Antique 1800s’ Saphiretglass ribbonmotif rhinestone brooch
サフィレットガラスは1860年~1930年頃までチェコのヤブロネッツ地方で制作されたボヘミアンガラスの1種です。
角度によって繊細な表情を見せるブラウンとブルー、ピンクを混ぜたような独特な色味と輝きが特徴です。
サフィレットガラスはある一族によりその製法は門外不出とされ、唯一製法を知る一族が絶えてしまったために謎に包まれたままだという説があります。
有効な説としてはサフィレットガラスの特徴であるブルーともグリーンともブラウンともピンクとも取れる形容しがたい、
角度が変わり、光が当たるごとに独特のゆらめくような色味の変化の秘密はサファイア様のガラスにゴールドを配合しているからだと言われています。
金が制作過程に使われることで膨大なコストがかかることから制作されなくなったというのが最も有効な説でしょう。
特に1900年前後に作られたサフィレットガラスは味わい深いピンク色を呈している物が少なくないことが特徴とされています。
これは最も質のよいサフィレットガラスと考えられ、含有するゴールドの量が多いことに起因しています。
とはいえ、サフィレットガラスの詳しい製造方法は未だ解明されておらず、そのミステリアスで魅力ある色と輝きに魅せられるコレクターが後を絶ちません。
現代ではもう製造ができないガラスであるため、希少価値が高く、そのミステリアスさと希少性に惹かれる人々が世界中で後を絶ちません。
特に日本は世界的に見ても多くのサフィレットガラスコレクターが存在しているとされています。
1800年代後期頃のサフィレットガラス リボンモチーフアンティークブローチです。
あまりに繊細な色味の変質を見せる個体で写真では実物の色味の変化・変質を捉えるのが非常に難しいのですが、
淡く輝くブルーにややピンクがかった薄いブラウンが角度の変化や光の当たり方によってゆらめくように浮き上がり、上質な輝きを見せます。
美しい青色の蝶々、モルフォ蝶の翅を思わせるお色味です。
サフィレットガラスの写真での輝き・色味の変化はお伝えし辛い部分が大きいものの、写真のように自然光の状態でブローチを置いた状態ではややピンクがかった薄いブラウンカラーに見えますが、室内灯下で置いた状態ではブルーの方が強くお色味が出ます。
ガラスに光を当てて見ますと、ブルーカラーの方が強く出ます。
角度・状態・光の当たり方によってブルーが強く出るかピンクブラウンが強く出るかは環境下次第で大きな変化を見せる個体のようです。
サフィレットガラスの不思議な輝きに魅了される方にとりましては、環境下によって異なる色味の変化もまた楽しんで頂けるお品ではないかと存じます。
サフィレットガラスのアンティークジュエリーは様々市場に出回っておりますが、
リボンモチーフに揺れるサフィレットガラスというデザイン的にも女性らしい可憐な印象のお品です。
身につけて頂いても、コレクションとしてお手元でその輝きを愛でて頂きましてもご満足頂ける美しい逸品でありますことと存じます。
■サイズ:約3.5cm×2.3cm(※サフィレットガラスは直径 約1cm)
■状態
・ブローチ表面、ラインストーン部分に1ヶ所変色が見受けられます。
・ブローチ裏面、金属部分のくすみ・変色が全体的に見受けられます。
・アンティークという性質上、目視範囲外のスレ・小キズなどはあるものとお捉えください。
詳細は画像をご覧ください。
■発送方法につきまして商品の梱包サイズ等により、下記配送方法から当店にて選択のうえ
お届けいたします。
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