江戸後期、銀座常是鋳造による天保一分銀（裏桜入り・何某印入り）。
本品は墨書入りの「常是銀 包紙」（写真1番左）由来の個体です。
その包み紙から一枚出品致しました。包紙自体は付属しませんが、封包由来の個体であることを確認した上で入手しています。

桜小紋がくっきりと残り、縁の打刻痕や桜花文も非常に鮮明。
裏面には桜印と同時に何某印（職印と推測される）が見られ、鋳造・検査段階の特徴をよく伝えています。
側面には均一な打痕が複数認められ、江戸期の流通銀特有の“手打ち感”が残る一枚です。



【仕様】
・天保一分銀（銀座常是・裏桜・何某印入り）
・重量：8.57g（写真参照）
・長辺：約23.1mm
・厚み：約2.7mm
・桜小紋：明瞭
・側面打痕：複数確認
・状態：時代銀特有のスレ・小打ち・変色あり（画像参照）



【解説】
包紙由来であることが確認された一分銀は、市場流通数が極端に少なく、通常個体とは明確に評価が分かれます。
特に墨書入りの「常是銀 包紙」から出たことが確認できる個体は、
**江戸期の流通経路を辿れる“由緒付き銀”**として古銭界でも高く評価されています。

本個体のように、裏桜・何某印が明瞭に残る一分銀は出現頻度が非常に低く、
包紙由来とのダブルプレミアとしてコレクション価値が高い一枚です。



【補足】
専門的な鑑定は行っておりませんが、外観・重量・寸法等から当時の鋳造銀貨と判断しております。
状態は写真をよくご確認のうえ、ご入札ください。


（2025年 10月 8日 14時 08分 追加）
【天保一分銀／常是銀座／裏桜／両面逆桜打ち／江戸時代銀貨】
本品は江戸後期・銀座常是鋳造による正真正銘の天保一分銀です。
桜小紋・極印・打刻痕など、細部までしっかりと確認できる厳選個体。
コピー品・レプリカではなく、時代を経た本銀貨として安心してご検討ください。

近年は「裏桜打ち」「両面逆桜打ち」「包紙出土」など、
由来・打刻特徴付き個体の市場評価が急上昇中です。
特に封包由来個体は、江戸の鋳造・流通ルートを追える“証拠銀”として
上級コレクター間でも別格の人気を誇ります。

出品中の一分銀はすべて
白手袋撮影・重量計測済み／桜紋・刻印を明瞭確認済み。
古銭愛好家の方、銀貨コレクター、江戸史料研究目的にもおすすめの一枚です。

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※検索ヒット強化のため関連語を含みます

（2025年 10月 8日 21時 43分 追加）
※本品は江戸時代後期に実際に鋳造・流通した実物古銭（天保一分銀）です。
現代に製造された複製品・贋作・レプリカでは一切ございません。
画像はすべて現物を自ら撮影したものであり、
著作権・商標権など、第三者の権利を侵害する内容は含まれておりません。
安心してご検討ください。


（2025年 10月 10日 0時 06分 追加）
【サイズ計測と出品ポリシーに関するご案内】

※当方では、すべて mm（ミリ単位） にて計測しております。
※使用しているデジタルノギスは「mm表示」を確認のうえ撮影しております。
※「inch（インチ）」モードではありませんのでご安心ください。
※計測は慎重に行っておりますが、わずかな誤差（±0.1mm程度）が生じる場合がございます。

古銭・記念硬貨類は、すべて 実測値に基づくサイズ・重量・写真 を掲載しております。
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