■サイズ
フリー
・身丈 140cm
・身巾 145cm
・裄丈 65cm
■素材
綿 100%
■カラー
白
■原産国
日本製
柄や着色を一切していない白色ガーゼねまきとなります。
今まであるようで無かった製品の為、業者様には大変重宝して頂いています。
コスト重視の安価な白装束では無く、最期まで良い物を身に着けて旅立って頂きたいという方におすすめです。
故人の御見送り用品以外にも別の使用用途として、ご家庭でのナイトウェア、法曹業界の方の部屋着や舞台衣装としてもご使用頂いております。
快適な肌触りで吸汗性に富み、夏は爽やか、冬は大変暖かで健康的です。
すべて和晒を使用しており、繊維の風合いは柔らかでふっくら仕上がります。
柔らかな肌触りで体を優しく包みこみ、通気性に富みながらも保温性にも優れ、心地良い睡眠をサポート。
汗の多い方やエアコンで体の冷えが苦手な方にもおすすめです。
【ご使用について】
・生地の特性上洗濯後、若干の収縮があります。
白装束について
お亡くなられた方に着せたり、神事で神主、巫女、修験者などが着用する装束です。
故人に対して施される衣装。なお、昔には切腹する際の衣装(装束)も死に装束と称されました。
又、白無地衣装とすることから白装束(しろしょうぞく)とも称されます。なお、地域や宗派によって多少異なるこ事もあります。
日本においては、納棺(遺体を棺に納める)前の正装されるものでありますが、多くは仏式で巡礼者や修行僧の衣装であります。
これは、古くから葬儀は仏式で行われ、死者が浄土へ死出の旅または善光寺などへ巡礼することを想定して用意されたもので、死出の旅立ちを説かない浄土真宗では死に装束は施されていないようです。
死に装束は、昔は親族によって用意されていたが、現在では葬儀業者で用意されたものを使用することが多くなりました。
又、昨今では、故人に対し死に装束を施さずに浴衣・着物や故人が生前によく着用していた服を纏わせ、死に装束はご遺体の上におおう様、棺内に入れるだけであったりすることもあります。
尚、神道やキリスト教などでは特に死に装束に相当するものはないが、神道では神主に近い形の白い衣装もあります。
■泉州伝統の【和晒加工】■
本来木綿には、綿自体に脂質や不純物・色素が含まれおり、それらを取り除いて製錬・漂白した生地で、大きな釜で約28時間かけて炊き上げ(工場により差があり2~4日かけて処理)、綿本来の風合いを損なうことなく、柔らかくほっこりとした肌触りが特徴です。
■和晒と洋晒の違い■
●洋晒●現在一般に使用されている綿製品のほとんどが、自動精錬機(常時圧力をかけた釜を使用)にて約40分~長くても80分という短時間加工でテンション(張力)や熱、塩素系漂白剤にて加工されます。
出来上がった繊維は、圧力等により扁平上となり、柔軟剤や化学物質の添加された状態となります。
●和晒●
大きな釜で約28時間かけて炊き上げ(工場により差があり2~4日かけて処理)、ゆっくりと繊維の奥の奥まで不純物を取り除く為、出来上がった繊維は潰れることなく円形で綿製品本来の風合いを最大限に生かし、高い吸湿性・保温性を保ち、柔軟剤や化学物質のど余計な物は一切付いていない、安全でナチュラルな製品になります。
又、洋晒では、生地を晒した後のプリント工程の為に、生地の表面の毛羽(ケバ)はすべて焼いてしまいますが、和晒は、織りあがったそのままの状態の生地を使用するので毛羽はそのまま残っています。
この毛羽と、生地にストレスをかけない和晒の製法が重なり、吸水性や通気性の高い、ふんわりとした触感の和晒が出来上がります。
目には見えませんが、洗えば洗うほど毛羽が立って柔らかくなっていくのが体感できます。