こちらの商品は書籍、サウンド&レコーディングマガジン 2019年12月号になります。
本の概要
■巻頭特集
Official髭男dism
『Traveler』のモダンな音像を形成する
巧緻極まるアレンジ&エンジニアリング
藤原聡(vo、p)、小笹大輔(g、cho)、楢﨑誠(b、sax、cho)、松浦匡希(ds、cho)から成るOfficial髭男dism。オフィシャルヒゲダンディズムと読んで“ヒゲダン"の愛称で親しまれる彼らは2012年に結成後、2015年にはラストラムからミニ・アルバム『ラブとピースは君の中』でインディー・デビュー。ソウルやディスコを昇華した作風で人気を博し、2018年のアルバム『エスカパレード』で全国区の支持を得るに至った。時期を同じくしてポニーキャニオンよりメジャー・デビューを果たし、この10月にはニュー・アルバム『Traveler』をリリース。持ち前の音楽性にエレクトロニクスも取り入れ、大胆にアップデートされた音像を呈している。「宿命」「イエスタデイ」といった楽曲では蔦谷好位置を、「Rowan」ではThe Anticipation Illicit Tsuboiをプロデューサーに迎えたものの、驚くべきは収録曲の大半をメンバーだけで編曲しており、その完成度が超一級であること。ライブ本数が多いので演奏力の高さはうなずけるが、アレンジ力もここまですごいとは……まずはフロントマンの藤原にインタビューを行い、『Traveler』の作編曲面を中心に解き明かしていこう。その後、エンジニア小森雅仁氏への取材を通して、アルバムの音響面に迫ってみたい。
■特集
現行9モデルを徹底チェック
至高の“1073系プリ+EQ"
1970年にコンソールWessex A88のモジュールとして誕生した、プリアンプ+EQのNEVE 1073。シルキーかつリッチな音響特性を持つ名機は、現在でもレコーディングで一線級の活躍を見せている。今回はそんな1073にインスパイアされたモデル、9機種の比較検証を実施。1073を愛用しているレコーディング・エンジニアの橋本まさし氏に、各モデルの持つ良さを語ってもらった。テクニカル・エンジニアの佐藤俊雄氏によるパーツ解説も必読!
[登場機種] ◎AURORA AUDIO GTQ2 Mark III
◎BAE AUDIO 1073
◎CHAMELEON LABS 7603 X-MOD
◎GOLDEN AGE PROJECT PREQ-73
◎HERITAGE AUDIO HA73EQ Elite
◎PHOENIX AUDIO Ascent Two EQ
◎RUPERT NEVE DESIGNS Shelford Channel
◎VINTECH AUDIO X73
◎WARM AUDIO WA73-EQ
■特別企画
CD/ストリーミング配信に両対応
万能マスタリング術
昨今、日本の音楽業界ではCDやストリーミング配信など媒体が多様化しているが、“マスタリングでの音作り"の軸足はどこに置かれているのだろうか。それを明らかにすべく、本企画ではまず立場の異なるプロのエンジニア2名による対談を実施。近年の“マスタリングの現状"について話し合ってもらった。後半では、この対談の中で見えてきた“CDとストリーミング配信の両方に通用するマスタリング"を行っていただく。サンレコ読者にはマスタリングまで自己完結するプロデューサー/エンジニアも多いため、今回は“イン・ザ・ボックス"に絞って解説してもらった。ぜひ自身のプロダクションの参考にしてほしい。
■Tour Report
宇都宮隆 TOUR 2019 Dragon The Carnival
宇都宮隆がTM NETWORKのボーカリストとしてデビューし、今年で35周年。この秋のソロ・ツアー・タイトルが発表されると、FANKS(TMファン)には驚きと期待の感情が伝播した。そのタイトルは“Tour 2019 Dragon The Carnival"。FANKSなら誰しもが気付くであろう、初期シングル曲「Dragon The Festival」のオマージュだ。サポートは土橋安騎夫(REBECCA)、浅倉大介(access)、nishi-kenのキーボード×3人体制に、北島健二(FENCE OF DEFENSE)のギターという布陣。ツアーの皮切りとなったEX THEATER ROPPONGI 公演の内容に少し踏み込みつつ、機材とともにレポートしていく。
■コンサート見聞録
◎DREAMS COME TRUE@福岡ヤフオク!ドーム
◎Suchmos@横浜スタジアム
■PEOPLE
◎アンダーワールド
◎UNICORN
◎怒髪天
状態は、裏表紙に折れ跡等見られますが破れや落丁等見られず観賞には問題ありません。
発送方法はゆうメール発送を予定しております。