佐賀県有田町周辺で、約400年前に誕生した有田焼。
そんな硬質で丈夫な有田焼から生まれた「有田焼竈門」は、料亭で出されるような炊きたてご飯を手軽に自宅で楽しめるご飯土鍋。
今回、耐熱陶土の開発から窯元主とともに懸命に開発し、商品化が実現しました。
有田焼の窯元で職人が1つひとつ手で成形。素焼き、釉薬掛け、本焼と、すべて手作業で造られています。
近年は土鍋で炊いたお米の美味しさを再現する炊飯器がヒットするなど、改めて注目が集まっている土鍋炊きご飯。
熱が伝わりにくく冷めにくいという土鍋の特徴は、実はお米を美味しく炊き上げるのにぴったりなんです。
熱の伝わりにくい土鍋を使用することで、ゆっくりと温めながらデンプンの甘みを引き出すことが可能。
冷めにくいという保温性の高さは適温での蒸らしにも活かされています。
一般的な土鍋よりも肉厚な造りの「有田焼竈門」。
熱の加わり方を計算し、厚みに変化をつけることで熱のまわりが均一になりやすい設計となっています。
じっくり温まった後に一気に周りから熱が入り込む構造で、お米を美味しく炊き上げます。
ガス炊きの場合は8〜20分のタイマーセットでOK。お好みの強さで。ただ、強い火力は早く炊けますが、吹きこぼれが激しいです。
「はじめちょろちょろなかぱっぱ」と言われるような火加減の調整も不要なため、失敗の心配もなく初心者さんでも安心です。
ご家庭のガスコンロやカセットコンロでも使用可能。 ガスコンロでお米を炊くときは弱火で約16〜20分で炊飯が完了します。
また、市販の釜飯の素で炊き込みご飯を楽しむことも可能。
食卓の上でも場所を取らず、土鍋ごと食卓に出せばおかわりのために席を立つ必要もありません。
一人暮らしの方や、たくさんの量は食べないけど美味しいお米が食べたい!というご夫婦にもピッタリ。
大きい鍋は場所を取るしなぁ…と諦めていた方のお悩みも解決できるコンパクトな設計となっています。
特徴的な色合いは江戸時代からもてはやされ、光源氏も愛したという「源氏ねず」を採用。
和・洋問わない幅広いテーブルコーディネートに合わせやすいモダンな色合いです。
インテリアとしてそのままキッチンにも置いておけるシンプルで美しいデザインを目指しました。
土鍋の内側には0.5合、1合のメモリつき。
その都度水を計る手間がなく、少量のご飯も安定して美味しく炊くことができます。
このメモリを目安に、ご自身で好みの水分量を見つけて炊き上げることも可能。
少量から炊くことができるため、おいしい炊き具合の研究も気軽に楽しんでみてくださいね。
土鍋ならではの楽しみでもある「おこげ」。
「有田焼竈門」の土鍋は、おこげのコントロールも思いのまま。香りでわかります。
有田焼竈門」の土鍋はセラミックのおひつとしても利用可能です。
ご飯が残ってもそのまま冷蔵庫に入れることができ、さらには土鍋ごとレンジにもかけられる優れもの。
多孔質の土鍋は器全体に熱が伝わるため、冷えたお米もふっくら炊き立てのように美味しくいただくことができます。
土鍋の蓋は肉厚でフラットな構造。
蓋を持ち上げる際に指をかける部分にはくぼみがあり、しっかりと握ることができます。土鍋内部にしっかりと圧をかけて、ご飯を美味しくしてくれます。
おかま土鍋:直径16cm、高さ8cm
・蓋:直径13cm、高さ2.5cm
特許庁出願済(商願2022-080139)、意匠登録出願済(意願2022‐019140)
注意 五徳が大きくて鍋が落ち込むときは金網を引いてその上にのせてご利用ください。