
DJ Khaled We the Best Forever DJキャレド
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DJカレード5th, R&B2位・Rap1位・POP5位を記録。自分はこれまでの作品はノーチェックだったんだけど、チャートに駆け上がっていたことと、あまりのゲストの顔ぶれに惹かれて拝聴。ただ、彼の過去作品をチェックしてみると、常にゲスト陣は豪華。なので、今後さかのぼって聴いてみようかなと。さらに、本作は2007年の2nd『We The Best』にインスパイアされた形でのリリースなのかな。
1. I'm On One (ft. Drake, Rick Ross & Lil Wayne)
2ndシングル、R&B・Rap1位、POP10位を記録。Drakeサウンド丸出し、艶やかに洗練されていて、それをうまく引き継ぐように展開されるリック、リルとかなりインパクトあるオープニング
2. Welcome To My Hood (ft. Rick Ross, Plies, Lil Wayne & T-Pain)
1stシングル、R&B30位・Rap14位・POP79位を記録。Tペインのオートチューンらしきヴォーカルに、張り付くプライスのヴォーカル。もう、ごちゃ混ぜ感におっかない男気溢れ、これぞ豪快なラップ技
3. Money (ft. Jeezy & Ludacris)
サウンドのダークさとシリアスさを破壊するように進行させるジェジーとリュダ、いっちょまえの荒技に無性にハッピー
4. I'm Thuggin (ft. Waka Flocka & Ace Hood)
ピアノ旋律がウリだけど、完全にワルのお祭りゆったりラップ。クセになるリフレインリフも、何気にうまく音にはまってしまうのが面白癖
5. It Aint Over Til It's Over (ft. Mary J. Blige, Fabolous & Jadakiss)
R&B52位を記録。数少ない女性参加とてメアリーが惹きになったのは言うまでもなく(完全にメアリーの曲みたいになってるクールR&B)、ラップ2人こそが客演って感じ
6. Legendary (ft. Chris Brown, Keisha Cole & Ne-Yo)
R&B100位を記録。メアリーに続けどキーシャが参加。だけどクリスのかなり抑えられたヴォーカルこそが旨み。ニーヨは後半の出番、なんだか勿体ないくらい埋もれちゃってるんだよね、いい味出してるけど。この曲が最もR&Bファンには要素いろいろつまみだしたくなるツボかも
7. Sleep When I'm Gone (ft. Busta Rhymes, Cee-Lo & The Game)
シーローのキリリ高らかヴォーカルはサビにはまり、バスタやゲームは大人しめ。アルバムの流れ的には控えめになってて良い流れでしょうか
8. Can't Stop (ft. Birdman & T-Pain)
Tペインのオートチューン健在、普通に違和感なく淡々進行も3分弱完
9. Future (ft. Ace Hood, Meek Mill, Wale, Vado & Big Sean)
どこまでも続く豪快なストロング、マイクを伝って平坦にラップ応酬。サウンドあってこそのパンチかな
10. My Life (ft. >Akon & B.O.B. )
エイコンもB.O.B. もそれぞれに新たなヴォーカル引き出し、アルバムで風変わりな曲調なので結構自然に楽しめる優しいR&B
11. A Million Lights (ft. Tyga, Cory Gunz, Mack Maine, Jae Millz & Kevin
Rudolf)
テクノ風、80年代エレクトロにも感じるサウンドに、個性あるラップを敷き詰めていく頭脳作
12. Welcome To My Hood (Remix) (ft. Ludacris, T-Pain, Busta Rhymes, Twista, Mavado, Birdman, Ace Hood, Fat Joe, Jadakiss, Bun B, The Game & Waka Flocka)
先行シングルのリミックスは、何とも11名のゲストが参加するという、福袋的な長尺7分。曲のイメージを相当に広げてくれる文句言えない豪快作
アルバムの流れも悪くないし、ゲストの個性も相当だし、DJカレードの信頼感たるもの相当だなぁと感じました。何よりアルバムの飽きが無いくらいにリピートしちゃうサウンドは、今の時代にかなりのフィット。今後も、彼には豪快なキャスティングで絶えず価値あるボリュームを創り続けてもらいたいですな。