書 名 錦繪寿語録
奥付表記 限定家蔵版復刻版画双六
蔵 版 唐澤富太郎
解 説 書 唐澤富太郎
和 紙 埼玉県小川町 手漉和紙
発 行 者 川畑耕二
発 行 日 昭和51年7月
総発行数 限定1,500部(出品本387)
定 価 9万円
サイズ(cm) 縦40×横30×厚み4
保 護 外箱はダンボール紙、本体は帙入り(ちついり)
こちらの双六18枚は、江戸期1枚、明治期14枚、時代不明3枚に作られた双六を、現代の印刷技術で原画を元に再度製版し、 手漉き和紙に印刷をした復刻版です。
当時の地本問屋 綱島亀吉・福田熊治郎・堤吉兵衛・長谷川寿美・近江屋甚吉・大橋堂などの名前が見られます。
大きさはバラバラで、 小さい物で縦48cm×横36cmから大きい物で縦100cm×横76cmあります。
復刻版で使われている紙は、1,300年の歴史がある埼玉県小川町の手漉和紙が使われています。
歴史・地理双六の「仏教双六」は、小川町の手漉和紙とは異なる紙が使われています。
もしかして「限定家蔵版復刻版画双六」では無いかもしれません。(画像10)
お座敷遊びの狐拳(きつねけん)を模した大変ユニークな双六が入っていますので紹介します。
明治35年(1902)に発行された『狐拳寿語録』です。(画像5)
絵は日清戦争や日露戦争物を多く手がけた五代目歌川国政が描いたものです。
双六盤は円形で右廻り、左廻りの二手に分かれてコマを進め出会うと狐拳で勝負を行いました。
絵はすべて稲荷社に関係した名所です。狐と庄屋と鉄砲を両手を使ってその姿を表し勝負します。
キツネ(両手を開いて両耳辺にあげる),庄屋(両手を膝(ひざ)上に置く),鉄砲(左手の拳を握って前に出し,右肘(ひじ)を張って鉄砲を撃つ構えをする)の三つの仕種があり,
狐は鉄砲に負け、庄屋は鉄砲に勝つが狐に負け、鉄砲は狐に勝つが庄屋に負けるというジャンケンの一種です。
コンディション
・画像では小さくて見にくいですが「小学教育運動双六」と「開化出生双六」の余白部に1.5cm程度の虫穴が見られます。(画像6)
・ 双六18枚は、きれいに折られ内箱に収まっています。(画像3)
・ 18枚はキレ、ヤブレ、色あせも無くきれいな状態です。
・ 1枚もの「版画双六目録」に、その双六の発行年がペンで記入されています。(画像4)
・ 唐澤富太郎が解説している草色の冊子は入っていますが、赤色の冊子は入っていません。
・ 発行時定価90,000円 限定1,500中/387
商品は、ダンボール製の外箱に紙で包み、おてがる配送宅急便サイズ80で送ります。
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