【はじめに】
以下の目的のための購入をお断りしておきます。
・転売目的での購入。
・製品化して営利目的での販売。(法令違反となる場合があります。)
(放送局等、自社で使用するものは構いません。作成して出品するのは不可です。)
(営利目的と判明した場合、入金確認しても発送しません。)
最後に、取引に関してのお願いがありますので、必ず読んで下さい。
【出品内容】
「心地よい音」「感動しました」と評価の高い
ぺるけ式 トランジスタ式ミニワッター Part5 19V用 実装・調整済み基板一式です。
他にも
「こんなに高音質とは思っていませんでした」
「息子に持っていかれましたので、また購入します」
「これ最高です。今まで使用していたアンプと交換です。」
等の声を頂いています。
最近(2024/8)放送局関係の方から
「低域も高域もバランスよくきちんと出ていて、それが心地よさになっているのでしょうね。」
との評価を頂きました。
本基板は同時に出品している
『ぺるけ式 トランジスタ式ミニワッター Part5 19V用 プリント基板』
を使用して実装・調整したものです。
半導体類は特に厳選したものを使用しています。
従来のダイオード式バイアス回路では、ダイオードやトランジスタの
個体差により左右のアイドリング電流がばらついていました。
本基板は、『温度補償型の電圧可変バイアス回路』を搭載したものでアイドリング電流が安定しており
また半導体は高精度のペアを採用、出力トランジスタは高hFEのためか電源ON直後から大変心地良い音を聴かせてくれます。
ミニワッターの音をまだ聴いたことの無い方は感動されると思います。
はんだ付けの苦手な方も、この機会にご利用ください。
1セットずつ丁寧に作成・調整・試聴しています。
画像1~5は使い回しではなく、その都度撮影しています。
【使用部品等】
使用した半導体はすべて測定し特性の揃ったものを採用しています。
(左右で特性値がほぼ同じものを使用しています。)
・初段差動回路のFET
2SK209を採用。
(2SK170は廃番となり、ペアは入手不可能になっています。)
本基板ではドレイン電流2mA時のバイアス電圧(VGS)が0.5mV以内のものをペアとしています。
熱伝導性の高いシリコンゴムを間に挟んで熱結合し熱収縮チューブで固定しています。
・2SA950のhFEは左右とも296。
・次段増幅回路のTTA008Bは左右ともhFEが168のペア。
・出力トランジスタは
2SD2012はhFEが左右とも276。
2SB1375はhFEが左右とも276。
NPNとPNPのhFEは同じである必要はありません。
(NPNとPNPではhFEの分布が異なりますので同じにはなりません。)
ただし左右のNPN、PNPは揃えた方が良いとされています。(左右バランスの関係から)
hFEは180以上が望ましいとされています。これはhFEが高い方が音質に有利だからです。
今回はhFEが高めでNPNとPNPで同じ値のものがありましたので、これを採用しました。
・添付のケーブルを接続し、ACアダプタを接続すれば、即試聴できます。
DCオフセットは電源オンの30分後に0.0mVに調整しています。
(DCオフセット値は温度によって変動しますが、本基板では変動しても数mV以内に収まりますので、あまり神経質になる必要はありません。)
アイドリング電流は150mAにセットしています。
(電源ON時から数分後には150mA付近で安定します。)
・抵抗器
本基板ではチップ抵抗器(国産)を使用しています。
1/4Wの国産金属皮膜抵抗器が少しずつですが市場から姿を消しつつあり、価格も高騰しています。
このため本基板はチップ抵抗器(3216サイズ)も使用できるようにパターンを作成しました。
抵抗値のばらつきも少なく、音質的にも劣るところは全くありません。
基板に固定でき振動の影響を受けないのと、配線長が短くなるのも良いところだと思います。
※ボリュームを取り付ける場合はR1とR22を取り外すか、R1とR22の上部を切断して下さい。
(この抵抗は撤去しやすいようにチップ抵抗ではなくスルーホールの抵抗器を使用しています。)
【放熱器の効果】
ぺるけさんが「温度上昇とデバイス間の熱結合について」の項で次のように解説されています。
『トランジスタは温度が高いほどhFEが高くなるのでアンプとしての特性は良くなります。
本機では出力段トランジスタの温度上昇を計算にいれて設計してありますので2SA1359や出力段トランジスタの冷やし過ぎは禁物です。
周囲温度(室温)が25℃の時に、トランジスタの表面温度は60~70℃になります。
人の指にとっては触っていられないほど熱く感じますが、半導体にとってはそんなに高い温度でもありません。』
ミニワッター基板を購入し作成された方からの感想で、それでも発熱が気になる方が多いようでした。
確かにトランジスタが60~70℃になれば、良い換気をしないとケースも熱くなります。
そこで最初からhFEの高いトランジスタを使用すれば多少冷やしても良いのではないかと今回の放熱器仕様を作成してみました。
結果は良好で、室温27℃で放熱器の温度が約50℃付近で安定しました。
(ケースの穴加工は、基板直下に10mm径の穴21個、左右の放熱器上部に7mm径の穴各20個での例)
出力トランジスタのhFEは180以上あれば良いとされていますが、本基板ではhFEが276(25℃時)のものを採用しているので、温度が高くならなくてもhFEは充分高いため音質に問題はありません。
【お送りするもの】(画像2のもの)
・ぺるけ式 トランジスタ式ミニワッター Part5 19V用 の実装済み基板。
(基板サイズ 約95mm×140mm×38mm 放熱器を含む)
・ケーブル類(画像6 ケーブルの色は画像と異なる場合があります。)
1.音声入力ケーブル(AWG24)×2。(XHコネクタ付き。赤黒、白黒)
2.BassBoost設定ケーブル(AWG24)×2。(XHコネクタ付き。緑緑)
3.スピーカー出力ケーブル(AWG22)×2。(VHコネクタ付き。赤黒、白黒)
4.ACアダプタ用接続ケーブル(AWG22)×1。(VHコネクタ付き。黄黒)
画像とは色が異なる場合があります。
・ACアダプタ
添付しませんので秋月電子より購入して下さい。
(秋月通販コード 108433)
本品以外のACアダプタを使用した際の保証はできません。
【資料提供方法】
実装済み基板の資料はありませんが
部品番号をつけた回路図、基板説明、部品表、実装図等の資料を用意しています。
落札後の支払い手続き完了後に、資料の保管フォルダのURLを取引メッセージにてご連絡いたします。
これはGoogleドライブのフォルダでGoogleアカウントをお持ちであればどなたでもアクセスできます。
もしGoogleドライブにアクセスできない場合にはメールにて資料を送付致しますので
その際は取引ナビのメッセージでメールアドレスをご連絡下さい。
【著作権について】
ぺるけさんが「情熱の真空管」サイトで発表されている、すべての内容(文章、写真、回路図等)の
著作権は、すべて、ぺるけさんにあります。
私は、ユニバーサル基板よりは、簡単に作成できる「専用基板」という部品を提供するわけです。
(自動車でいえば、社外部品みたいなもの)
このプリント基板のアートワークは、私が考え作成したもので、私に著作権があります。
この専用基板に関する質問等は、私の方でお答えしますので
ぺるけさんのサイト等に質問しないようにお願いします。
【免責事項】
本基板は、誤った作成や使用を行うと火災や事故の原因となります。
初心者や回路図が読めないなど未経験の方はご遠慮下さい。
製作後、各部の電圧チェック、調整を行って下さい。
こちらでは接続機器の破損や事故、火災等の責任は負いかねますので、自己責任でお願いします。
【発送につきまして】
支払い手続き完了時刻が00:00~02:59は当日発送、
支払い手続き完了時刻が03:00~23:59は翌日発送になります。
【取引に関してのお願い】
支払い手続きや受取連絡等は、なるべく早くお願い致します。
これまでに、ほとんどの方が落札日の夜か翌朝には支払い手続きをして頂けたので
翌日の朝には、まとめて発送できています。
次のような方は取引をお断りします。
(落札者理由で削除し悪い評価をつけることになります。)
・落札後24時間以内に、支払い手続きを完了しない方
・商品到着後24時間以内に、受取連絡を行わない方
ご協力、宜しくお願い致します。