイント310mm、平均ウエイト310グラムなのに、
フレーム厚の薄いPHANTOM 100Gのほうが若干パワーが大きいのは面白いですね。
トワロンの配合を多くしているのですかね。
海外の有名なTennis Warehouseのテスターは、薄いフレームと低い剛性(RA 59)による
「シルキーでバターのような柔らかい打球感」を高く評価しています。
ネットプレーでのタッチも非常に優れていると評されています。
とにかく日本国内で発売したPHANTOM GRAPHITE 100のデザインが好きになれなかったのですが、
このラケットをあるサイトで見てからすごく欲しくなって海外に住む友人に買って日本に来るときに
持ってきてもらったものです。
マットな黒に非常にうっすらと目立たない線模様が描かれていて余計な文字はほとんどなくしかも
薄っすらとしたグレーで、まさにシンプルミニマムな芸術性の高いデザインでカッコ良いです。
打った感じも、PHANTOM GRAPHITE 100よりもフレームが薄いので、振り抜きがとても良くて、
打球感も柔らかくてタッチショットがしやすいです。
しばらく使った後に、「PHANTOM GRAPHITE 97 315」が日本で発売されて、それが結構使い易く
デザインも改善されたので、そちらも購入して2つ並行して使用していました。
シングルスだとPHANTOM 100Gのほうがよりしなりを感じられて使い易いのですが、
ダブルスがほとんどの自分は結果的に「PHANTOM GRAPHITE 97 315」を使う事が
多くなり使わなくなりました。
最近になって高性能素材のザイロンを使用した「PHANTOM GRAPHITE 97」が発売されましたので、
そちらを購入する資金捻出のため、この貴重なラケットを出品することにしました。
画像を見て頂ければわかると思いますが、目立つような傷は画像9にあるバンパーグロメットの一部が
欠けているぐらいで、状態は結構良い方だと思います。
一見したら、プロがテスト中に使う真っ黒なプロストックのラケットみたいなので、ラケット好きの人から、
注目を浴びるであろうこの貴重なラケットを手に入れてテニス談議に華を咲かせてみてはいかがでしょうか?
一応使用品である事を十分にご理解・ご納得の上入札頂き、落札後のキャンセル・クレーム・返品は
かたくお断りします。